しまくとぅば単語帳

は、用例やメモ、音声などがあることを示しています

モ(48件)
モウキ シーミー
儲け清明。
メモ
日を選ばずいつでも供えることができる。
モー
芝。野原。
モー
藻。
モーアシビ
毛遊び。
用例
ンカシヤ モーアシビヲゥティ マジョーンナイシン マンドータン(昔は モーアシビ〔夜、若い男女が集落外れの野原で遊ぶこと〕をして 一緒になることも 多かった)。
メモ
夜、若い男女が集落外れの野原で遊ぶこと。
モーアシビー
毛遊び。
メモ
原っぱなどで若者が集まり歌などを歌い遊ぶこと。
モーアシビーングヮー
婚外子。私生児。
モーイ
踊り。
用例
モーイ ナラティカラ ニジューニンアマイナイン(踊りを 習ってから 20年余りになる)。 モーインジョージ(踊りも上手)。
モーイクヮンクヮン
バサバサ。
用例
カラジギーン モーイクヮンクヮンシ(髪もバサバサで)。
モーイハニ
賑やかに踊ること。
用例
チューヌ ボージャースージヤ モーイハニ ディキラシヨー(今日の 出産祝いは 賑やかに踊って 盛り上げてね)。
モーイワタ
胃。食品としての名。
モーイン
踊る。舞う。
用例
ンナシ カチャーシー モーイン(皆で カチャーシーを 踊る)。 否:モーラン(踊らない)希:モーイブサン(踊りたい)過:モータン(踊った)継:モートーン(踊っている)モーとーる(踊っている)。
モーウイ
マクワウリ。
モーガー
座喜味にある湧泉の名。
メモ
座喜味公園の西側にあり、藻が多いことからそう呼ばれたという。同公園はかつてはターブックヮ(田んぼ)であった。また、かつて旧暦5月のウマチーのとき、ウンサク(神酒)を作り、屋号コーチハンジャ(幸地波平)の椀に注いだが、使用後に椀をモーガーで洗ったことから、ウマチーガーとも呼ばれた。
モーガーラ
雑草の屋根。
メモ
庶民が亀甲墓を造ってはならない時代、墓を雑草で覆い隠していた。カーラは屋根瓦のことだが、ここでは単に屋根の意味で使われている。
モーキ
儲け。利益。賃金。
用例
モーキガーアラン タリーガール(利益はなく不足を補う分だけしかない)。モーキラヤカ アガネーリ(利益をあげることばかりに必死にならず倹約せよ)。
モーキ
儲け。
用例
チューヌ モーキヤ ジャッサー アタガ?(今日の 儲けは 幾ら あったねぇ?)。
モーキーン
儲〔もう〕ける。
用例
ハマティ ジン モーキーン(頑張って お金を 儲ける)。 モーキーネー、ヌチジヤー チュクイサ(儲けたら、貫木のある家を建てるよ)。 否:モーキラン(儲けない)希:モーキーブサン(儲けたい)過:モーキタン(儲けた)継:モーキトーン(儲けている)。
モーキサヌー
儲〔もう〕けの少ない人。
モーキジク
儲〔もう〕けずく。儲けるためのこと。
用例
モーキジク ヤルムンヌ ハジャキテー ナランサ(儲け仕事 なんだから 当たり損ねては いけない) 。
メモ
儲けることで仕事という意味もある。
モーキジューサン
儲〔もう〕けが多い。よく稼〔かせ〕ぐようす。
モーキジュク
儲〔もう〕けずく。儲けるためのこと。
モーキヤー
儲〔もう〕けの多い人。
用例
アマヌ チョーデーヤ タイ モーキヤーソーン(あそこの 兄弟は 2人 荒稼ぎをしている)。
メモ
荒稼ぎをしている人。
モーキラランヌー
儲〔もう〕けの少ない人。
モーキリクチ
儲ける術。
用例
モーキリクチンマンリ ジャッサル モーキトーラー ワカラン(儲けるコツがあって どれだけ 儲けているのか 分からない)。
モーキワジャ
儲け仕事。
モーキングヮ
本妻以外にできた子ども・隠し子。
用例
モーキングヮ ナティル ターニン ニランテーサヤー(隠し子 だから 誰にも 似てなかったんだね)。
メモ
類:カキヌミーングヮ(本妻以外にできた子ども・隠し子)・ヘージュリングヮ(本妻以外にできた子ども・隠し子)。
モークサ
藻。
モークサー
藻。
モークンドー
一悶着。
用例
モークンドーシェーン(一悶着あった)。
モーサー
ぼさぼさ頭。髪の毛が乱れていること。
モージューサー
イソヒヨドリ。
モーチャン
いらっしゃった。
用例
神様ヌ モーチ(神様がいらっしゃって)。
モートゥイ
ツグミ。
メモ
ヒヨドリにもモートゥイといった。
モートゥイ
ヒヨドリ。
用例
ナーンカイ モートゥイガ トゥリチョーン(庭に ヒヨドリが 飛んできている)。
メモ
ヒヨドリは秋に南西方向に移動する群れが見られ、目の下後方は茶色で、興奮すると頭の羽毛を逆立てる。
モートゥイヤーマ
ツグミをとる仕掛け。
メモ
モートゥイ(鳥の一種、ツグミ)をとる仕掛け。地面に籠〔かご〕をひもの付いた棒で立てかけ、米粒をまき、鳥が籠の下に入るとひもを引き捕まえた。
モーモー
宝貝。
用例
ウミカラ モーモー トゥティ チャーマ クビカジャイ チュクイン(海から 宝貝を 取って 来て 首飾りを 作る)。
モーモーウシグヮー
子牛。
モーモーウシグヮー
モーヤー
踊る人。
用例
アマヌ チョーデーヤ ユーモーヤーヤタン(あそこの 姉妹は 踊りが上手だった)。
メモ
踊りをしている人、踊りが上手の意味がある。
モーヤーティーヤー
踊りまくっている状態。踊り跳ねて。
用例
モーヤーティーヤー ウンナゲー ドゥーチュイシ モートール(踊りまくって こんなに長いこと 自分1人で 踊っているね)。
モーヤーティヤー
踊りまくっている状態。踊り跳ねて。
モーヤキ
野焼き。
モーヤバーヤ
家の中にある柱。
メモ
ムーヤバーイ、ムーヤバーヤと同義。柱を逆さに立てると家主は短命になるとの伝承あり。
モーラン
いない。
用例
マヤーナティモーラン(猫になっていなくなった)。
モーランナタン
いなくなった。
モーヲゥイ
マクワウリ・赤毛瓜。
モーヲゥイ
用例
モーヲゥイヤ ィエームンシン マーサン(赤瓜は 和え物にしても 美味しい)。
メモ
赤毛瓜はウリ科のきゅうりと同じ仲間で、沖縄では古くから栽培されてきた伝統野菜のひとつ。
モクネバル
木根原(喜名の小字)。
モクマオー
モクマオウ。木麻黄。
モモグヮー
桃ぐゎー・髪形の名前。
用例
チューヤ パーパーガ モモグヮー チュクティトゥラサヤー(今日は お婆さんが モモグヮー・髪型を桃の形に つくってあげようね)。
メモ
2月彼岸の4日目に、ニングヮチヒンガンボージャーということで、3歳児の髪を切る儀式があった。男児は頭のてっぺん部分を3本の指で隠せるぐらいの四角い形に残し、周囲の髪の毛はきれいに刈り上げた。その形が桃に似ていることからモモグヮーといわれていた。
yomikomi
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