しまくとぅば単語帳

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ン(126件)
ン(~ン)
~も。
用例
ナンクヮイ シミティン、ターン ナランタン(何回させても、誰も出来なかった)。
ンカースン
向かわせる。挑ませる。
用例
クンドー チューバーウシカラ ンカースン(今度は強い牛から挑ませる)。
ンガーンガー
赤子の泣き声を表す言葉。
用例
アマヲゥティ ンガーンガー ナチョーンドー(あそこで赤子が泣いているよ)。
ンカイン
向かう。敵対する。逆らう。
用例
アガリンカイ ンカティ イチュタン(東に向かって行った)。
イャーヤ ウヤンカイ ンカイルバーイ(お前は親に逆らうのか)。
否:ンカラン(向かわない)希:ンカイブサン(向かいたい)過:ンカタン(向かった)継:ンカトーン(向かっている)。
ンカシ
昔。
用例
ンカシヤ、ユル ナイネー マックラシンシ、ムヌン ミーランタン(昔は、夜になると真っ暗闇で何も見えなかった)。
ンカジ
ムカデ。
用例
ゥンマンカイ ンカジヌ ヲゥタシガ、マーカイ ヒンギティ ゥンジャガヤー(そこにムカデがいたが、どこに逃げて行ったのかな)。
メモ
音:ンカジャー。
ンカシガー
昔井戸。儀間の井泉の名称。
ンカジャー
ムカデ。
用例
ンカジャー ヒサヤ、イクチガ アラー ワカラン(ムカデの足は、何本あるのか分からない)。
メモ
類:ンカジ。
ンガター
私たち。我々。
用例
ンガター ウスメー(うちのお爺さん)。
メモ
音1:アガター・イガター。→アガター。
ンキ(~ンキ)
~に。
用例
クマンキ(ここに)。
ンギ
とげ。
メモ
音1:ンジ。
ンクー
赤子をあやすときの言葉。
用例
ンクー ンクー ワッター カナシ ボージャー(ンクーンクー私の可愛い赤ちゃんよ)。
ンケーイジラ
顔を合わせた途端。
用例
ンケーイジラ タルムン ヌラインナー(顔を合わすなり叱るのか)。
ンケーイン
迎える。
用例
ンナシ アッピーガ ケーティ チューシ ンケーイン(皆で兄さんが帰って来るのを迎える)。
ンケーノーシ
迎え直し・遥拝。
用例
トゥーサンカイヤ イチーサングトゥ、ンケーノーシ スン(遠くへは行けないから遙拝する)。
メモ
現場まで行って拝むことができない時に、その場所に向かって遠くから拝むこと。
ンジ
とげ。魚の小骨。草木等の棘。
用例
ワランチャーンカイ イユ カマシーネー、ンジェー キー チキリヨー(子どもたちに魚を食べさせる時には、トゲには気をつけなさいよ)。
ンジ
ねえ。ほら。
用例
ンジ、チューヤ ガッコー ヤスミ ヤンナー?(ねえ、今日は学校休みなの?)。
ンジ ウミンジヨ(ほら、海でね)。
メモ
問いかけの言葉。
ンジ(~ンジ)
~で。~に。
用例
ヤーンジ ニントーケー(お家で寝ておきなさい)。
メモ
→~トーティ。動作の行われる場所を示す。
ンジーヨー
見方。見様。
用例
ンジーヨーヌ カワレー、チュン カワティ ミーサ(見方を変えれば、人も変わって見えるさ)。
ンシェーン(~ンシェーン)
~られる。お~になる。
用例
イン シェータン(おっしゃられた)。
ンジミーヤー
とげのある植物。
用例
マーオーファーンカイ ンジミーヤーガ アセー(ハルノノゲシに棘のあるものがあるでしょう)。
ンジャ
下人。
用例
ンジャヌ クサカヤー(下男の草刈り人)。
ンジャーリ
どっさり。たくさん。
用例
アマンカイ、ンジャーリ クサ マジデーン(あそこに、どっさり草を積んである)。
メモ
→ウホーク。
ンジャグチ
厳しい物言い。
ンジャサン
苦い。
用例
ウヌ フーチバーヤ イッペー ンジャサン(そのヨモギはとても苦い)。
ンジャジル
にがり。苦汁。
メモ
泡瀬の商人が持ってくる塩やにがりと大豆を交換した。
ンジャックヮ
下男。下人。
用例
ワンネー ナゲー ンジャックヮトゥシ ハタラチャン(私は長いこと下男として働いた)。
メモ
→ジニン。
ンジャックヮ アチカイ
下男扱い。
ンジャトー
地名(北谷村〔現嘉手納町〕野里)。
ンジャナ
植物名。ホソバワダン。
ンジャナ
メモ
類:ヤマンジャナ・ンジャナバー。
山に自生していたので栽培することはなかった。子どもの腹の虫下しに煎じて飲ませた。薬草。
ンジャナバー
植物名。ホソバワダン。
ンジャナバー
用例
ンジャナバートゥ トーフトゥ イェーイン(苦菜と豆腐を和える)。
メモ
→ンジャナ。
ンジャブチカラブチ
苦くて辛い汁。
用例
ンジャブチカラブチディチ、サングヮチサンニチーニ カムタン(ンジャブチカラブチといって3月3日に食べた)。
メモ
旧3月3日に貝や苦菜、ヨモギを汁にして食べた。
ンジャリムン
横着者。厄介なもの。乱暴者。
用例
チャクシヌ ンジャリムン ナティ、ウヤヤ チャー ナチ クラチョーン(長男がどうしようもない奴で、親はいつも泣いて暮らしている)。
ンジャリムン ナティ イーシン チカン(横着者で言うことも聞かない)。
ンジャンジャートゥ
遠慮なしに。相手かまわずに。
用例
ンジャンジャートゥ ウシケーラチェーサ(遠慮なしに押し倒してあるさ)。
メモ
何も考えずに無作法なことをした時に使う。
ンジャンジャートゥ
遠慮なしに。相手かまわずに。
用例
ンジャンジャートゥ ウシケーラチェーサ(遠慮なしに押し倒してあるさ)。
メモ
何も考えずに無作法なことをした時に使う。
ンジュ
溝。
用例
ンジュグヮー サレーティ、ミジ ナガリヤシク シチャン(溝をさらって、水を流れやすくした)。
ウーアミ フティ ンジュン アンリトーン(大雨が降って、溝もあふれている)。
メモ
音1:ンズ。
ンジュグンボー
植物名。ギシギシ。
用例
ンジュグンボーヤ カマリンディ(ギシギシは食べられるそうだ)。
ンジュバタバル
{溝端原}。楚辺の小字。
ンジュワーチャー
農具名。畝をつくる道具。
ンジュン
見る。
用例
アガリカラー ユー ミーグトゥ、アマヲゥティ ンジュン(東側からは良く見えるから、あそこで見る)。
否:ンラン(見ない)希:ンジーブサン(見たい)過:ンチャン(見た)継:ンチョーン(見ている)。
ンス
味噌。
用例
ナー ユークル、ンスン ネーラン ナトーンドー(もうそろそろ、味噌も無くなっているよ)。
メモ
音:ミス・ンス・ンース。
ンズ
溝。
メモ
音1:ンジュ。
ンスガーミ
味噌甕〔みそがめ〕。味噌を保管する甕。
用例
テーゲーヌ ヤーヤ クチャンカイ ンスガーミ ウチェータン(大概の家では、裏座に味噌甕を置いていた)。
メモ
以前は醤油や味噌は各家庭で作っていた。
ンスクェームーカー
昆虫名。ケラ。
用例
ンスクェームーカーヤ、ハル カジーネー トゥンジティクールバー(ケラは畑を耕すと、飛び出してくるんだよ)。
メモ
類:ヒージャークェー・ヒージャーチヌクェー・ヒージャーベーベー・ヒージャーグェー。
ンスナバー
植物名。フダンソウ。
ンスナバー
用例
ンスナバーガ ユカトーグトゥ、ジューシー チュクティ カマナ(ふだん草がよくできているから、雑炊を作って食べよう)。
メモ
音1:ニスナバー。音2:ミシナバー・ンシナバー。
ンスナバージューシー
フダンソウの雑炊。
用例
メーナチ、ンスナバージューシービカーン カマサッティ ニリトーサ(毎日、ンスナバージューシーばっかり食べさせられて飽きている)。
ンスナバーシル
フダンソウの汁。
用例
サーターシーネー、トーフトゥ アンダカシー イッティ ンスナバージル チュクイタン(製糖期には、豆腐とアンダカシーを入れてフダンソウの汁を作った)。
ンスマーミ
味噌豆。味噌を作る豆。
ンスヤーマ
穀物粉砕機。
メモ
味噌を造る時に大豆を粉砕するのに使った。
ンダ
どれ。
用例
ンダ、ワンガ シッンーダ(どれ、私がやってみよう)。
メモ
類:ダー。
ンダスン
濡らす。
用例
ンダチャクトゥ(濡らしたので)。
メモ
音1:ンラスン。
ンダヒャー
さあ、おい。
ンダンダ
どれどれ。
用例
トートー、ンダンダ(さあさあ、どれどれ)。
ンチャ
土。
用例
ハルンカイ ンチャ イリーン(畑に土を入れる)。
メモ
音1:ンーチャ。→アカンチャー。
ンチャ
そういえば。そうだ。
用例
ンチャ、アン イラッタレー ナマネー ワカタン(そうだ、そう言われたら、今度こそ分かった)。
ンチャ、ヤサヤー(そういえば、そうだね)。
ナー ンチャ(もう本当に)。
メモ
なるほどと思った時などに発する。
ンチャグェー
土肥。
ンチャクナーサー
土を足で踏みつけながら捏ねる人。
ンチャナー
それはもう。
用例
ンチャナー カナーン(それはもうかなわない)。
ンチャナー ジンムチン ヤイ(それはもう金持ちでもあり)。
ンチャバチャー
土蜂。
用例
アガリスバーンカイ ンチャバチャー シーガ アン(東側に土蜂の巣がある)。
メモ
類:ンチャブーブー。
ンチャバチャーが家や墓に巣を作ると厄とされた。
ンチャビ
打ち紙を焚くこと。それを焚く行事。
用例
ンチャビ アンジュン(紙銭を焚く)。
メモ
類:カビアンジ ウチカビ参照。
読谷では一般にカビアンジというが、士族の流れをくむ家ではンチャビといった。紙銭。春秋の彼岸に焚く銭型を打った紙。御紙の意。また、その行事。彼岸祭。また彼岸にウチカビを炙ることから、彼岸そのものを指して言うところもある。
ンチャブーブー
ハチの一種。土蜂。
メモ
→ンチャバチャー。
ンチャブク
土の塊〔かたまり〕。
メモ
類:ンチャムルシ。
ンチャブッター
土だらけ。
用例
フカヲゥティ アシブグトゥ ンチャブッター ソーサ(外で遊ぶから、土だらけだ)。
ンチャムルシ
土の塊〔かたまり〕。
メモ
類:ンチャブク。
ンチャルウビ
見覚え。
用例
イャーヤ ンチャルウビ ヤシガ ター ヤタガヤー?(お前は見覚えがあるが、誰だったかねぇ?)。
ンチュ
一昨年。おととし。
用例
ワッターガ、マジョーン アシビーガ ゥンジャシェー、ンチュル ヤタル(私たちが、一緒に遊びに行ったのは、一昨年だよ)。
ンチュヌミー
三年忌。
メモ
類:サンニンチ、ンチュヌユニー、ンチュヌヰヌイ。
ンチュヌミーサ
後生の正月。人が亡くなって2か年目の旧1月16日に行われる法事。
メモ
ンチュヌミーサには餅とおかず(肉・豆腐・山芋等)の重箱をチュクン(2組)準備し、墓参りに行った。地域によって多少の違いはあるが、墓前には重箱と一緒に線香(15本)、花米、お茶、水、酒、打ち紙を供えて拝んだ。
ンチュヌヰヌイ
三年忌。
用例
ウヌヘーサ ンチュヌヰヌイン ナインナー?(そんなに早く三年忌にもなるねぇ?)。
メモ
類:ンチュヌミー。
ンチュヌユニー
三年忌。
メモ
類:ンチュヌミー。
ンナ
魚介名。巻き貝。貝。
メモ
音:ンナグヮー・ンーナ・ンーナグヮー。
ンナ
皆。
用例
ウヌ ハナシーヤ、ンナ ユー チキヨーヤー(その話は、皆よく聞きなさいよ)。
ンナアガチ
足掻いても前に進まないこと。無駄なあがき。
用例
イャーヤ イチマディ タッチン、ンナアガチビカーンナー(お前はいつまで経っても、前に進まないの?)。
ンナシルー
具のない汁。
用例
モーキヌ イキラサヌ、メーナチ ンナシルービカーン カマサットーン(稼ぎが少なくて、毎日、具のない汁だけ食べさせられている)。
メモ
類:サーシルー・サビジル。
ンナッサ
皆。
用例
ンナッサ マジョン ワン ウーティ クーヨーワ(皆 一緒に私を追って来なさい)。
ンナティ
何も持っていない状態。手ぶら。
用例
ンナティシェー イカラン(手ぶらでは行けない)。
ンナディー
何も持っていない状態。手ぶら。
ンナトゥ
港。
用例
スーガ ケーティチューシ、ンナトゥヲゥティ マッチョーチュン(お父さんが帰ってくるのを、港で待っておく)。
ンナトゥーグヮー
鮫〔サメ〕の一種。
メモ
類:ユービヌックヮー・ユービヌクヮー・フカ・サバ。
ンナトゥバル
長浜の地名、拝所名。
メモ
類:ホートゥヌヤー。
恩納村宇加地にある、ニライカナイの神に豊作と、海の幸の豊漁をお願いをする所。ホートゥヌヤーとも呼ばれる場所。
ンナナンジ
無駄な難儀。骨折り損。
用例
ンナナンジビーカン シミラッティ、ニリトーッサー(無駄な難儀ばかりさせられて、嫌になっているよ)。
ンナブー
雑役。
ンナマッチ
手持ち無沙汰。待ちぼうけ。むなしく待つこと。
用例
ウンナゲー ンナマッチ シミーグトゥ、ニリティ ケーティ ハイタン(そんなに長いこと待たすから、飽きて帰って行った)。
メモ
約束の時間にかなり遅れて人を待たすときに使う。
ンナムギ
小麦。
用例
ンナムギシ チュクイル ポーポーヤ、イッペー カバハタン(小麦で作るポーポーは、とても香ばしかった)。
メモ
音1:ンナムジ。
小麦は9月頃に種をまき、翌年3月頃に収穫した。刈り取った小麦をクルマンボー(長短2本の棒で豆などを脱穀する道具)で脱穀し、叺〔かます〕などに入れて貯蔵した。小麦粉はポーポーや天ぷらに使った。
ンナムジ
小麦。
用例
ンカシェー ンナムジヤ イーハンメー ヤタン(昔は小麦は貴重な食料だった)。
メモ
音1:ンナムギ。
ンナムルイ
空戻り。無駄足。収穫がないこと。
用例
イッターヤ ウンナゲー カカティ、ンナムルイル ソーンナー?(君たちはそんなに長いことかかって、無駄足を踏んだの?)。
ンナムン
空っぽ。何も入ってないもの。
用例
イャーガ ムッチ チャシェー ンナムンル ヤタル(君が持って来たのは空っぽだったよ)。
ビントーヤ ンナムンナティ(弁当は空っぽになって)。
メモ
→カラ。
ンナヤー
空き家。
用例
ヤーニンジュ ムル ヲゥランナティ ンナヤー ナトーン(家族全員亡くなって、空き家になっている)。
ンナヤシチ
空き屋敷。
用例
ンナヤシチ ナティ、ンジュル チュン ヲゥラン アリハティトーン(空き屋敷になって、管理する人もなく、荒れ果てている)。
ンナヰー
空座り。何もしないで座っている様。
用例
ンナヰー スシヤカ ティー イジカシェー(空座りするより、手を動かしなさい)。
ンナルー
何も持っていない状態。手ぶら。
用例
ヌー ムッチ チョーガヤーディ ウムレー、ンナルール チョーサ(何を持って来たのかと思ったら、手ぶらで来ているさ)。
ンナワタ
空腹。空きっ腹。
用例
ンナワタカイ サケー ヌムナヨー(空腹に酒は飲むなよ)。
メモ
→カラワタ。
ンニ
胸。
用例
ンニンカイ、キーヌファーガ タックヮトーン(胸に木の葉がくっついている)。
メモ
類:ンニバイ・ンーニ。
ンニアギ
棟上げ。
ンニウチ
胸のうち。胸中。
用例
ヌーガラ シワグトゥヌアラー、ンニウチ アカスシェー マシ ヤサ(何か心配事があるなら、胸中を明かした方が良いよ)。
ンニギー
胸毛。
用例
ゥンマガンカイ、ンニギー ヒッパラッティ、アカローサ(孫に、胸毛を引っ張られて、赤くしているさ)。
ンニグチ
みぞおち。
用例
ンニグチ カミラリーンネー シ ヤムン(みぞおちを突かれるように痛い)。
ンニバイ
①胸。胸の盛り上がった部分。②胸を張る様。
用例
①ンニバイ スグラッティ デージ ヤサ(胸を叩かれて大変だ)。
②ンニバイ ソーンドー(胸張って歩いているよ)。
メモ
音2:ンニブックヮ。
ンニヒジュルサン
ぞっとする。
用例
アチネー スンディ、ウッサヌ ジン カティ ンニヒジュルサルアル(商売をするために、そんな大金を借りてぞっとするよ)。
ンニブックヮ
男性の胸の盛り上がったところ。
用例
ンニブックヮ チカッティ ヨーミ イッチョーッサー(胸をつかれて弱っているなあ)。
メモ
音2:ンニバイ。
ンヌ
蓑〔みの〕。乾燥させた棕櫚などを編んで、体を覆うように作った雨具。
用例
アミフイネー ンヌ カンジュタン(雨降りには蓑をかぶった)。
ンヌ カンティ イケー(蓑を被っていきなさい)。
ンヌワタ
食品名。牛の胃のひとつ。ミノ。
ンパ
嫌。拒否すること。
用例
ンパディチン、サントー ナランヌーン アイル スル(嫌と言っても、やらなくちゃいけないこともあるんだよ)。
ンパリ イユン(嫌だという)。
メモ
類:ハニーン。
ンパー(~ンパー)
~したがらないこと。
用例
ヤーヌウチカイ イラーパー スン(家の中に入りたがらない)。
アシビーガ イカンパー スン(遊びに行きたがらない)。
ハナシー サンパー ソーン(話したがらない)。
ンバガミガー
地名。カーの名。
ンパンパ
いやいや。
用例
ンパンパ シーガーチー、アトー マジョーン ゥンジティ ハイタン(嫌々しながら、後は一緒に出て行った)。
ンラスン
濡らす。
用例
アミ フトールムン ゥンマンカイ ウッチャン ナギティ ンラスンナー(雨が降っているのに、そこに置きっぱなしにして濡らすのか)。
否:ンラサン(濡らさない)希:ンラシーブサン(濡らしたい)過:ンラチャン(濡らした)継:ンラチョーン(濡らしている)。
メモ
音1:ンダスン。対:カーカスン(乾かす)。
ンランフーナー
見ないふり。
用例
ミチ イチャティ、ンランフーナーヤ ナランサ(道で出会って、見ないふりはできないさ)。
ンリーン
濡れる。
用例
アミ フイギサー ヤルムンヌ、ヤーンカイ イランネー ンリーンドー(雨が降りそうなのに、家に入らないと濡れるよ)。
否:ンリラン()過:ンリタン()継:()。
メモ
類:シッタイン・ヒッタイン。対:カーキーン(乾く)。
ンリグヮタグヮタ
ずぶ濡れになっている様。
用例
ンリグヮタグヮ ソーグトゥ、ウヌママー ヤーヌウチカイヤ インナヨー(ずぶ濡れだから、そのまま家の中に入るなよ)。
メモ
→シップートゥ。
ンリパタパタ
ずぶ濡れ。ずぶ濡れになっている様。
用例
アンスカ ンリパタパタ シ、マーヲゥティ アシドータガ?(そんなにずぶ濡れになって、どこで遊んでいたの?)。
メモ
→シップートゥ。
ンルカタン ネーラン
見るに値しない・昔の面影が全くない。
用例
ワカサイネー アンシ ヨーガリトータルムンヌ、ナマー ナー ンルカタン ネーラン(若い時にはあんなに痩せていたのに、今ではもう昔の面影は全くない)。
ンルサン
行動が鈍い。遅い。
用例
ウッターヤ、ヌー ワジャ シミティン ンルサン(彼らは、何の仕事をさせても遅い)。
メモ
類:ウスサン・シールルハン・シーンルサン・ティーニーサン・ニーサン・ニーハン。
ンージ
とげ。魚の小骨。
メモ
類:グジ・ンギ・ンージ。
ンージャ
下男。
メモ
→ジニン。
ンージュ
溝。
メモ
音:ンジュ・ンズ。
ンージュン
見る。
メモ
音:ンジュン。
ンージュン(~ンージュン)
~てみる。
用例
ハナシー シンージュン(話をしてみる)。カチンージュン(書いてみる)。
メモ
音1:~ンジュン。
ンース
味噌。
メモ
類:ミス・ヰンス・ンス。
ンーダンミー
見ないふりで見る。
用例
ンーダンミー ソーニ(見ないふりして見ている時に)。
ンーチャ
土。
メモ
音1:ンチャ。→アカンチャー。
ンーナ
魚介名。貝。
用例
ウミカイ イケーカラー、チャッサ ヤティン ンーナヤ トゥラリータン(海に行けば、幾らでも貝が取れた)。
メモ
音1:ンナ・ンナグヮー・ンーナグヮー。
ンーナシル
具のない汁。
メモ
音2:サーシルー・ンナシルー。
ンーナンーナ
セミの鳴き声。
メモ
類:ジーワジーワ・チーンチーンー・ヲゥーワヲゥーワ。
ンーニ
胸。
メモ
音2:ンニ・ンニバイ。
ンーンンー
いや。
用例
ンーンンー、ワンネー イカナシン ガッティノーサン(いや、私は絶対に 納得しない)。
yomikomi
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