しまくとぅば単語帳
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シ(962件)
して。
シー
隠れ家。仲間の集まり所。子どもの秘密基地。
用例
アマンカイ シーグヮー チュクテーンドー(あそこに隠れ家をつくってあるよ)。
シー
岩。
用例
アマナカイ ジャッピナーヌ シーガ アン(あそこに 大きな 岩が ある)。
シー
高い木の上につくった櫓〔やぐら〕。
メモ
ヤックヮグヮーともいう。タマガイ(人魂)を見るために、高い木の上に遠くを望めるように築いた望楼。
旧暦8月10日から15日ごろまでの間に、方々に現れる人魂や、怪しい音などの、いろいろな奇怪を見聞するために作る。小は二、三人のすわれるものから、大は十数人も入れるものまで作られた。
シー
借金。
用例
シーヌアラー ヘーク モーキティ ケーシヨー(借金があるなら 早く 儲けて 返しなさいよ)。
シー
酢。
メモ
ンムンサクや(アマガシは)、少し シーヌカカリワル(発酵したら)美味しいと言っていた。
シー
精。精気。魂。
メモ
シー(魂)を取る。
シー
巣。
用例
ハチャーヌ シー ガアグトゥ キーチキリヨー(ハチの巣があるから 気をつけなさいよ)。
クミラーリヨ、タームラーヌ ミーンジ シーグヮー チュクトーンヨー、ナマ(バンという鳥がね、田芋田の中に巣をつくっているよ、今)。トゥイヌ シー(鳥の巣)。
シー
末。終わり。
用例
シーヌ ニバン(最後から二番目)。
ジー
地。土地。
用例
ジーコーイン(土地を買う)。
ジー
洞。
用例
ダテーンジーフギトール(大きな洞のある木)。ジーヌ ナーカ(洞の中)。
ジー クヮークヮー スン
地面を食おう食おうする。
用例
ジー クヮークヮー シ アッチ(背中が曲がって地面を食べそうなさまで歩いて)。
メモ
ジーは地面、クヮークヮーは食おう食おう。背中が曲がった年寄りの顔が地面につきそうなさまを揶揄〔やゆ〕した句。
ジーアテー
地当たり。
用例
ニーッチュガ ジーアテー(根人〔字の発祥となる家〕が〔その〕地の当番)。
ジーアンダ
骨髄〔こつずい〕中の液体。
シーイッペー
精一杯。
用例
シーイッペー ハタラチ ワランチャー スダティーン(精一杯 働いて 子どもたちを 育てる)。
シーイン
添える・おまけする。
用例
ワンネー チャー ティーチナーヤ シーインドー(私は いつも ひとつずつは おまけするよ).
過:シータン(おまけした)否:シーラン(おまけしない)希:シーブサン(おまけしたい)継:シートーン(おまけしている)。
メモ
類:イリシーン(おまけする)。
シーウシ
闘牛大会で最後に戦う強い牛。
用例
クンドー シーウシ アタトーン(今度は 闘牛大会で取組最後の牛に 選ばれた)。
メモ
シー(末、最後)。
ジーウタイマカネー
地謡賄い。
用例
ムラアシビメーニ ジーウタイマカネーディチ ナマタマグ ゥンジャスタン(村芝居のまえに 地謡賄いといって 生卵が 出された)。
ジーウチジーファー
簪の一種。
メモ
庶民は明治後期からジーウチジーファーを差した。平民が用いた真鍮の簪のことか。
ジーウテー
地謡。
用例
ジーウテーシンカン マジョーン チャーン ウサガミソーレー(地謡の人たちも 一緒に お茶でも どうぞ召し上がってください)。
ジーウテーニンジュ
地謡人衆。
メモ
ムラアシビで歌三線の地謡を担当する人たち。
シーウワイン
やり終える。
用例
ンナガ カシースグトゥ ヤガティ シーウワイン(皆が 加勢するから やがて やり終える)。
過:シーウワタン(やり終えた)否:シーウワラン(やり終えない)希:シーウワイブサン(やり終えたい)継:シーウワトーン(やり終えている)。
メモ
類:トゥジュミーン(やり終える)・シートゥジュミーン(やり終える)。
ジーカジ
聞き分け。もの分かり。
用例
ジーカジ チカン(聞き分けがない)。
シーカジャ
腐った匂い。
用例
ウヌトーホー シーカジャシ カマランシガ(その豆腐は 腐った匂いがして 食べられないよ)。
ジーガシラ
製糖期に組織されたサーター組の頭。
メモ
地+頭。
30丁~15丁ほど作れる農家で荷馬車や圧搾に使う馬を提供できる家が当たった。地+頭。
ジーガシラが中心となって、2番ジー、3番ジーと少量の砂糖を作るジーグヮーらを毎年クジ引きで組み分けた。2番ジー、3番ジーは馬1頭を提供した。ウージニンジュの中でキビを多く持っているのが頭になり、馬2頭と人夫2人を提供した。
ジーガネー
土地代。貸地代。借地料。
用例
メーニン ジーガネーヤ アガイルスル(毎年 土地代は 上がるんだよ)。
シーグ
小刀。
用例
アカングヮガ ナチーネー マックヮバヌンカイ シーグ ウチョーケー(赤ちゃんが 泣いたら 枕元に 小刀を 置いておきなさい)。
メモ
病人や妊婦・乳児の枕元にサンの代わりに鋏や左縄を置いて魔除けにした。座喜味ではカーウリーに鎌やシーグを魔除けとして持って行った。
ジーグイ
文句・愚痴。
用例
シクチシーガーチー ジーグイシーネー ドゥーヤマスンドー(仕事をしながら 愚痴を言っていると 怪我するよ)。
ジーグイハーグイ
文句ばかり言っているさま。
用例
ムヌアビラセー ジーグイハーグイビカーンシ(口を開けば 文句ばかり言って)。
シークイメークイ
ふらついて人前に出る事。
用例
シークイメークイシ チュヌメーカイヰジーネー ミーワクスン(ふらつきながら 人前に出て行くと 迷惑だ)。
ジーグェー
【民具】農具のひとつ。犂〔すき〕。
メモ
牛馬にひかせる犂。かたいサトウキビの根をおこした。
ジークミ
地組・地割。
メモ
百姓地は12年ごとにジークミされ、耕作地が割り振られた。
ジーグヤー
愚痴っぽい人。
用例
ジーグヤートー ハナシーンナラン(愚痴っぽい人とは 話もできない)。
シーグヮー
隠れ家。
メモ
仲間の集まり所。馴染みの飲み屋。子どもの秘密基地。
ジーグヮー
地+グヮー。
メモ
サーター組のなかで7丁以下(少量)の黒糖製造量の農家の呼称。
→ジーガシラ。
シークヮーサー
【植物】柑橘〔かんきつ〕類。ヒラミレモン。
メモ
芭蕉布〔ばしょうふ〕をさらし、色艶をよくするのに用いた。ウークイの供え物にした。未熟果は食酢代用または芭蕉布の洗濯に使った。
シークン
抗議する・詰め寄る。
用例
ウレー ガッティンナラングトゥ シークンシワルヤル(それは 合点がいかないから 抗議しなくちゃいけない)。
メモ
類:シーチュン(抗議する・詰め寄る)。
シーケー
小競り合い。
用例
シーケー ジューサヌ ヲゥタトーサ(小競り合いが きつくて 疲れた)。
メモ
類:シーチェー(小競り合い)・シーチェーバーエー(小競り合い)。
ジーケー
田の上から飛ぶ尾の赤い鳥。
シーケースン
やり返す・やり直す。
用例
アンシェー チモーヒガングトゥ シーケースン(それでは 納得がいかないから やり直す)。
メモ
類:シーノースン(やり直す)。
シーコーウイ
西瓜。スイカ。
シーコーヲゥイ
西瓜。スイカ。
用例
ナチナイネー シーコーヲゥイン ゥンジー ハジマイサ(夏になったら スイカも 出回り 始まるよ)。
シーサー
獅子。
メモ
呪具として屋根の上に鎮座している獅子像をシーサーといい、獅子舞の獅子はシーシと呼んでいる。
シーサアマサー
マッコウ(植物名)の一種で特に実が大きく赤くなるものをいう。
メモ
甘酸っぱいもの。
シーサアマサン
甘酸っぱい。
用例
クヌ イェームノー シーサアマサンヤー(この 和え物は 甘酸っぱいね)。
シーサン
酸っぱい。
用例
ウヌ キンブグヮーヤ イッぺー シーサン(その ミカンは とても 酸っぱい)。
メモ
類:シーハン(酸っぱい)。
シーシ
獅子。
用例
シーシヌ ナカカイ イールチョー アチサヌ フシガランサ(獅子の 中に 入る人は 暑くて たまらないさ)。
メモ
獅子がある集落は座喜味・伊良皆・波平・渡慶次・楚辺・古堅。
獅子はムラの守り神であり、ムラに降りかかる悪風を跳ね返す力があるといわれている。また踊りの好きな神様とも言われている。そのためアシビの時は必ず獅子を出しておく。龕(雌)と獅子(雄)は夫婦だと言われている。
シーシ
煤〔すす〕。
シーシー
~したりして。
用例
チェーシーシーシ(来たりして)。ナテーウイシーシーシ(なったりして)。ヌマチェーシーシーシ(飲ませたりして)。
メモ
~シーシーし(~したりして)。~部分の動詞を繰り返す際の表現。
シージー
~と一緒に。~とともに。
用例
ウリシージー(それと一緒に)。
ジージーグヮー
【虫】セミの一種。
メモ
クロイワニイニイ。一季のうち一番最初に鳴く小さなセミ。
ジージーワーワー
【虫】セミの一種。
シーシウトゥシ
煤落とし。
メモ
24日はシーシウトゥシ(煤落とし)をして1年の加護を感謝する。
ジーシガーミ
【民具】厨子甕〔ずしがめ〕。
用例
ナマー カソースグトゥ ジーシガーミン グナクナトーン(今は 火葬するから 厨子甕も 小さくなっている)。
メモ
洗骨後、遺骨を納める甕。骨壺。ジーシガーミ(厨子甕)は沖縄の伝統的な骨壺のことで、火葬が一般的ではなかった時代には、死体が朽ちた頃に洗骨(遺体の骨を洗う)をして骨壺に納めた。
ジーシガーミー
【民具】厨子甕〔ずしがめ〕。
メモ
洗骨後、遺骨を納める甕。骨壺。
ジーシガミ
【民具】厨子甕〔ずしがめ〕。
メモ
洗骨後、遺骨を納める甕。骨壺。
シーシタレー
しきたり。
用例
ウチナーヌ シーシタレ-(沖縄のしきたり)。
ジーシチヌカミ
地敷の神。土地神。
メモ
地鎮祭は工事期間中の安全をジーシチヌカミに祈願する祭である。
ジーシナ
座布団のようなもの。
メモ
大人が藁で編んでいたのを子どもが真似てガジマルの葉で作った。
シーシハレー
煤払い。
メモ
ドゥーヌ フスクグトー ウシグネーイシミソーヤーニ イイクトゥカラ ティヌンカイ ホーコクシトゥラシミソーリ(私のいたらなかったことは、お許しくださって、良いことだけを天へ報告してください)と、火の神に願う。また元日に降りていらっしゃって、今年もお願いしますといった内容のお願いをする。
12月24日は竹3本を束ねて箒を作り竈廻りを掃除する。
シーシバレー
煤払い。
メモ
ドゥーヌ フスクグトー ウシグネーイシミソーヤーニ イイクトゥカラ ティヌンカイ ホーコクシトゥラシミソーリ(私のいたらなかったことは、お許しくださって、良いことだけを天へ報告してください)と、火の神に願う。また元日に降りていらっしゃって、今年もお願いしますといった内容のお願いをする。
12月24日は竹3本を束ねて箒を作り竈廻りを掃除する。
シージマ
相撲の結びの一番。
用例
ワッター アッピーヤ シマトゥイネー チャー シージマヤタン(私の 兄は 相撲を取る時には いつも 最後の取り組みだった)。
シーシミチ
煤閉じ。煤払い。
用例
シーシミチヤ ウヌトゥシヌ ススバレーヤサ(シーシミチ・煤閉じは その年の 煤払いだよ)。
メモ
類:カガンジウチャヌク(煤払い)。煤+閉じる。
旧12月24日にはシーシミチ(1年のすす払い)ということで、葉のついた青竹で箒(ほうき)を作って家中の大掃除をした。仏壇にはお茶・ウチャヌク・大中小三段重ねの三セットの餅・切干大根の炒め物を供えて拝み、最後に火の神に1年の報告をして拝んだ。当日は屋敷のフトゥチウガンも行なう。
「クンドゥヌニヌン カリユシアラシンソーチ ニフェーデービル マタライネヌン カリユシアラシンソーチ ウタビミソーリ(今年は良い年にしてくださってありがとうございます。また来年も良い年にしてください)」と祈願する。
シーシミチー
煤閉じ。煤払い。
メモ
24日に竈を掃除した後、ヒヌカンに酒とウチャヌク、花米を供え祈願した。当日は屋敷のフトゥチウガンも行なう。
「クンドゥヌ ニヌン カリユシアラシンソーチ ニフェーデービル。マタライネヌン カリユシアラシンソーチ ウタビミソーリ(今年は良い年にしてくださってありがとうございます。また来年も良い年にしてください)」と祈願する。
シージャ
兄さん。
用例
エー、シージャ(ねえ、兄さん)。
メモ
相手に呼びかける時にも使うことがある。
シージャ
年上。
用例
シージャンチャーヤ ウットゥンチャーヌクトー ユーンリヨー(先輩方は 後輩達のことを よく面倒見なさい)。
シージャ
年上のきょうだい。
シーシヤー
獅子屋。獅子を保管している小屋。
用例
シーシヤ シーシヤーンカイ ウサミーン(獅子は 獅子屋に 納める)。
メモ
楚辺の旧家鍋之甲の屋敷内に獅子屋があった。
獅子を小屋から出す時は村の神人と二才頭(古堅)、区長と二才頭5人(伊良皆)が神酒を供えてアシビの成功と村の発展を祈願した。
シージャー
【植物】イタジイ。シイノキ。
メモ
国頭村辺土名・与那・宜名真からヤンバル船で長浜港に陸揚げされたものを買い入れていた。建築資材やチブヤの登り窯の薪として使われた。
シージャーギー
【植物】イタジイ。シイノキ。
メモ
国頭村辺土名・与那・宜名真からヤンバル船で長浜港に陸揚げされたものを買い入れていた。建築資材やチブヤの登り窯の薪として使われた。
シージャークヮージャー
悪い事が続いたときに使う。
用例
イルンナクトゥガ カサナティ シージャークヮージャー ヤッサーヤー(色んな事が 重なって 悪い事が続いているね)。
シージャイナグングヮ
上の娘。
シージャィナグングヮ
年長の女の子。長女。
シージャウジャサー
父母の兄。伯父さん。
シージャゥナイ
年上+姉。
メモ
妹にはウットゥウナイという。
シージャガシラ
年上+頭。
用例
イッター シージャガシラー ヤーンカイ ウミ(お宅の長男は家にいるか)?。
メモ
名称であり呼称としては使わない。
シージャカタ
年上の人たち。年長者たち。先輩たち。
メモ
対する年下の者達にはウットゥンチャーという。
シージャガナシー
お兄様。
メモ
~ガナシーは敬称につく接尾辞。
ジージャケー
地境。
シージャハチナティ
年上のくせに。
用例
シージャハチナティ ウッピンシーサンナー(年上のくせに それだけのこともできないのか)。
シージャヰキー
年上の男兄弟、兄。
シージャヲィナグングヮ
年長の女の子。長女。
シージャヲゥナイ
年上+姉。
メモ
妹にはウットゥヲゥナイという。
シージャングヮ
年上の子。
シージャンチャー
年上の人たち。年上のきょうだいたち。
シージュク
成熟。
用例
チョッチョローガ シージュク シーネー ウグイス ナイル バー アラニ(チョッチョロー〔幼鳥〕が成熟するとウグイス〔と呼ばれるように〕なるんじゃないかね)。
シージュクリ
巣作り。
用例
シージュクリ スン(巣作りをする)。
シージョー
製造。製糖作業のこと。
シージョーニン
製造人。
メモ
昭和14年にサーターヤーから共同製糖場に代わってからの職。
シーシワクヤー
獅子ワクヤー。
メモ
獅子舞で獅子をあやす者。
シーズクイ
巣作り。
シースビー
家や墓の落成祝い。サトウキビの収穫祝い。
用例
ヤーヌ シースビーネー マギスージサーヤー(家が 完成したら 大きな祝いをしようね)。シースビーナタグトゥ(落成式にはね)。
メモ
シー(末、最後)+首尾。
シーダカサン
霊力が高い・セジ高い。
用例
アマー イッペー シーダカサンドー(あそこは とても 霊力が高いよ)。
メモ
類:シジダカサン(霊力が高い・主に場所)・タキサン(霊力が高い・主に場所)・サーダカサン(霊力が高い・主に人)。
シーダカハン
敷居が高い。
用例
アマヌ ヤーヤ シーダカハン(あそこの 家は 敷居が高い)。
シーチ
亀甲墓の部所名。
メモ
ウコールイシともいいシーチには香炉が設けられている。
シーチェー
押し合い。
メモ
若水汲みにウブガーにはたくさんの人がきたので綱引きの時のようにシーチェーしていたよ。綱引きのシーチェーは激しくなって喧嘩になることが多かった。
シーチェー
小競り合い。
用例
シーチェー ビカーンソーチーネー シクチェー メーネー アガカンドー(小競り合い・言い合い ばかりしていたら 仕事は 前には 捗らないよ)。
メモ
類:シーケー(小競り合い)・シーチェーバーエー(小競り合い)。
ジーヂキー
ジー+漬け。甘酢漬け。
メモ
黒糖でニンニクやラッキョウのジーヂキー(甘酢漬け)を作った。
ジーヂキーガーミ
ジー+漬け+甕。黒糖漬けを保存した甕。
メモ
大根などの黒糖漬けを保存した甕。
シーチタイ
しきたり。
用例
ンカシカラヌ シーチタイヤ ユー マムリワルヤル(昔からの しきたりは よく 守らないといけない)。
ジーチバン
土地地番。土地神。
メモ
ソーグヮチハチウグヮン(正月初拝)には喜名では、拝所であるクガニムイ(黄金森)のジーチバン(土地神)にここから黄金をグーフンニー(拝所名)へ運ばせてくださいと祈願した。
シーチャー
【虫】ショウジョウバエ。
用例
シムヲゥティ シーチャーガ トゥドーン(台所で ショウジョウバエが 飛んでいる)。
シーチャー
少しの事でもすぐに押しかけること。
用例
アマヌ ウヤヤ シーチャーナティ ウトゥルサン(あそこの 親は 少しのことでも押しかけて来るから 恐い)。
シーチャーバーエー
小競り合い。
用例
シーチャーバーエーシ ウスマサオートーン(小競り合いをして 大喧嘩をしている)。
メモ
類:シーケー(小競り合い)・シーチェー(小競り合い)。小競り合いでお互いに譲らないこと。
シーチュン
抗議する・詰め寄る。
用例
イヒヤティン ヌーガラアイネー スグ シーチュンドー(少しでも 何かあると すぐに 押しかけるよ)。
メモ
類:シークン(抗議する・詰め寄る)。押しかける、詰め寄るなどの意味で、例えば子どもの喧嘩で相手の家に怒鳴り込むときにも使う。
シーッペー
難儀。
用例
シーッペーソール(難儀している)。
シーティ
~ごと。~ぐるみ。
用例
ヤーニンジュシーティ クーワ(家族みんなでおいで)。
シーティ
一緒に。
用例
ヲゥナイトゥ シーティー(妹も一緒に)。クワンマグヮンチャーシーティ(子孫達も一緒に)。ミシゲーシーティ(しゃもじも一緒に)。
シーティ
強いて。敢えて。無理に。
用例
シーティン カタンティンサン(強いて勝とうとはしない)。シーティマディ イカンティンシムン(強いてまで 行かなくてもよい)。
シーティー
~と一緒に。
用例
ウヤン シーティー ソーティ イチュン(親も一緒に連れて行く)。
シーティー
一緒に。
用例
トゥジシーティー(妻も一緒に)。
シートゥ
生徒。
用例
シートゥンチャー アチミティ カシーシミーン(生徒たちを 集めて 加勢させる)。
シートゥ ヤンメーヤ カクスナ
負債と病気は隠すな。
メモ
隠してもいつかは現れ出るから、早目に知らせて適切な助言を得た方が良いとの諺。
シードゥ
勢頭。
シードゥー
物乞い。乞食。
シートゥジュミーン
やり遂げる・やり納める。
用例
ドゥークル ティーカキテーヌ ワジャヤ シートゥジミーン(自分で 手がけた 仕事は やり遂げる)。
過:シートゥジュミタン(やり遂げた)否:シートゥジュミラン(やり遂げない)希:シートゥジュミーブサン(やり遂げたい)継:シートゥジュミトーン(やり遂げている)。
メモ
類:シーウワイン(やり終える)・トゥジュミーン(やり終える)。
シートーバ
製糖場。
用例
サーターヤーンカイ カヤーチャン(製糖小屋へ運んだ)。
メモ
嘉手納にあった製糖工場のこと。
シートーン
腐っている。
用例
ヲゥッティーヌ ムン ヤグトゥ ナー シートーンテー(一昨日の 物 だから もう 腐っているんじゃないか)。
シーナ
女の道具。
ジーナー
蛍。
ジーナーグヮー
【虫】セミの一種。ニーニーゼミ。
用例
ジーナーグヮーヌ ナチャギーンムン アチクナイサ(ニーニーゼミが 鳴いているから 暑くなるでしょう)。
シーナシグトゥ
やるべきこと。
用例
シーナシグトゥヌ アラー ヘーク ウリカラ シェーワ(やるべきことがあるなら 早く それからしなさい)。
ジーヌイリクミ
土地の入り組み。
メモ
住居のある字以外の土地にある畑のこと。明治32年以前は百姓地を字に割り当てているので、必ずしも住居のある字に畑があるとは限らなかった。
ジーヌークバイ
芸能+配り。ムラアシビの配役。
メモ
ムラアシビの配役のことでアシビガシラが中心になって決めた。
シーノー
水嚢。ふるい。
用例
シーノーシ フェーユーティ(水嚢で灰をふるい)。
メモ
食品をすくって水を切ったり、だしをこしたりするためのふるい。底を馬の尾の毛や針金、また竹や布で張ってある。
みずぶるい。みずこし。小麦粉や米、麦などを製粉したとき、皮と粉を選り分けるのに使った。
シーノー
目の細かいふるい。
用例
シーノーシ ユーティ グメー ウトゥシヨー(篩〔ふるい〕で 篩って ゴミは 落としなさいよ)。
ジーノークバイ
芸能+配り。ムラアシビの配役。
メモ
ムラアシビの配役のことでアシビガシラが中心になって決めた。
シーノースン
やり直す。
用例
イャーガ チモーヒガンラー シーノースン(お前が 気に入らないんだったら やり直す)。
過:シーノーチャン(やり直した)否:シーノーサン(やり直さない)希:シーノーシブサン(やり直したい)継:シーノーチョーン(やり直している)。
シーバイ
小便。尿。
用例
アマクマカイ シーバイヤ サンキヨー(あちこちに 小便は するなよ)。
シーバイウヮータ
【両生類】カエルの一種。アオガエル。
シーバイウヮータ
メモ
樹上にいて、逃げる時にシーバイ(小便)のような液体を出した。それが目にかかると目が見えなくなるといわれた。
シーバイクブシー
【民具】家の中で用を足すための便器。
シーバイダラダラ
小便をだらだら垂らしている様子。
用例
シーバイダラダラシ アッチョーン(小便をだらだら垂らしながら 歩いている)。
シーバイブクル
膀胱。
シーバイヤンリ
淋病。尿道炎。膀胱炎。
用例
シーバイヤンリンレー カカイネー デージスンロー(淋病でも 罹ったら 大変だよ)。
シーバイワンブー
【民具】トイレで女性が尻を洗う水を入れた器。
メモ
また、夜、家の中にいれて、便器のかわりにした。
シーバイヲゥーキ
【民具】尿を溜める桶〔おけ〕。
用例
シーバイヲゥーキェ アタインカイ イッケーラシェー(小便桶の小便を菜園にこぼしなさい)。
メモ
軒下や庭などに置き、夜間の小用に使った。溜まった小便は水肥にした。
シーハギ
床擦れ。
用例
ヤンメーカカティ シーハギナイネー デージヤサ(病気になって 床擦れでもしたら 大変だよ)。
ジーハタ
土地。地畑。
用例
ウットゥヌ ウッカバレースンディ ジーハタン ウティネーン(弟の 借金を返すために 地畑も 売ってしまった)。
ジーバタ
【民具】機織具の一種。地機。
用例
ナマン ジーバタ チカトーミシェーンナー?(今も 地機を 使っていらっしゃるんですか?)。
メモ
高機に対していう。織機の脚が短く、織り手は足を投出してすわり、足指も使い操作した。高機に対していう。高機に対していう。高機に対していう。高機以前の織機で、織り手の腰で経糸の張力を加減して織る。
ジーバチャー
土蜂・クロスズメバチの俗。
メモ
墓にジーバチャー(蜂)がグーブーグヮー(蜂の巣)を作ったら厄、ウカミグトゥといって畏れて、早く壊せと言われた
ジーバチャーが墓や屋敷囲いに巣を作ったりすると厄。
シーバヤー
小便をする人。
メモ
からかうときや悪口につかう。
シーバレー 
借金の返済。
用例
ウッサ カテータル ヤーデーン シーバレーシ ウミナークナタン(あんなに 借りていた 家の借金も 返済して ほっとした)。
シーハン
酸っぱい。
用例
ヘーイ イリージューサヌ イッぺー シーハン(酢を 入れ過ぎて とても 酸っぱい)。
メモ
類:シーサン(酸っぱい)。
シービ
【植物】ツルソバ。
シービ
メモ
火傷にはシービの葉や生味噌を患部に塗った。
シービ
衰退。
用例
ムライチバンヌ イェーキンチュタルムン タッタイ シービシヤー(村一番の 金持ちたるものが 次第に 衰退してね)。
シービー
【植物】ツルソバ。
シービー
シービーサン
肌寒い。
用例
クングヮチヌ シマイグルカラー ナー シービーサンヤー(9月の 下旬頃からは もう 肌寒いね)。
メモ
類:ウスビーサン(肌寒い)・シービーハン(肌寒い)。
シービーハン
肌寒い。
用例
クングヮチヌ シマイグルカラー ナー シービーハンヤー(9月の 下旬頃からは もう 肌寒いね)。
メモ
類:シービーハン(肌寒い)。
ジービラ
分葱〔ワケギ〕。
用例
ジービラヤ スダティーヤッサタンヤー(分葱は 育てやすかったね)。
メモ
分葱は生育するにつれて分球し株が大きくなるので、適宜に株分けし収穫することができるので、自家用の他に販売もすることができた。地+ビラ。地+ビラ。地+ビラ。地+ビラ。
ジービン
【植物】ツルムラサキ。
シーブ
網袋。
メモ
小さいものは弁当入れや貝拾いの際の貝を入れるのに使い、また大きいのは馬の背の両側に二つ取り付け運搬に使った。
芭蕉糸や棕櫚、木綿などで作ったもっこに似た作りの袋。
ジーブ
儀保。伊良皆の旧家の屋号。
メモ
ジョーグチとジーブは長男と次男の兄弟で、ジョーグチは殆どジーブからの殆ど養子継ぎです。天然記念物に指定された蘇鉄があった。
ジーファー
簪〔かんざし〕。
用例
チュラ ジーファー コーティチャン(きれいな 簪〔かんざし〕を 買ってきた)。
メモ
類:ギーファー(かんざし)。
ジーファーは那覇の町で求めたり、村内に行商で来るウヤマーに頼んで求めた。凶事にはキージーファーかダキジーファーを差した。簪にはナンジャジーファー、ジーウチジーファー、キージーファー、ダキジーファーなどがあった。
布団は綿を重ねて被せて、簪に似たジーファーというのを使って馬の尻尾を糸にして縫ったという。ジーファーは牛の角で作られたようなカブの大きいカーミナクージーファーもあった。死者を墓に入れる時は差していたジーフヮー(簪)のブットゥー(丸い部分)を髪の中に入れて家に戻った。
ジーフガー
中が空いたもの。
用例
アヌ ジーフガーギーヌ アントゥクマ(あの洞のある木のところ)。
メモ
ジー+フガー。
上の田圃から下の田圃に水を引くために山をくりぬいて人工でトンネルを造った。暗渠のように上は人が通れるようにした。そこをジーフガーと言った。
シーブグヮー
網籠。
用例
シーブグヮーンカイ ゥンムソーナムヌン イッティムッチュタン(網籠に 芋などを 入れて持ち歩いた)。
メモ
網で編んだ籠で、目は粗く紐をつけて持てるように作られている。縄は月桃の葉を乾燥させて細い縄を作るが、その中に食べ物などを入れて持ち歩いた。
シーブサー
やりたがること。
用例
アリガル シーブサーシ スンディ イチョールムン(彼が やりたがって やると 言っているんだよ)。
シーブサカッティー
やりたい放題。
用例
シーブサカッティー ムル イャームン カッティルヤリー(やりたい放題 全部 お前の 勝手か)。
シーブサン
やりたい。
用例
イラッタグトーアラン ワンガル シーブサンデー!(言われたからではなく 私が やりたいんだよ!)。
ジーブヌソテツ
儀保の蘇鉄。
メモ
戦前、伊良皆の旧家ジーブ(儀保)には樹齢2、300 年とも推定される高さ5m におよぶ大ソテツがあり、県内各地から多数の見学者が訪れ、集落内に案内板があるほどだったという。しかし戦争で消失してしまった。
ジーフヮー
簪〔かんざし〕。
シーブン
おまけ。
用例
コーイムンシーガ ゥンジ シーブンガ アイネー イリキサンヤー(買い物に 行って おまけが あったら 嬉しいね)。
シーブンガニ
針金。
用例
シーブンガニ ムッチチャーニ ジョーブニ クンチョーケー(針金を 持って来て しっかり 括っておきなさい)。
シーベー
口唇裂。三つ口。
シーベーダックイ
口唇裂の多い血筋。
シーベーングヮ
口唇裂の子。
メモ
妊婦が欠け茶碗を使うとシーベングヮ(兎唇の子)が生まれるという。
ジーマ
【植物】ギーマ。
メモ
ツツジ科の常緑低木。甘酸っぱい実がなる。
ジーマ
地名(読谷村儀間)。
ジーマーミ
地豆。落花生。
メモ
浜地でジーマーミ(落花生)を作った。
ジーマーミー
地豆。落花生。
メモ
浜地でジーマーミ(落花生)を作った。
ジーマシージバル
儀間節原(大湾の小字)。
ジーマバル
儀間原(儀間の小字)。
シーミー
水中に潜ること。潜水。
用例
ワンネー シーミーワジャ ナラン(私は 潜水 できない)。
シーミー
清明。清明祭。
用例
シーミーヤ ンナ スリティ イチュシェー マシヤサ(清明祭は 皆 揃って 行く方が 良いよ)。
メモ
類:シーミーメー(清明祭)・サングヮチサンニチー(3月3日・清明祭)。
別々にシーミーをして、あちこちからウサンデーをもらったら、またそのお返ししないといけなくなり大変だということで、字でシーミーの期日を決めた。
字、門中で行なう清明祭をムラシーミー(村清明)・カミウシーミー(神御清明)・ムンチューシーミー(門中清明)と呼んでいる。
シーミーアッカン
清明+アッカン。
メモ
2月頃に植えた稲は、寒いと稲の成長が鈍くなって清明の節には葉が赤くなる。それにシーミーアッカンと言っていた。
シーミーチャ
清明茶。
メモ
清明茶はさんぴん茶より発酵が進んだ半発酵茶。
シーミーチャー
清明茶。
メモ
清明茶はさんぴん茶より発酵が進んだ半発酵茶。
シーミーブックイ
清明+ブックイ。
用例
シーミーブックイディチ チャー ヤナウヮーチチナイン(清明お季節の曇天といって いつも 天気が悪くなる)。
メモ
3月の清明祭の頃に、雨模様のどんよりと曇った天気が続くこと。
シーミーメー
清明祭。
用例
シーミーメーヤ ヘークンジ ウサギーシルマシヤル(清明祭は 早く行って 供える方が良い)。
メモ
類:シーミー(清明祭)。
シーミーワジャ
潜水+技。潜水技術。
用例
ワンネー シーミーワジャ ナラン(私は 潜水 できない)。
メモ
シーミー(水中に潜ること)。
シームン
吸い物。
用例
スージヌ シームン シコートーン(お祝の 吸い物を 準備している)。
メモ
7月14日の盆の中日は素麺のシームン、ウサチ(酢の物)などを供えた。シームンの具はタームジと豆腐だった。トーカチ祝いには素麺のシームンだった。
シームン
澄む。
用例
イチヌ ミジン リッパ ソージシーネー シームン・シーリチュラクナイン(池の 水も ちゃんと 掃除したら 澄む・澄んできれいになる)。
メモ
対:ミングイン(濁る)。
シームン
潜る。
用例
イユ トゥインディチ ウミカイ シームン(魚を 取るために 海に 潜る)。
過:シーラン(潜った)否:シーマン(潜らない)希:シーミーブサン(潜りたい)継:シーローン(潜っている)。
シームンワン
吸い物椀。
用例
シームンワン トゥーヤ シコートーキヨー(吸い物椀を 10個 準備していてね)。
メモ
蓋付きで朱色に塗られた椀で、祝いや行事の時に使った。一般の家庭にはなく、裕福な家か区長や議員を経験した家庭にあった。
ジーメー
陸稲。
用例
クンドゥヌ ジーメーヤ ユカトーンヤー(今年の 陸稲は 豊作だね)。
シーヤー
腐ったもの。
シーヤー
腐った食べ物。
用例
シーヤーメー(腐ったご飯)。シーヤーゥンム(腐った芋)。
シーヤッサン
やりやすい。
用例
ナマネー ワランチャーン フルイーティ シーヤッサンテー(今では 子どもたちも 成長して やりやすいでしょう・生活がしやすい)。
シーヤンジ
失敗。
用例
シーヤンジシン シムグトゥ マジェー ティカキティンディ(失敗しても いいから まずは やってごらん)。
シーヤンジグトゥ
失敗したこと。
用例
シーヤンジグトゥシェーティカラ ククル アラタミティ ハマラントーナランサ(失敗したなら 心を 改めて 頑張らなくちゃいけないよ)。
シーヤンジャー
しそこない。やりそこない。
メモ
ヤンジュンは「壊す、破壊する」の意味のほか接尾辞として使うことがある。カチヤンジュン(書き損なう)、チュクイヤンジュン(作り損なう)、シーヤンジ(失敗)など。
シーヤンジュン
し損なう。失敗する。
用例
ヘーク ティガキランネー シーヤンジュンドー(早く 手がけないと 失敗するよ)。
シーヨー
やり方。
用例
シーヨーヌ ワカランラー チュカラ ナライルスル(やり方が 分からないなら 人から 習いなさい)。
シーラ
苦しみ。
シーラ
大変な思いをすること。
用例
ドゥーチュイシ スンリシーネー シーライーンドー(一人で やろうとしたら 大変だよ)。シーライーン(苦しむ)。
シーライーン
産後手足がむくんだり、熱が出ること。
メモ
シーラ+入る。
シーリ
肥だめ。肥溜め。
用例
ハゴーサヌ! シーリンカイ ヒサ チックディネーンシェー(きたない! 肥だめに 足を 突っ込んでしまったさ)。
メモ
豚舎に付随してシーリを作り肥料に使った。フールヤーと馬小屋の間にあり、牛馬の小便などを溜めて水肥にした(高志保)。
ジール
地炉。炉。囲炉裏〔いろり〕。
用例
クヮナチアトゥヤ ジールヲゥティ ヌクタマイタン(出産後は 地炉で 温まった)。
メモ
出産後一週間昼夜の別なく火を焚き、産婦に暖をとらせた炉。クチャ(裏座)にあり、出産時から産後の肥立ちがよくなるまで、産婦に暖をとらせた。昔はジールに薪をくべて温まっていたんだ。出産の時はジールにヒジャイネー(左縄)を張った。7、8歳頃までは、丈の長い丹前を被り、薪を焚いているジール(地炉)の側で寝ていた。5尺×5尺の地炉が二番座の裏手にあった。クチャ(裏座)にあり、出産時から産後の肥立ちがよくなるまで、産婦に暖をとらせた。
シールー
念仏者の頭。
ジールウチ
地炉内。
メモ
産婦が地炉で暖をとり休養している期間のこと。
ジールシンキ
地炉+退き。地炉を退く。
用例
アチャー ジールシンキサナ(明日 地炉退きをしよう)。
メモ
類:ジールシンチ(地炉を退く)・ジールビチナイ(地炉を退く)。
ジールシンチ
地炉+退き。地炉を退く。
用例
チューヤ ウヮーチチン ユタサグトゥ ジールシンチスン(今日は 天気も いいから 地炉退きをする)。
メモ
類:ジールシンキ(地炉を退く)・ジールビチナイ(地炉を退く)。
産後は妊婦の体が冷えないようにジールで暖を取る習慣があり、産後のひだちが良いと1週間後にジールシンチ(地炉を退く)をした。産後の肥立ちが良いと7日目か9日目に地炉を退いたことをいう。産後9日目にはジールシンチして、ヒジャイナ-(左縄)を取り払った。
ジールシンチー
地炉+退き。地炉を退く。
メモ
産後の肥立ちがよくなるまでジール(炉)のそばで暖かくして過ごした産婦が産室を出るお祝い。
ジールビチ
地炉+退き。地炉を退く。
メモ
ジールシンチ、ジールビチナイと同義。ジーシルシンチ参照。
ジールビチナイ
地炉+退き。地炉を退く。
メモ
ジールシンチ、ジールビチと同義。ジーシルシンチ参照。
ジールボーチー
地炉箒。
メモ
産後4日、5日、6日に女性が地炉を掃除すること。
シールルハン
やるのが遅い。
用例
イャーヤ ルクシクチヌ シールルハヌ メーネー アガカン(お前は あまりにも仕事が 遅くて 前には 進まない)。
メモ
類:シールルサン(やるのが遅い)。
ジーワー
【虫】セミの一種。
メモ
ニイニイゼミ。
シーワーギー
サキシマスオウ。
メモ
楚辺にあるその木は子ども3人が手を広げてやっと届くほどの大木となり、学校の遠足でクラガー見物後はその大木も見物した。同種の木がアガリメーウザグヮーの門の東側にも植えられていた。楚辺の屋号メーウザの祖先が唐旅から持ってきてアサギに植えたとの伝承のある木。
ジーワイ
地組・地割。
メモ
百姓地は12年ごとにジークミされ、耕作地が割り振られた。
ジーワケ
地分け。
メモ
エーキンチュが割り当てを取って、田を何坪、畑も何坪というぐあいに分けてたくさんもっていた。
ジーワジーワ
セミの鳴き声。
シーン
擦る。
用例
ナガニ シティ トゥラスン(背中を擦って〔流して〕やる)。
シーン
磨〔す〕る。
シーン
饐〔す〕える。
用例
ティーランミーカイ ウチーネー シーンドー(陽があたる所に 置くと 饐えるよ)。カミムンヌ シーン(食べ物が饐える)。
メモ
食べ物が腐ってすっぱくなる。
シーンジャスン
し始める。
用例
シーンジャチャル(やり始めた)。
ジーンス
隣保班。
用例
ジーンスシンカヌ スリトーシガ ヌーガラ アイルスタガヤー(隣保班が 集まっているが 何か あったのかな)。
ジーンチュ
地人。元々地元に住んでいる人。
用例
チカグロー ジーンチュン イクラクナティヤー(近頃では 昔から地元に住んでいる人も 少なくなったね)。
メモ
代々その地に住んでいる者。
ジーンチュジュリー
地元人の集会。
メモ
類:ジーンチュズリー・ジーンチュユレー。地人+揃い。地人+寄合。
1年に1回、区長が戸主を招集し、部落内規や取り締まりなど1年間のまとめを報告した。現在の区民総会にあたるもの。
ジーンチュズリー
地元人の集会。
メモ
類:ジーンチュジュリー・ジーンチュユレー。地人+揃い。地人+寄合。
1年に1回、区長が戸主を招集し、部落内規や取り締まりなど1年間のまとめを報告した。現在の区民総会にあたるもの。
ジーンチュユレー
地元人の集会。
メモ
類:ジーンチュジュリー・ジーンチュズリー。地人+揃い。地人+寄合。
1年に1回、区長が戸主を招集し、部落内規や取り締まりなど1年間のまとめを報告した。現在の区民総会にあたるもの。
シーンルサン
やるのが遅い。
用例
ユンタクビカーンッシ シクチェー シーンルサン (おしゃべりばかりして 仕事は 遅い)。
メモ
類:シールルハン(やるのが遅い)。
シェー
【虫】バッタ。
シェー
しろ。
シェーキ
仕明。
用例
イーシェーキ(良い開墾地)。
メモ
シエキ、セーキの項、参照。
シェーキーン
解決する。
用例
シェーキティ(解決して)。
シェーキーン
平らげる・片づける。
用例
ウッサヌムン ドゥーチュイシ シェーキーンナー(それだけの物を 一人で 平らげるのか)。
過:シェーキタン(平らげた)否:シェーキラン(平らげない)希:シェーキーブサン(平らげたい)継:シェーキトーン(平らげている)。
シェーク
大工。
用例
シェークンチャーヤ シクチ ウワレーカラ サキグヮール マチカンティーヤル(大工達は 仕事を 終えたら 酒を飲むのを 待ちかねているんだよ)。
メモ
昔は年中、家を造るということはなかったから、シェークは畑仕事をしながらの兼業だった。
シェークマカネー
大工の賄い。
用例
シェークマカネーヌ タラーンネー ヤナジュクイサラリンドー(大工への賄いが 少なかったら 手抜き造りされるよ)。
メモ
以前は大工を頼むと十時、三時のおやつに、仕事が終わると酒などを出していた。
シェーグヮー
【虫】バッタの総称。
用例
シェーグヮー トゥバシェーシ アシブン(バッタを 飛ばし合いして 遊ぶ)。
シェーグヮーヌカター
エビの形。
メモ
夜は夜明けまで、シェーグヮーヌカター(エビの形をした疑似餌)でイカを獲った。
シェーサッタン
してやられた。
用例
クーサイニカラ アリネー チャー シェーサットーサ(小さいころから 奴には いつも してやられていた)。
メモ
対:マチウッチュン(してやった)。
ジェージェー
ぜいぜい。苦しそうに息をするさま。
シェージク
催促。
用例
ジンヌシェージク(金の催促)。
シェースムテールムン
~したらよかったのに。
メモ
~シェーシムテールムン(~したらよかったのに)ともいう。
シェーチ
才知。
用例
クーサイニカラ ミッタ シェーチナ ワラバーヤタン(小さいころから 本当に 才知の働く 子だった)。
シェーチジューサン
才知が優れている。
用例
シェーチジューサヌ アリトー ヌーン シーブコーネーン(才知が優れている〔悪賢い〕から 奴とは 何も したくない)。
メモ
悪賢いの意味もある。
シェーバン
生蕃。
用例
ンカシェ シェーバヌンカイヤ オニンリル イチョークトゥ(昔は生蕃には鬼と言っているから)。
シェーワ
しろ。
シェーンーラン
したことがない。
用例
ハクソーヤ シェーンーラン(百姓はしたことがない)。
シエキ
仕明。開墾。
メモ
シェーキ、セーキの項、参照。
シカ
【哺乳類】鹿〔シカ〕。
シカー
臆病者。
用例
アンスカ シカーナイネー チャースガ? マーニン イチーサンドー(そんなに 臆病者になったら どうするの? どこにも 行けないよ)。
イジシカー(意地が弱い人)。キジムナーヤ シカーグヮー(キジムナーは臆病者)。
メモ
類:シカバク(臆病者)。
シガイ
蛸の種類。
メモ
冬場漁り火を灯し珊瑚礁の潮溜まりで獲る。
シガイダク
蛸の種類。
メモ
冬場漁り火を灯し珊瑚礁の潮溜まりで獲る。
シカイン
きつく縛る。
用例
ヒッパティン ハンリラングトゥシ チナ シカイン(引っ張っても 外れないように 綱を きつく縛る)。
シガイン
すがる。縋る。
用例
ジンヌ ネーンナイネー ウヤンカイ シガイン(お金がなくなると 親に すがる)。
過:シガタン(すがりついた)否:シガラン(すがりつかない)希:シガイブサン(すがりつきたい)継:シガトーン(すがりついている)。
シカキーン
仕掛ける。始める。
用例
アチャーカラ シクチ シカキーン(明日から 仕事を 仕掛ける・始める)。
過:シカキタン(仕掛けた)否:シカキラン(仕掛けない)希:シカキーブサン(仕掛けたい)継:シカキトーン(仕掛けている)。
メモ
手がける、始めるの意味もある。
シカクチリー
四角に切ること。
シカサン
臆病。気が弱い。
用例
アレー ワンヤカ シカサン(彼は 私より 臆病だ)。チュイヤ シカサヌ(1人は気が弱く)。
シカシーマーシー
なだめすかして。
メモ
賺す+回し。
シカシーマーシーして2人を夫婦にしたよ。
【賺(すか)す】相手をうまくその気にさせる。おだてる。
シカシマーシ
なだめすかして。
用例
ナントゥ イチン チカンネー シカシマーシーシル チカイルヨー(何回 言っても 聞かないなら なだめすかしながら 使うんだよ)。
メモ
何度もすかしている様子。
シカスン
なだめる。
用例
ウヤガ クヮル シカチョーガヤーディ ウムレー、クヮガル ウヤ シカスンナー?(親が 子を なだめているのかと 思ったら、子が 親を なだめているのか?)。
過:シカチャン(なだめた)否:シカサン(なだめない)希:シカシーブサン(なだめたい)継:シカチョーン(なだめている)。
シガタ
姿。
用例
アヌ シガタヤ アッピーンカイ マンニーソーン(あの 姿は 兄さんに そっくりだ)。
シカターナサラン
しかたない。
用例
クヌチワー シカターナサラン(この際しかたない)。
シガタカタチ
姿かたち。
用例
シガタカタチ カワティン チムグクルヤ カワラン(姿かたちは 変わっても 心は 変わらない)。
シカット
しかと。しっかりと。ちゃんと。
シカットゥ
しかと。しっかりと。ちゃんと。
用例
チュケーンル ナラースグトゥ シカットゥ ンチ ウビリヨー(一回だけ 教えるから しっかり 見て 覚えなさいよ)。シカットゥヌ ドゥシ(ちゃんとした友人)。
メモ
類:シカトゥ(しっかり)。
シカトゥ
確かに。
用例
シカトゥ チュラカーギー ヤタン(ものすごい美人だった)。
シカバク
憶病者。
用例
シカバクヌ ゥンジトーティ ユルナーカラ アシビーガ イチュンナー(臆病者のくせに 夜から 遊びに 行くのか)。
メモ
類:シカー(臆病者)。
シカバクー
臆病者。
メモ
胞衣を埋めた上を重い石で覆わないと、赤子は臆病になるといわれた。
シカマ
下男。借金のかたに働くこと。
用例
シカマーター(下男達)。
メモ
負債のために使役される人のこと。
シカマ
午後・昼間。
用例
シカマ ナリワル ユージュカラ ケーティチューンリレー(昼間に ならないと 用事から 帰って来ないんだってよ)。
シカマグチ
一週間は後生、一週間はこの世と行き来する人。
メモ
一週間は後生、一週間はこの世と行き来する人をシカマグチという。
シカムン
怖気づく。おびえる。
用例
ユーリー ンチ シカムン(幽霊を 見て 怖気づく)。ムル シカマーニ(皆おびえて)。
シカラーサン
寂しい。寂寞〔せきばく〕としている。
用例
ユーサンリ ウスグラクナイネー シカラーサンヤー(夕方 薄暗くなると もの寂しいね)。シカラーサヌ(寂しくて)。
シガラーナミ
津波。
シガラナミ
津波。
用例
アガリヌ ウミヌ ナイネー、シガラナミヌ チーガスラー ワカランドー(東の海が鳴ると、津波がくるかもしれないよ)。
シガリナミ
津波。
用例
シガリナミヌ ユチクンドー(津波が寄ってくるぞ)。
シカン
好かん。
用例
シカンソーン(好きじゃない)。
シキ
敷居。
用例
ミーユミネー シキヤ クラミラサンキヨー(新妻には 敷居は 踏ますなよ)。
メモ
類:シチ(敷居)。
ジギ
陸。
用例
ジギカイ カーミーヌ アガティチョーン(陸に 亀が 上がってきている)。
メモ
類:アギ(陸)。
シキーシ
供える。
用例
ブチダヌンカイ クヮッチー シキーシ(仏壇に ご馳走を 供える)。
過:シキタン(供えた)否:シキラン(供えない)希:シキーブサン(供えたい)継:シキトーン(供えている)。
シキーン
据える。
用例
シンカヌ マンドーグトゥ ヘーク ナーベー シキーン(人数が 多いから 早めに 鍋を 据える・準備する)。
ヒチビ シキランネー(節日のご馳走を供えないと)。ナビ シキーン(鍋を火にかける)。
過:シキタン(据えた)否:シキラン(据えない)希:シキーブサン(据えたい)継:シキトーン(据えている)。
メモ
煮炊きの用意をして鍋を竈〔かまど〕に据える。
シギーン
すげる。はめ込む。取り付ける。
用例
タナカンカイ チンサギヤー シギーン(間に 着物下げを 取り付ける)。クチ シギティヨ(口を付けてね)。
過:シギタン(取り付けた)否:シギラン(取り付けない)希:シギーブサン(取り付けたい)継:シギトーン(取り付けている)。
シキカジャイ
式飾り。
用例
スーコーネー シキカジャイン リッパシヨーヤー(法事には 供え物も ちゃんとしなさいよ)。トゥシヌユールヌ シキカジャイ(大晦日の〔正月にむけての〕飾り物)。
メモ
行事や法事等で仏前にご馳走と飾り物を供える事。
シキカビ
仏前に供える赤、白、黄の紙。
用例
ソーグヮチネー シキカビン カジャイタン(正月には 供え物の紙も供えた)。
メモ
シキカビは赤・白・黄の色があって、正月に仏壇に供えた。シキカビの上には紐に通したミーヌカージン・穴の開いた銭を置いた。
シキン
世間。
用例
アネッ!ミッチャイカラー シキンドー ユー キーチキティ ムヌンアビランネー(ほら!三人集まったら 世間だよ よく 気を付けて 話もしないと)。
シキンバナシ
世間話。
用例
ウレー シキンバナシルヤル ソーガッティンスシェーアラン(それは 世間話であって 本当に信じるものではない)。
シクェーチョーン
もて余す。
用例
チュヌ ワラビ アジカティ イッペー シクェーチョーン(人の 子を 預かって とても 持て余している)。
シクチ
仕事。
用例
アサヘーク シクチカイ ゥンジティハイタン(朝早く 仕事に 出て行った)。
シクチサー
仕事をする人。
シグトゥサー
仕事をする人。
シグトゥサンヌー
怠け者。
シクブー
土間。
用例
シクブーンレー(土間にでも)。
シクマー
巣ごもりの時期の鶏〔ニワトリ〕。
メモ
鳴き方がいつもと違う。
シクマードゥイ
巣ごもりの時期の鶏〔ニワトリ〕。
メモ
卵を抱いているにわとり。鳴き方がいつもと違うという。
シクムン
竦む。潜む。
用例
ターニン カメーララングトゥ アナヌ ナカカイ スクムン(誰にも 見つからないように 穴の 中に 潜む)。シクローティ(潜んで)。
メモ
類:スクムン(潜む)。
ジクン
【植物】ヤブニッケイ。
用例
ジクンヤ マンディルウテーサニヤー(ヤブニッケイは 多かったんでしょうね)。
シクンカー
藪の中。
用例
シクンカーンカイ イーネー ムシカイ ササリンドー(藪の中に 入ると 虫に 刺されるよ)。
ジクンギー
植物名。
メモ
黒い実が落ちると焼いて食べた。香ばしくておいしかった。
シゲーリーン
生い茂る。
用例
ナーヌ キーガ シゲーリーン(庭の 木が 生い茂っている)。
メモ
草木が伸びて枝葉が重なりあっている状態。
シゲーリトーン
散らかっている・生い茂っている。
用例
ナーヌ キーン チラングトゥ シゲーリトーンドー(庭の木も 手入れしないから 生い茂っているよ)。
ジコー
とても。ものすごく。大変。非常に。
用例
ヰナグチョーデー タイ ジコー ウタ ジョージヤン(姉妹 二人 とても 歌が 上手だ)。
ジコーヌ(とっても)。ジコー ユキ フイル(とても雪が降る)。ジコー ウミジョージ(とても 魚釣りが上手)。ジコー シワッシ(大変・とても心配し)。
メモ
類:サッコー(とても・ものすごく)・イッペー(とても・ものすごく)。
ジコー ウーグトゥドゥヤル
大変ありがたいことである。
メモ
たいそう+大事。
シコーイ
準備。支度。
用例
ウメーシェー ダキシ シコーイタン(箸は竹を準備した)。
シコーイマコーイ
あれこれ準備すること。
用例
イャーガ シコーイマコーイスル エーマネー ユーン ユックイサ(お前が あれこれ準備する 間には 夜も 暮れるさ)。
シコーイムコーイ
あれこれ準備すること。
用例
シコーイムコーイシ(仕度して)。
シコーイン
準備する。支度する。
用例
チューヤ ドゥシンチャートゥ コーイムンシーガ イチュグトゥ ナマ シコーイン(今日は 友達と 買い物をしに 行くから 今 準備する)。
シッコーティンジタン(粗末な身なりのまま出た)。
ジコーメー
ジコー+米。粳米の種類。
シゴトグサミチ
仕事しながら怒ること。
メモ
仕事に疲れたときや不満のあるときなど。
シザブニ
椎船。イタジイの木で作った刳船。
メモ
明治末期は松の木で造ったマーチブニとシザブニが殆どだった。
シシ
肉。食肉。
用例
シシニージルガ アグトゥ スバヤティン チュクラナ(肉の煮汁が あるから ソバでも 作ろうか)。
シシグヮーン マンキティ(肉も混ぜて)。シシェチッチン ユヤーユン/シシヤチリバ ユチアーユン(肉は切っても寄り合うように、肉親は縁を切るにしてもまた一体となれるもので、血縁は切っても切れるものではない)。
メモ
肉を食べる夢は厄といわれた。
用例にある「シシェチッチン ユヤーユン/シシヤチリバ ユチアーユン」は、体の肉は切っても再び寄り合ってひとつになるように、肉親は縁を切るとしてもまた一体となるもので、血縁は切っても切れるものではないということ。
シジ
~であるなら。
用例
グニンヤルシジヤラー(5人であるなら)。アンヤルシジヤルンサー(そういうことであるなら)。
メモ
~シジ(~ということ)。
シジ
【植物】杉。
用例
シジヌキーヤ ウチナーヲゥテー アンスカ ンラン(杉の木は 沖縄では そんなに 見かけない)。
シジ
つもり。
用例
ワカトールシジ(分かるつもり)。
シジ
わけ。
用例
ヌスルソールシジヤグトゥ(盗人しているわけだから)。
シジ
筋。血筋。系統。
用例
チャー ドゥーヌシジヤ カナサルアル(どんな時でも 自分の血筋の方が 愛しいさ)。
シジ
死んで。
シジ
状態。
用例
イチカシニカヌ シジヤタン(生きるか死ぬかの 状態だった)。
メモ
~シジ(~のよう)。ウンネールシジェアラン(そんなつもりではない)。
シジ
棟。屋根の最も高い所。
用例
シジヌ イチバン ウヮービンジール タックヮースタンディ、シビリンカノー(棟木の一番上に付けたそうだ、紫微鑾駕〔しびらんか〕は)。
メモ
シビリンカン(紫微鑾駕、護符)をつける場所。また、そこに渡してある横木。棟木。
シジ
粒。
用例
クミ アライネー クミシジン ヒルイヌ アタイヤタン(米を 洗うときには 米粒も 拾うほどだった)。
シジーン
煎じる。
用例
クスイ シジーン(薬を 煎じる)。
過:シジタン(煎じた)否:シジラン(煎じない)希:シジーブサン(煎じたい)継:シジトーン(煎じている)。
シシウヤー
肉屋。肉売り。
シジカタ
筋+方。血筋。血統。
メモ
ヲィナグヌシジカタ、ヲィキガヌシジカタ(女の血筋、男の血筋)というのは母方の祖先、父方の祖先のこと。
シジカタ
父親側の血筋、血縁。
用例
スーコーネー シジカタビカーン イェージスン(法事には 父方だけ 連絡する)。
ジジキ
大根の黒糖漬け。
用例
デークニガ マンローネー ジジキ チュクティ チャーヌ チャワキスタン(大根が 豊作の時には 大根の黒糖漬けを 作って お茶の 茶請けにした)。
ジジキ
地漬け。漬け物。
メモ
らっきょうやニンニクを漬けた。
シシジョーグー
肉好き。
シジダカサ
霊力が高い。
シジダカサン
霊力が高い。
用例
シジダカサン トゥクルンカイヤ アシビーガ イカンキヨー(霊力が高い 所へは 遊びに 行くなよ)。
メモ
類:サーダカサン(霊力が高い)・タキサン(霊力が高い)・シーダカサン(霊力が高い)。
シジダカドゥクル
霊験あらたかなところ。霊力が高いところ。
用例
アマヤ シジダカドゥクル(そこは霊験あらたかなところ)。
シシダマ
数珠玉。
用例
ヰナグワランチャーヤ シシダマ トゥティッチ イルンナムン チュクイタン(女の子たちは 数珠玉を 取って来て 色々な物を 作っていた)。
メモ
子ども達が数珠玉の中味を取り除き、糸を通して首飾りを作って遊んだ。
シジティ
煎じて。
用例
カチューグヮーヌーン、シジティヤイビン(鰹節などを煎じて)。
メモ
シジユン・シジーン(煎じる)。
シシバーキ
肉+篭。肉を入れる大きめの蓋付きの篭。
メモ
シシバーキは肉汁が溜まらないように中に藁を敷き、解体した豚を塩漬けにして入れた。
シシヒング
煤〔すす〕。
シジブニ
杉船。杉板で造った船。
メモ
宇座では大正5年頃にはシジブニが大半だった。
シジミーン
沈める。(水中に)沈める。
シジミーン
片付ける。
用例
シジミティトゥラシ(片付けてくれ)。
シシミエー
子どもの遊びのひとつ。
シジムン
沈む。
用例
ティーラヤ アガリカラ アガティ イリカイ シジムン(太陽は 東から 上がって 西に 沈む)。
シジャ
人間。
用例
シジャンカイ ミラッティ(人間に見られて)。
メモ
天界の神、もしくは冥界の人からみた現世の人間をいう。
シシヤー
肉屋。
用例
アマヌ カドゥカイ シシヤーガ アサ(あそこの 角に 肉屋が あるよ)。
シジャー
【魚】ダツ。
用例
シジャーヤ クチガ トゥガトーヌ イユヤサ(ダツは 口が 尖った 魚だよ)。
シジャーイユ コーイミソーリ(ダツを買ってください。行商の掛け声)。
シジャー
もろとも。
用例
ウヤシジャー(親もろとも)。
シジャマ
為様。恰好。
用例
アヌシジャマ ソールバー(あのような恰好に なっているわけさ)。
シジャマ
仕業。やりかた。
用例
イャームン シジャマシェー イッチン ウワランサ(お前の やり方では いつまでも 終わらないさ)。
メモ
類:ジャンメー(仕業・やりかた)。
シジャン
死んだ。
用例
ナゲー カナサソータル インガ シジャン(長いこと 可愛がっていた 犬が 死んだ)。
メモ
類:スーカーワタイシチャン(三途の川を渡った)・ミーウティー(目落ち・亡くなる)・トータビカイゥンジャン(唐旅に行った・亡くなった)・ミークータン(目を瞑った・亡くなった)・ヲゥランナイン(居なくなる・亡くなる)・ヲゥモーランナイン(居なくなられる・亡くなる)・ケーマースン(亡くなる)・トーナタン(限界に来た・亡くなった)・マーヒチャン(亡くなった)・グソーカイゥンジャン(後生に行った・亡くなった)。
シジョーン
死んだ。
シジリ
硯〔すずり〕。
用例
シジリヤ チカイウワタラー アラティ カタジキリヨー(硯は 使い終わったら 洗って 片づけなさいよ)。
シジリバク
硯箱〔すずりばこ〕。
用例
シジリバクガ ウッチャンナギラットーシガ タームンガヤー?(硯箱が ほったらかされているが 誰のかな?)。
シスン
子孫。
用例
ウレー シスンカイ イーヌクサンアレーナラン(それは 子孫に 言い残さないといけない)。
シタイ
したり。でかした。よくやった。
用例
シタイ! ユー チバテーサ(でかしたぞ! よく 頑張ったね)。シタイヒャー(よくやったな)。
シダイ
すだれ。
シタガイン
従う。
用例
ンナシ キミテーシカイヤ シタガイン(皆で 決めたものには 従う)。
過:シタガタン(従った)否:シタガラン(従わない)希:シタガイブサン(従いたい)継:シタガトーン(従っている)。
シタク
仕度。
メモ
綱引きで按司などに扮装し綱首に乗って士気を鼓舞することをいった。
シタク
支度。
用例
シタクヤ チビラーサシガ ヲゥドゥイヤ リッパ ナイギサーヤミ?(支度は 素晴らしいが 踊りは ちゃんと できそうねぇ?)。
シダサー
卵を孵化〔ふか〕させる鶏。
用例
シダサーグヮー ジョージドーヤ、チャーングヮーヤ、ミームングヮーヤ(卵をかえすのが上手だよ、チャボは、雌は)。
メモ
抱卵〔ほうらん〕させる鶏〔ニワトリ〕。
シダサン
涼しい。
シダスン
磨く。
用例
カタナ シダスン(刀を磨く)。
シタタカ
したたか。ひどく。非常に。
シタティーン
仕立てる。
用例
クトゥシェー ブチダン シタティーン(今年は 仏壇を 仕立てる)。
過:シタティタン(仕立てた)否:シタティラン(仕立てない)希:シタティーブサン(仕立てたい)継:シタティトーン(仕立てている)。
シタナサ
汚い。
用例
シタナサーアイビーシガ(汚いですが)。
シタナサン
汚い。みすぼらしい。
用例
ワッター ヤーヤ シタナサンドー(私の 家は みすぼらしいよ)。
シタナサルヤー(汚い家)。シタナサーアシガ(汚いけれど)。シタナサヤアシガ(汚いけれども)。
メモ
類:シタナハン(汚い・みすぼらしい)。
シタナハン
汚い。みすぼらしい。
用例
トゥーチ チュヌヤーカラ ムンクーティアッチ シタナハンヤー(いつも 人の家から 物乞いして歩いて みすぼらしいね)。
メモ
類:シタナサン(汚い・みすぼらしい)。
シタラク
格好。恰好。
用例
アリガ シタラクヨー フージンネーン(彼奴の 格好よ みっともない)。ムヌクーヤーシタラクシ(物乞いの姿で)。
メモ
悪い意味で使う。
シタリーン
廃れる。
用例
タキブンヌ シタリーン(身分が廃れる)。
シタリトーン
廃れている。
用例
アッサ ハネーチョーヌ ヤーヤタシガ ナマー シタリトーン(あんなに にぎやかな 家だったのに 今では すたれている)。
メモ
対:サケーイン(栄えている)。
シダン
【虫】シラミ。虱。
メモ
類:シラン。
シチ
~して。
シチ
好き。
用例
イッペー シチヤイビーンドー(とっても 好きですよ)。
メモ
シカン(好きじゃない)。
シチ
採石道具のひとつ。
メモ
石に穴を開ける道具でカニボーとも称した。
シチ
敷居。
用例
シチカイ ヒサヌサチ チッカキタン(敷居に 足の先〔つま先〕を ひっかけた)。
メモ
類:シキ(敷居)。
シチゥンマガ
玄孫〔やしゃご〕。
シチガー
魚の名。
メモ
冬は追い込みでグルクンやシチガーを獲った。
シチガチヂャー
七月茶。
メモ
清明茶が一般的だった。盆には実家や身内にはシチガチヂャー(七月茶)とミンヌクーを持って行った。
シチガニ
馬具の部分名称。
シチガラ
節柄。時期。
シチキ
躾け。家風。
用例
スージスントゥクルンアイ、ウブクウサーギーントゥクルンアイ。ウレー、ナー、シチキ、シチキ(お祝いをするところもあるし、ウブクを供えるところもある。それはもう、家それぞれのやり方)。
シチキーン
叱る。
用例
シチキティン ナラン(叱ってもいけない)。
シチキーン
躾ける。
用例
ワラベー グナサイニル シチキーンドー ウフッチュナティカラー シチキララン(子どもは 小さい時に 躾けるんだよ 大人になってからは 躾けられない)。
過:シチキタン(躾けた)否:シチキラン(躾けない)希:シチキーサブサン(躾けたい)継:シチキトーン(躾けている)。
シチグヮチ
旧盆。
用例
シチグヮチ ジブンナイネー ソーローゥンマガ ゥンジティチュータン(お盆の 時分になると ナナフシが 出てきた)。
メモ
シチグヮチはお盆のことで、7日の七夕から入り、13日にウンケー(お迎え)、14日、15日にウークイ(お送り)を行う。その時期にはそれぞれの先祖が戻って来るといわれ、仏壇に色々な御馳走や飾り物をして線香を焚き、ウチカビを焼いて祖先を供養する。ウークイが終わった後の夜、又は翌日には各字の青年会が中心になってエイサーが披露される。
シチグヮチ
七月。
用例
シチグヮチヤ メーニン ウーアチサヤサ(7月は 毎年 猛暑だよ)。
シチグヮチ ソーグヮチ
盆と正月。
シチジューサンヌスージ
73歳の祝い・古希祝い。
用例
ヤーノー スートゥ アンマー シチジューサンヌスージヤ アタトーンドー(来年は 父と 母の 古希の祝いに 当たっているよ)。
シチタンガニ
ブリキ。
用例
ヤーヌイーン フギティ シチタンガニシル タックヮーチェール(屋根も 穴が開いて ブリキで くっつけてあるんだよ)。
シチタンユー
石油。
用例
シチタンユーン コートーカンネー ヤガティ ネーンナインレー(石油も 買っておかないと やがて なくなるよ)。
シチナ
尻に物を敷くこと。
用例
イャーヤ チュヌチン チビカイ シチナソーンドー(お前は 人の着物を 尻に 敷いているよ)。
シチナン
七男。
シチニチ
7日。
用例
シチニチ マディネー シクチン ムル ウワランネー(7日 までには 仕事も 全部 終えないと)。
シチニン
7年。
用例
シチニン ナルエーカ ティガミ ティーチンチョー クーラン(7年に なる間 手紙 一通さえも 来ない)。
シチニンチ
七回忌。七年忌。
用例
ウビジ シチニンチナティ トゥシヌ ハイシェー ヘームンヤー(そんなに早く 七年忌になって 年が 経つのは 早いもんだね)。
メモ
類:ナナトゥ。
シチビ
節日。
メモ
伝統的な年中行事を行なう季節の変わり目の日。
シチマ
初穂。
メモ
各戸からお初を徴収してノロに差し上げた。
6月ウマチーの供物として使う初穂米のことで、ヌールウマチメーともいった。
シチマ
新米。
用例
ユミナティ ゥンジョール ヰナグングヮンチャーンカイン シチマ ワキータン(嫁いで 行っている 娘たちにも 新米を 分けていた)。
シチマメー
初穂。
メモ
各戸からお初を徴収してノロに差し上げた。
6月ウマチーの供物として使う初穂米のことで、ヌールウマチメーともいった。
シチメーナービ
7枚鍋。
メモ
グンメー以上の大鍋は豚の餌炊きや黒糖製造、或いは使用人のいる篤農家が甘藷を炊くのに使われることが多かった。裕福な家や下男を使っているような家が甘藷をたくさん炊くのに使った。
シチャ
下。
用例
シチャカラ トゥッティ チカイシェー マシヤサ(下から 取って 使った方が いいよ)。
シチャウスムトゥ
下+ウスムトゥ。
メモ
床張りと土間に分かれた台所のある家で土間部分をいった。
土間の台所で芋や豆腐を煮炊きする大きな竈が2、3基据えられ、ヒヌカンはそこに仕立てられていた。
シチャウスントゥ
下+ウスントゥ。
メモ
床張りと土間に分かれた台所のある家で土間部分をいった。
土間の台所で芋や豆腐を煮炊きする大きな竈が2、3基据えられ、ヒヌカンはそこに仕立てられていた。
シチャジー
下着。肌着。
シチャシバ
下唇。下くちびる。
用例
ワランチャートゥ アシブンディ シチャシバ カンクータシェー(子ども達と 遊んで 下唇を 噛んでしまったさ)。シチャシバ クーティ(下唇を噛んで。がまんしているさま)。
シチャジンブン
下心・計りごと。
用例
アンシ アンダグチスシガ ヌーガラ シチャジンブンヌル アリー?(そんなに お世辞を言うが 何か 下心でも あるの?)。
メモ
類:シチャダクマ(下心・計りごと)。
シチャダクマ
下心・計りごと。
用例
アレー シチャダクマ マンディ キーチキリヨー(奴は 下心が あるから 気をつけなさい)。
メモ
類:シチャジンブン(下心・計りごと)・シチャダクマ(下心・計りごと)。
シチャディー
賄賂。
用例
シチャディール クヮーサッタガヤー ハンタインカイ マートーシガ(賄賂を 食わされたのかね 反対に 回っているさ)。
シチャデーヌカー
伊良皆にある井泉の名称。
メモ
直訳は、下代の井泉。時代が下った際に造られた(使用された)井泉の意味か。
シチャバー
サトウキビの下葉。
用例
ヲゥージヌ シチャバー カサジュン(サトウキビの 下葉を 刈り取る)。
シチャバランカイ
下方に。
用例
シチャバランカイ ウリーンネーシーネー、ハシヌ アイビーシェー(下の方に降りたら、橋があるでしょう)。
シチャバル
下原。都屋のこと。
メモ
かつて都屋は座喜味の一部で、都屋のことをシチャバル、座喜味をイリバルと呼んでいた。
シチャバルヤードゥイ
下原屋取。
メモ
渡慶次の下原にある寄留集落のこと。
大田屋取とも呼ぶ。渡慶次の下原にある寄留集落のこと。
シチャヒギ
あごひげ。
用例
タンメー シチャヒギヨー アンシ ニアトール(タンメーの 顎髭の あんなに 似合っていること)。
シチャマラ 
下+山田。
メモ
旧道の恩納村山田に接するところ。ドンドングムイはシチャマラにある村の圃場の向かい側になっている。滝のようにドンドン音をたて水が落ちたのでドンドングムイ。
シチャワタ
下腹部。腹のへそから下の部分。
用例
トゥシトゥイシンレー シチャワタ ゥンジティ デージヤサ(年を取るにつれ 下っ腹が 出て 大変だ)。
メモ
上腹部はイーワタ。
シチャン
した。
シチャンタ
馬具の背当て座布団のようなもの。
用例
ゥンマハラシーヌ ゥンマヤ ナガニンカイ シチャンタ シチカラ クラー カキーンドー(競馬に出る馬は、馬の背に厚手の敷き布を当て、その上に鞍を掛けるのだよ)。
シチャンタバーイ
シチャンタ針。馬具製作道具。
メモ
馬具の背当て座布団のようなものを縫う針。
藁を詰めた叺をキャンバスでくるみ、シチャンタバーイを使って縫い合わせた。
大中小の3種類の針があり、大針は8寸~1尺の長さで鍛治屋に特注した。
シチャンタヤー
シチャンタ+屋。馬具屋。
メモ
馬具の背当て座布団のようなものを主とする馬具製作業のこと。
シチャンテーマン
したところで。
シチューマチ
あおだい・魚名。
用例
シチューマチヤ ヌーシン マーサン(シチューマチは どう料理しても 美味しい)。
シチュマ
初穂。
メモ
各戸から初物を徴収してノロに差し上げた。
6月ウマチーの供物として使う初穂米のことで、ヌールウマチメーともいった。
シチュン
好き・気に入る。
用例
イャーヤ マギサシヤカ グナサシガル シチュンナー?(お前は 大きいのより 小さいのが 気にいったのか?)。
シチュン
敷く。
シヂララン
我慢。
用例
シヂラランアムヌ(我慢できない)。
シチリヤンリ
節破れ。大寒の頃の大きな時化。
メモ
ウミンチュは大寒、小寒のシチリヤンリを非常に警戒していた。大寒を前後して起きる時化をメーヤンリ(前破り)、アトゥヤンリ(後破れ)といった。
シチンタ
丸形の座布団のような敷き当て。
シッ
~って。~しまった。~て。
用例
ンマリティシッ(生まれて)。イチシッ(言って)。ナサッティシッ(なってしまった)。ヒンギティシッ(逃げて)。
シックイハックイ
四苦八苦しているさま。
用例
シックイハックイシーガーチー ヤットゥカットゥ シーナチャン(四苦八苦しながら やっとかっと やり終えた)。
シックミザンベー
鶏〔ニワトリ〕が巣ごもる前の一連の動きのこと。
用例
ムヌグヮー クヮーン、コッコッコッコ ッシ アッチニカラーヨ、ウレーナー シックミザンベー ヤサンディ ヤーニヨ(餌も食べずに、コッコッコッコと歩き回るようになるとね、それはもう巣ごもり前の行動だなと言ってね)。
メモ
あまり食べず、コッコッコと歩き回る。
シックミバイ
かがんで歩くこと。
用例
シーグヮーディーネー、シックミバイグヮーシ イキワル シーグヮー ヤンド(シーグヮー〔隠れ家〕というのは、身を隠すようにしていくのが、シーグヮーなんだよ)。
シックムン
巣ごもる。巣につく。
ジックヮ
大切。
用例
ハタラチ ジックヮ ドゥヤンド(働くことが大切だ)。
ジックヮン
10貫。20銭のこと。
メモ
廃藩前の鳩目銭の数え方でトゥナー(20銭)ともいう。
ジッコー
とても。ものすごく。大変。非常に。
シッタイグヮー
湿地。
シッタイディー
濡れた手。
用例
テーヒチナ ムンヤグトゥ シッタイディーシェー サーランキヨー(大切な 物だから 濡れた手で 触るなよ)。
シッタイビキ
場が濡れたように帰ること。すっきりせずに帰ること。
用例
シッタイビキシ ケータレー ニサンニチェー ニンラランタン(すっきりしないまま 帰ったので 2、3日は 寝れなかった)。
シッタイビサ
濡れた足。
用例
シッタイビサシ ヤーンカイ イーネー ユカー ムル ンリーシガ(濡れた足で 家に 入ると 床は 全部 濡れるよ)。
シッタイミー
濡れた所。
用例
シッタイミーカラ アッチ シルグヮタグヮタシ(濡れた所から 歩いて びしょびしょになって)。
メモ
類:ヒッタイミー(濡れた所)。
シッタトーン
濡れている。
用例
アミ フティ フカカイ フーチェータシェー ムル シッタトーン(雨が 降って 外に 干してあったのは みんな 濡れている)。
ジッチ
10斤。6㎏。
メモ
秤の最小単位はチュミ(1匁)で、160匁が1斤で600グラム。
シッチー
しょっちゅう。いつも。
ジッチャクビラ
勢理客坂。
メモ
屋号勢理客。
栄橋ができる以前は、牧原の人はジッチャクビラを利用していた。
シッチョールー
知り合い。
用例
イェージ スンネースシガ イャー シッチョールールヤリー?(合図 するようだが お前の 知り合いねぇ?)。
メモ
対:シランチュ(知らない人)。
シッチョーン
知っている。
用例
ンカシ ケートゥナイ ヤテーグトゥ ユー シッチョーン(昔 隣近所 だったから 良く 知っている)。
シッティ
下手。
用例
カッコーヤ カーラヌ シッティヲゥティ アラレー(おむつは 川の 下手で 洗いなさい)。
シッパー
強情な者。しぶとい者。
シッパレー
すりきり。
用例
クミ ハカイネー リッパ シッパレー(米を 量る時には ちゃんと すりきりにしなさい)。
シッピラー
ペシャンコな様子。小さい様子。
用例
ワンネー フルヌ グマサヌ シッピラーンチ ユバットータン(私は体が小さかったのでシッピラーと呼ばれていた)。
シップイグサ
【植物】オオバコ。
シップイン
口にくわえて吸う。しゃぶる。
シップートゥ
ずぶ濡れ。
用例
アミカイ ンリティ シップートゥソーン(雨に 濡れて ずぶ濡れだ)。
メモ
類:マルンディ(ずぶ濡れ)。
シップグサ
【植物】オヒシバ。
用例
シップグサヤ デージナ ヤナグサヤンドー(オヒシバは とても 嫌な草だよ)。
シップグサ
シップ+草。【植物】オヒシバ。
メモ
赤子の命名式にはシップ草を置き、掘り起こす真似をする。
シティ
すてて。捨てて。
シティイン
すてる。捨てる。
シティーン
すてる。捨てる。
シティウイ
捨て売り。
シティウチ
捨て置き。
用例
シティウチ サリヤーニ(捨てられて)。
シティガラムン
見捨てられたもの。
シティタン
すてた。捨てた。
シティッティ
すてて。捨てて。
シティティ
すてて。捨てて。
シティマク
腕白。
用例
シティマクワランチャーヤ マタ ウマヲゥティ ヌー ガンマリソーガ(腕白坊主たちは またそこで 何を いたずらしているか)。
メモ
類:ハティマク(腕白)。腕白を強調した言葉。
シティミティ
早朝。
シティミティムン
朝ご飯。朝食。
シティミティムン
シティラン
すてない。捨てない。
シティン
すてる。捨てる。
シデー
~次第。
用例
ウワイシデー ヤーカイ ケーティイチュン(終わり次第 家に 帰っていく)。
シデーシデー
次第次第。
用例
シデーシデー アチマイン(次第次第に集まる)。
シデーニ
だんだん・次第に。
用例
ナマー グナサティン シデーニ マギクナイサ(今は 小さくても 次第に 大きくなるよ)。
ジテンサヤー
自転車屋。
シトゥ
姑。
用例
ユミカラル シトゥン ナティイチュグトゥ チャー シトゥカイヤ ユー スシヤサ(嫁から 姑にも なるんだから いつも 姑には 良く するんだよ)。
シトゥ
舅。姑。
メモ
男女の区別はしない。
ジトゥー
地頭。
ジトゥージー
地頭地。
ジトゥーヒヌカン
地頭火之神。拝所名。
メモ
村内では、大湾、渡具知、儀間にある。伊良皆や楚辺にも類する拝所がある。
地頭は近世の士(サムライ)の役職名で、一村(ムラ)を領する脇地頭と一間切を領する按司地頭(総地頭)の職がある。首里王府時代の家譜史料では、12名の大湾村地頭を確認できる。「牧志・恩河事件」で有名な牧志朝忠もその一人である。通常首里に居住するが、領地滞在時に居住する屋敷に地頭火ヌ神を祀った。
シトゥウヤ
舅。姑。
用例
シトゥウヤヌドゥ、シキテール(姑が祈っている)。
メモ
夫の親。男女の区別はしない。
ジトゥーヤシチ
地頭屋敷。
メモ
拝所は地頭の宅地だったと聞いている。
シトゥビレー
姑に仕える。
用例
シトゥビレーディシェー デージナ アワリナムン(姑に仕えることは とても 哀れなことだ)。
ジトゥレー
地頭代。
メモ
地方役人で間切行政の最高責任者。現在の村長に近い。
シトゥヲィキー
夫の兄弟。
メモ
名称。呼称では使わない。
シトゥヲゥナイ
夫の姉妹。
メモ
名称。呼称では使わない。
シナ
砂。
用例
バサカキティ ウミカイ シナ トゥイガ イチュタン(馬車で 海に 砂を 取りに 行っていた)。
ジナーアヤー
ハブの呼称。
メモ
ハブには綾模様があるのでジナーアヤーといった。
シナースン
合わせる。
用例
トーガ シマイヌグトゥ リッパ シナースン(戸が 閉まるように ちゃんと 合わせる)。
過:シナーチャン(合わせた)否:シナーサン(合わせない)希:シナーシーブサン(合わせたい)継:シナーチョーン(合わせている)。
シナウルシー
品+下ろし。進水式。
シナジ
砂地。
シナシナー
死にかけているさま。
シナハ
地名(読谷村瀬名波)。
シナハウーマクー
瀬名波腕白・きかん坊。
メモ
瀬名波字民の性質。
シナハウグヮン
瀬名波御願。拝所名。
メモ
出征兵士や移民・出稼ぎなど船出する人を見送った場所でもある。
シナハガー
瀬名波の湧泉〔ゆうせん〕の名称。
メモ
海浜の岩陰からコンコンと水が湧き、今でも海水浴などの行楽時に盛んに利用されている。現在のように水道が普及するまでは、瀬名波は水利に乏しく、集落内に井戸が少なかったため、洗濯や水浴などはここを利用した。戦前、川平集落の住民は、急勾配の坂道を上り下りしてここから各家庭まで水を運んでおり、大変な重労働であった。
 赤子が生まれた時には産湯に供され、瀬名波の産井(ウブガー)であり、また正月には若水を汲んだ。1904(明治37)年の大干ばつにも瀬名波ガーの水は涸れず、他字からも水を汲みにきた。また、戦中、戦後の混乱期にも飲料水として多くの人びとの助けとなった。亥年の最初の亥の日に、瀬名波ガースージ(祝い)を行っている。1935(昭和10)年、亥年の2月には、湧き水をそのまま海に流すのはもったいないと囲いを造成し、大きなスージをした。現在でも瀬名波では水の恩に感謝し、大御願、フトゥチ御願で拝している。
 長浜集落は掘った井戸から潮水が出ることがあり、お茶用の水はシナハガーから汲んだ。
シナハヤバン
瀬名波野蛮。
メモ
字民気質を表わした言葉。瀬名波字民の性質。荒っぽい。粗暴〔そぼう〕。
シナハンダビラ
瀬名波坂。
メモ
長浜から瀬名波に至る馬車は通れないような坂道。長浜から渡慶次小学校にはこの坂道を通った。
シナハンチュ
瀬名波の人。
シナビ
(北谷村)砂辺。
用例
シナビンカイ、メンソーチョーン(砂辺にいらっしゃる)。
シナファバル
瀬名波原(瀬名波の小字)。
シナフヮ
地名(読谷村瀬名波)。
シナフヮ カービラ
地名(瀬名波と川平屋取)。
メモ
隣接する2つの地域を並べていう呼び方。隣接する二つの地域を並べていう呼び方。
シナマカー
砂を撒く人。
メモ
ダビを終えて墓から戻ると、浜の荒砂を喪家から道中まで撒いたが、それは年配の男性の役目でシナマカーと呼んだ。
シナムン
品物。
用例
マチヤカイ ジャッサン シナムンガ マジマットータン(店に たくさんの 品物が 積まれていた)。
シナン
死なない。
ジナン
二男。
ジナンサンナン
二男と三男。
ジナンヰナグングヮー
二女。
シニ
海の地名、珊瑚礁のあるところ。
シニ
脛〔すね〕。
用例
ヰースンカイ シニ ウッチ ヤリ フシガラン(椅子に 脛を ぶつけて 痛くて たまらない)。シニ ウーラリンドー(脛を折られるぞ〔脅し文句〕)。
シニアラシー
死に争い。
用例
ウールウッサ シニアラシー ヤタンディ(居る人皆 次々に死んでいったって)。
シニガター
死にそう。死にかけていること。
用例
ウヤー シニガターソールムン、ヘーク ヤーカイ ケーラニ(親は 死にそうなんだから、早く 家に 帰らないか)。
シニッチュ
死人。
用例
シニッチュォ スバンカイ(死体は側に)。
シニミ
死に身。死霊。
シニミジ
死に水。湯灌に使用する水。
メモ
殆どの集落がンブガーの水を使ったが、高志保ではウブガーの南隣の井泉と決まっていた。楚辺ではマーシミジとも言った。
シニヤンジャー
死にぞこない。
用例
シニヤンジャーガ ゥンマヲゥティ ヌーシ アッチョーガ(死にぞこないが そこで 何をして いるのか)。
ジニン
下男。
用例
ジニンチャーン ユヌグトゥ ムヌン イッティ カマシェー(下男達も 同じように 食物を 入れて 食べさせなさい)。
ジニンクヮ
下男。
ジニンックヮ
下男。下人。
シヌクイ
準備する。
用例
タカラー ヌーカラ シヌクタガ(宝はどのように準備されたか)。
シヌクイマヌクイ
あれこれ準備していること。
用例
グマイチュナサヌ シヌクイマヌクイルソーンレー(ちょっと忙しくて あれこれ準備しているんだよ)。
シヌジガマ
凌ぎ+洞窟。
メモ
嘉手納久得にある洞窟で、9月になるとたくさんの子孫が道がふさがるほど各地から拝みに来た。
昔、戦に追われた人がシヌジガマに逃げ込んで助かったことに由来する。
シヌジュン
凌ぐ。
用例
クヮヌチャークトゥ ウムティ チャーシヤティン シヌジュン(子ども達の事を 思って どんなにしてでも 凌ぐ)。
過:シヌジャン(凌いだ)否:シヌガン(凌がない)希:シヌジーブサン(凌ぎたい)継:シヌジョーン(凌いでいる)。
メモ
危険の中をくぐりぬける、雨を凌ぐにも使う。
シヌビ
忍び。夜這い。逢い引き。
メモ
サグイ(探り)ともいう。
シヌブン
忍び込む。
用例
ターニン ワカラングトゥ ヤーヌ ウチカイ シヌブン(誰にも 分からないように 家の 中に 忍び込む)。シヌディ イチュシガ(忍んで行くが)。
シヌン
死ぬ。
用例
ゥンマカラ トゥビクミーネー シヌンドー(そこから 飛び込んだら 死ぬよ)。
ジノウマウィー
宜野湾馬場。
用例
ジノウマウィーンカイ マッチョーティ(宜野湾馬場で待って)。
ジノーチュミシヤー
金は人を見せる物。
メモ
お金を貸したら、期日前に返済する人もいれば、知らぬふりでなかなか返済しない人もおり、その人の性格が分かるという意味の諺。
シバ
舌。
用例
ウヮーバ ユンタスンディ シバ カンチッチネーンシェー(余計な おしゃべりするって 舌を 噛んでしまったさ)。シバ ネーイン(舌を出す)。
シバーグヮー
【爬虫類】ヘビの一種。
シバイシー
芝居役者。
用例
ウチナーシバイヌ シバイシーン タッタイ イクラクナトーン(沖縄芝居の 役者も 次第に 少なくなっている)。
シバイジーチ
芝居好き。
シバウトゥシバーバー
芝落としバーバー・柴落としバーバー。
用例
シバウトゥシバーバーディチ ジュンニ カジフチュンドー(芝落としバーバーといって 〔その時季になると〕本当に 風が吹き荒れたよ)。
メモ
旧8月10日のシバサ・柴差し・厄除けの行事の後、約2週間以内に風が荒れることをシバウトゥシバーバーといった。風が吹き荒れてシバを落とすことから、シバウトゥシバーバーといわれた。バーバーは、風が強く吹く音を表す擬音語。
シバカー
【植物】ヤブニッケイ。
メモ
油で焼いて食べる者もいた。
シバカーギー
【植物】ヤブニッケイ。
メモ
油で焼いて食べる者もいた。
シバサシ
柴挿し。柴差し。
用例
シバサシネー ヤシチヌ カドゥカドゥンカイ シバサスン(シバサシ・芝挿しには 屋敷の 角々に 芝を挿す)。
メモ
8月はヤナムン・マジムンの出没しやすい月だといわれ、8月10日には各家でグシチ(すすき)と桑の枝を一緒に結んだシバを門や四隅、畜舎、井戸などに差して魔除けにした。シバサシウユミともいう。
シバサシウユミ
行事名。柴差し折目。
メモ
シバサシと同義。
シバヌヘーク
儀間の書記をしていた人物名。儀間の拝所名。
メモ
ジークミで割り当てられた土地の手続きをするためにやってきた他ムラの人。字書記として信頼を集めたので屋敷や畑を分けてあげた。現在でも盆や正月にそこを拝んで崇めている。1日、15日のウチャトーミントーは代々字でシバヌヘークとして祀っていた。
シバムーチー
柴餅。
メモ
赤色で〆の印をつけた餅の呼び名。
シバヤ
芝居。
用例
チューヤ シクチ ヘーアガイシ シバイ ンジーガ イカ(今日は 仕事を 早く 切り上げて 芝居を 見に 行こう)。
シバヤヌ フージー(芝居のような)。シバヤウティル ンチャル(芝居で見たんだ)。
ジバン
襦袢。
シビグヮー
貝の名前。宝貝。
ジビタムン
いやな奴。
用例
アレー アンシ ジビタムンヤテール(彼奴は あんなにも 嫌な奴だったんだ)。
シビランカー
紫微鑾駕〔しびらんか〕。
メモ
護符。家造りの棟上げの時に、棟木に「紫微鑾駕」と書いた板をとりつけた。
シビランカン
紫微鑾駕〔しびらんか〕。
メモ
護符。棟上げに「紫微鑾駕」と書いた板を棟木に打ちつける。板には紅白の紙に包んだ米と塩を水糸でしばり、木炭を昆布で播いて吊るす。
シピリトーン
綯えている・萎えている。
用例
ティーラヌ チューサヌ チュー トゥティチェール オーファルヤシガ シピリトーン(太陽が 強くて 今日 取ってきた 野菜なんだが 萎えている)。
メモ
類:ネーイン(萎えている)・ソーリ―ン(萎える)。
シビリンカン
紫微鑾駕〔しびらんか〕。
メモ
護符。棟上げに「紫微鑾駕」と書いた板を棟木に打ちつける。板には紅白の紙に包んだ米と塩を水糸でしばり、木炭を昆布で播いて吊るす。
シブイ
冬瓜。
用例
シブイヌ シルン ニートールムン イッティ ウサギレー(冬瓜の 汁も 煮えているから 入れて 差し上げなさい)。
メモ
シバサシウユミにはアカガシチーと、豆腐やシブイ(冬瓜)を肉とンブチ(煮て)夕飯に供えた。ンム(甘藷)とデークニ(大根)、シブイ(冬瓜)、ナンクヮ-(南瓜)など60~70斤をカミティ(頭上に載せて)嘉手納マチ(市)へ売りに行った。
シブイガラ
搾り殻。
メモ
(甘蔗を圧搾した後の)搾りかす。
甘蔗のシブイガラ(搾りカス)を束ねたものに火を点けて、シムクガマにカーブヤー(蝙蝠)を取りにいった。
シブイガラー
搾り殻。
メモ
(甘蔗を圧搾した後の)搾りかす。
甘蔗のシブイガラ(搾りカス)を束ねたものに火を点けて、シムクガマへカーブヤー(蝙蝠)を取りにいった。
シブイワタ
しぶり腹。
用例
シブイワタ カカティ ユナガトゥ サギティ デージヤタン(赤痢に 罹って 夜通し 下して 大変だった)。
メモ
アメーバ赤痢。下痢の症状のひとつ。下痢の症状のひとつ。下痢の症状のひとつ。下痢の症状のひとつ。下痢の症状のひとつ。赤痢。
シブイン
絞る。搾る。
用例
アサ ヘークカラ ウシヌチー シブイン(朝 早くから 牛乳を 搾る)。
過:シブタン(絞った)否:シブラン(絞らない)希:シブイブサン(絞りたい)継:シブトーン(絞っている)。
シプー
弾力性の強いもの。粘り強いもの。
メモ
折れない枝、かみ切れない肉、粘り強い人間など。
シプカラハン
塩辛い。
用例
ウヌ イチャガラソー シタタカ シプカラハン(その イカの塩辛は とても 塩辛い)。
シプサン
態度をはっきりさせない様子。
用例
ジャッサ ニガティン シプサヌ ヨーイネー オーサンルアンレー(どんなに 願っても 態度をはっきりさせなくて 容易には 承諾しないんだよ)。
シプサン
弾力性が強い。粘り強い。硬い。
用例
ウヌ タコー ユカイ シプサン(その タコは かなり 硬い)。
メモ
食べ物で噛みちぎりにくい時などに使う。
サクサン(粘り気がない)。
シプシプ
じめじめ・着物などが濡れて湿っていること。
用例
ティーラガ バチクヮーン ナマン シプシプソーン(太陽が 弱くて まだ 生乾きだ)。
メモ
じめじめした様子や、洗濯物が乾ききってない時にも「シプシプしている」というふうに使う。
シプタイアチサン
蒸し暑い。
用例
カジ ティーチンネーン シプタイアチサン(風が 全くなく 蒸し暑い)。
シプタイカータイ
物事がはっきりしない様子・うじうじ。
用例
シプタイカータイシーネー ヌーン メーネー アガカンドー(うじうじしていたら 何も 前に 進まないよ)。
シプタイナチ
めそめそ泣く様子。
用例
ヲゥタランルアラー イチマディン シプタイナチソーン(疲れないのか いつまでも めそめそ泣いている)。
シプタヤー
物事がはっきりしない人。
用例
シプタヤービカーン アチマティ ティーチン ワジャー メーネー アガカン(はっきりしない人ばかりが 集まって ちっとも 仕事が  前に 進まない)。
メモ
だらだらしている意味もある。
シベー
戯れる。じゃれる。
用例
シベーシ アシブン(相撲やレスリングをして遊ぶ)。
シベー
口唇裂。三つ口。
用例
ナマヌ シベーヤ イサヌヤーカカイネー リッパ ノーイン(最近の 三つ口は 病院で ちゃんと 治る)。
シベーエー
戯れる・ふざける・はしゃぐ・じゃれる。
用例
シベーエーシ アシビーネー ドゥーヤマスンドー(戯れて 遊んでいると 怪我するよ)。
シマ
(沖縄式の)相撲。角力。
用例
シマトゥティ アシディン ドゥーヤマサンキヨー(相撲を取って 遊んでも 怪我するなよ)。
メモ
綱引きや闘牛の後など、人が集まるとシマをとった。
シマ
島。集落。古里。
シマー
シマの人・シマの物。
用例
サキ ヌムラー シマール マシヤサ(酒を 飲むなら シマの物が 良いよ)。
メモ
泡盛のことをシマーとか、シマーグヮーなどと言う。
シマイン
収める。
用例
テーヒチナ ムノー ウークカイ シマイン(大切な 物は 奥に 収める)。
メモ
類:ウサミーン(収める)。
シマイン
住まう。住む。
用例
ヤーチュクイヌ エーカヤ ウヤヌヤーンカイ シマイン(家を造る までは 親の家に 住む)。
過:シマタン(住んだ)否:シマラン(住まない)希:シマイブサン(住みたい)継:シマトーン(住んでいる)。
シマイン
閉まる・閉ざされる。
用例
アヌ マチヤヤ クトゥシジューニ シマインディ(あの 店は 今年中に 閉まるんだって)。
過:シミタン(閉めた)否:シミラン(閉めない)希:シミーブサン(閉めたい)継:シミトーン(閉めている)。
メモ
類:クーイン(閉める)・シミーン(閉める)。対:アキーン(開ける)。
シマウー
芭蕉。糸芭蕉。
シマウー
シマウージ
在来の甘蔗。
メモ
島+荻。
シマウヮー
在来の豚。
メモ
島+豚。
シマガシ
島内産の手紡ぎの木綿糸。
メモ
島+綛(かせ)。
裕福な家ではシマガシで織った花織を1、2枚嫁入り道具に持たせた。
シマクービ
【植物】ツルグミ。
シマクービ
シマクサラシ
悪疫・悪風返しの行事。
メモ
集落単位で行なう。
村内では一般にカンカーと呼ばれている行事。
シマクサラシユライ
シマクサラシ由来。
メモ
「物言う牛」という民話がシマクサラシ由来譚となっている。
シマグミ
島米。県産米。
用例
ワンネー シマグミフカネー コーテーンラン(私は 島米〔県産米〕以外は 買ったことがない)。
メモ
本土産や外国産に対して、沖縄で取れた米のことをいう。
シマジェーク
大工仕事を見習い覚えた者。
メモ
島+細工。
本建築の出来る職業としての大工に対する呼称。
シマジュークヮンジュ
部落全体。
用例
ナー アンナレーカラー シマジュークヮンジュ ユヌムンヤサ(もう そうなったら 部落全体 同じだよ)。
シマスン
済ませる。
用例
ユージョー ヘーク ゥンジ シマスン(用事は 早く 行って 済ませる)。
過:シマチャン(済ませた)否:シマサン(済まさない)希:シマシーブサン(済ませたい)継:シマチョーン(済ませている)。
シマダチー
女性用下着の呼称。
メモ
座喜味では15歳頃から着用した。
シマチシャ
【植物】チシャ菜。
メモ
チシナバーともいい、虫もあまりつかないので年中栽培された。成長していく下の方の葉から掻いて食する。
シマディー
我々の集落。
用例
シマディー ミグリワルヤル ヤンテー(うちの集落内を巡回した方がいいね)。
シマディーンチュ
我々の同郷の人。
シマデークニ
在来種大根。
メモ
島+大根。
カガンジデークニとワインチャーデークニがあった。
シマトゥイドゥクル
(沖縄式の)相撲をとるところ。
メモ
相撲をするのに最適な所。伊良皆のクラシチモーはきれいな芝で、クサカヤー(草を刈る人)達のシマトゥイドゥクルーだった。
シマトゥイン
(沖縄式の)相撲をとること。
シマトゥエー
(沖縄式の)相撲の取り合い。
シマトゥヤー
(沖縄式の)相撲をとる人。
用例
ンカシヤ シマトゥヤーン マンドータンヤー(昔は 相撲取りも 多かったね)。
メモ
娯楽の少ない戦前、字で行事があるときには、ほとんどの字で相撲が行われていた。また、青年達も集まると力勝負や相撲を楽しんでいた。
シマナー
シマ+庭。角力場。
メモ
ウムウスーモーがシマナー(角力場)だった。
シマナー
島菜。からし菜。
用例
シマナーヤ トーフシーティー イリチ イッペー マーサン(からし菜は 豆腐と一緒に 炒めて とても 美味しい)。
シマナー
童名。集落での呼称。
メモ
島+名。
ジマナー
自慢ばかりしている人。
用例
トゥナイヌ アンマーヤ ジマナーナティ ドゥーヌ クヮビカーン フミティアッチュサ(隣の お母さんは 自慢者で 自分の子ばかり 褒めて歩くよ)。
シマナイ
集落内。
シマヌドゥン
伊良皆の拝所名。島の殿。集落の四角にある神。
メモ
その内側に集落発祥の7軒があったと伝えられている。部落を守るユシンヌカミ(四角の神)。
シマノロ
島ノロ。
メモ
首里王府に任命されたノロを公儀ノロ、それ以前元々ムラにいたノロをシマノロと言った。古堅ノロは公儀ノロに数えられていないことからシマノロと考えられる。
シマバサナイ
在来のバナナ。
メモ
島+芭蕉+生り。
シマハジシ
集落はずれ。
メモ
島+端。
シマバナウイ
島+花織。
メモ
トゥッキリーギンの裏はシマバナウイ(島花織)といって、それで織った物があった。それは布が厚く、花織みたいで藍もはげ落ちなかった。これは那覇で藍染めの花織みたいに作ってあり、現在の花織とは違って綾は小さかった。
ジママ
わがまま。
用例
ルク ジママシミーネー フルイーティカラ デージスンドー(あまり わがままにさせると 大きくなってから 苦労するよ)。
メモ
類:ギママ(わがまま)。
シマミシ
島見せ。
メモ
死者に集落を見せて最後のお別れをさせる場所。
シマミシー
島見せ。
メモ
死者に集落を見せて最後のお別れをさせる場所。
シマミシバル
島見志原(儀間の小字)。
メモ
シマミシに由来する小字名。シマミシの項目参照。
シマンチュ
島の人。同郷の人。同じ集落の人。
用例
シマンチュ ドゥーサー アチマティ ユー アシブタン(同郷の人 同士が 集まって よく 遊んだ)。
シミ
学問。
用例
シミンシリワル クサムニーンナイル(学問をして 大きな口もたたけるんであって)。
シミイシ
シミ石。亀甲墓の部所名。
メモ
墓の入り口の石でジョーイシ(門石)ともいう。
シミーン
させる。
用例
クーサル ワランチャーヤ アトゥカラ シミーンテー(小さな 子どもたちは 後から させるさ)。
シグトゥ シミティン ヌーン ナラン(仕事をさせても何もできない)。
過:シミタン(させた)否:シミラン(させない)希:シミーブサン(させたい)継:シミトーン(させている)。
メモ
スン(する)の使役形。
シミーン
攻める・責める。
用例
ヤマトゥカラ ウチナーンカイ イクサ シミーン(大和から 沖縄に 戦を 攻める)。
メモ
人を責めるという意味にも使われる。
シミーン
絞める。
用例
チンヌ ウヮービカラ ウービ シミーン(着物の 上から 帯を 締める)。
過:シミタン(絞めた)否:シミラン(絞めない)希:シミーブサン(絞めたい)継:シミトーン(締めている)。
シミーン
清める・洗う。
用例
ハルカラ ケーティチーネー アタンガーヲゥティ ティーヒサ シミーン(畑から 帰って来ると 溜池で 手足を 洗う)。
「ティーヒサ シミーン クーワ」ディイーネー「チナー マーカイガ」リタンドー(「手足を 洗って 来なさい」と言うと「綱は どこにあるね」と言っていたよ)。
メモ
昭和期に入ってから、「シミーン」という言葉は「絞める・縛る」というふうに受け取られがちだから使ってはいけないということで、ムラ中に禁止令が出され、以後使われなくなってしまった。
シミーン
閉める・閉じる。
用例
ユルヌ ハチジネー マチヤ シミーン(夜の 8時には 店を 閉める)。
過:シミタン(閉めた)否:シミラン(閉めない)希:シミーブサン(閉めたい)継:シミトーン(閉めている)。
メモ
類:クーイン(閉める)。対:アキーン(開ける)。
シミキ
湿気。
用例
シミキヌ ムジンカイ(麦が湿って)。
シミキ
水のししてたたむこと・水のし。
用例
ヌーイン ネーングトゥ アラテールチノー シミキシ トゥトゥナースタン(糊も ないから 洗った着物は シミキして 整えた)。
メモ
洗濯した後に、糊付けした布は半乾きの状態で取り入れ、シミキ(水のししてたたむ)し、厚みがあって重い板を乗せてアイロン代わりにした。
シミジ
【植物】しめじ。
メモ
旧11月頃にはシミジ(しめじ)を採った。
シミジミートゥ
しみじみと。
用例
シミージミートゥ カンゲーティンディ アンシーネー ワカイサ(しみじみと 考えてごらん そうすれば 分かるさ)。
シミチ
喘息〔ぜんそく〕。
用例
シミチ ソーン(喘息になっている)。
シミチブ
墨壺。
シミチムラ
シミチ村。
メモ
シミチムラは喜名小学校のある松川原の闘牛場の北側斜面にあったといわれ、一帯はシミチヌモーと呼ばれていた。元喜名とニシンダムラの三村から喜名村になったといわれる。
シミチャー
喘息〔ぜんそく〕持ちの人。
シミチャーダックイ
喘息〔ぜんそく〕の多い血筋。
シミッチュ
学問をしている人。
用例
シミッチュカイヤ ヌー アビラチン カナーン(学問をしている人には 何を 話させても かなわない)。
シミナー
しめ縄。
シミナラティデーイチ
墨を習って第一。学問が第一。
用例
シミナラティデーイチ、ヲィキガ ンマリトティ ユランスルナ(学問が第一、男子に生まれているからには油断せず励め)。
シミナレー
墨+習う。
用例
シミンナラーン(勉強もせずに)。
シミンチュ
墨+人。書記。
メモ
ジークミで割り当てられた土地の手続きをするために、儀間の根屋であるメーウザがシミンチュとして頼んで他ムラからきたのがシバヌヘーク(儀間の伝承)。
溜池の北側にその人を住まわせたのが喜屋武屋敷である。土地割り当ての際の手続きをするシミンチュとして、首里から喜屋武という人を招聘した(渡慶次の伝承)。
シム
下〔しも〕。大小便。
シム
台所。
メモ
下→台所。石柱は畜舎やシム(台所)に使い、母屋に使うことはあまりなかった。余裕のある家のシムは火の用心の為に瓦葺きだった。
シムオーキバル
下大木原(大木の小字)。
シムカキーン
冷たい雨が降って寒くなること。
用例
ヒーサイニ アミフイネー シムカキーンドー(寒いのに 雨が降ると ますます寒くなるよ)。
メモ
2月頃の一番寒い時期に雨が降って、それに霜がかかるような寒さになることをシムカキーンと表現する。
シムクガマ
波平の洞窟の名。
メモ
大きな松が一本あり、若者の遊び所になっていた。全長約2.5kmにも及ぶ巨大な洞窟で沖縄戦時千名が避難し命を救われた。
シムサ
いいよ。
用例
フゲンキネー カシーヤ サンティンシムサ(不元気な時は 加勢は しなくてもいいよ)。
ジムス
事務所(現在の字公民館)。
用例
チュー ユーロー ジムスヲゥティ スリーヌアン(今日の 夜は 事務所で 集まりがある)。
メモ
現在は公民館が一般的だが、かつては字(ムラ)の行政をなす場所を、ムラヤーやジムスといっていた。
シムチ
書物。書物で占う人。占い師。
用例
ハチジータティーガ シムチカイ イチュン(年始の占いに 書物の占い師へ 行く)。シムチ コンガ(書物を買いに。運勢を見てもらいに行くこと)。
メモ
主に易書をもとにしての人の運や、建築の日取り、方向などを卜占する民間巫者。スムチともいう。
シムチ
心。心持ち。
用例
アレー シムチヌ ワッサヌ タートゥン ヒレーイサン(彼奴は 心が 悪いから 誰とも 付き合えない)。
シムチキ
霜月・11月。
用例
ナー シムチキン ナトーサヤー イチュナシームンヤサ(もう 霜月・11月だね 忙しいもんだ)。
メモ
類:シムチチ(霜月・11月)。
シムチチ
霜月・11月。
用例
シムチチ ナレーカラー ソーグヮチン ミーヌメードー(11月になったら 正月も 目の前だよ)。
メモ
類:シムチキ(霜月・11月)。
シムチチカンカー
霜月カンカー。
メモ
霜月に行なう悪風除け。
宇座・喜名・座喜味で霜月に行なう悪風除け。
シムチチニービチ
霜月結婚。
メモ
霜月に行なわれる結婚式。
霜月には蟹など生物の繁殖期で、その時期に結婚した方が栄えるといわれニービチが多かった。
シムチヌヤー
書物の家。占い師の家。易者の家。
メモ
死者が出ると3日以内にシムチヌヤー(占い師の家)へ死者の遺言を聞きに行く。家屋の新築や墓普請の際は日取りをみてもらう。正月から2月までの間に、シムチヌヤーへハチイチ(初行き)して、1年の運勢を見てもらう。
シムヌーリバル
下乗原(大湾の小字)。
シムル
巣守〔すもり〕。
メモ
孵化〔ふか〕しないで巣に残った卵。
シムン
いいよ。
用例
ワラビヌ アブナサヌ イッターヤ ヌーン サンティンシムン(子どもは 危ないから あなたたちは 何も しなくていい)。ウッサシ シマシ(それだけで良いとしなさい)。
シムン
済む。
シメーカ
住家。
用例
トゥジン カメーテーラー シメーカン カメーリワルナインレー(妻を めとったなら 住家も 探さなくちゃいけないね)。
ジャー
座。部屋。
用例
ワラビヌ ジャーンカイ(子どもの部屋に)。
ジャー
大蛇。
ジャーガル
粘土質の土。
メモ
ジャガルンチャ・ジャーガルンチャと同義。
ジャーガルンチャ
土の一種。
メモ
ジャーガル・ジャガルンチャと同義。髪洗い粉として使用。粘土質で灰色の土。
ジャートゥイン
座る場所を前もって確保する。
用例
ヘーク ゥンジャーニ シバイヌ ジャートゥイン(早く 行って 芝居の 見る場所を確保する)。
継:ジャートゥットーン(座を確保している)。
ジャーナーモーイ
宜野湾市大謝名の舞。
ジャーナリー
座慣れ。
用例
シデーニ ジャーナリースグトゥ シワースナケー(次第に 座慣れするから 心配するな)。
ジャーハネーカスン
座を賑やかにすること。
用例
チョーデータイシ ウスマサ ジャーハネーカスン(兄弟二人で とても 座を賑やかにする)。
希:ジャーハネーカシーブサン(座を賑やかにしたい)継:ジャーハネーカチョーン(座を賑やかにしている)。
ジャーフェー
しまつにおえないこと。厄介なこと。手に負えないこと。困ったこと。
用例
トゥジ ヒンガチネーン ジャーフェーソーサ(妻を 逃がしてしまい 厄介なことになったな)。
ジコー、ジャーフェーヤルバー(大変厄介なことである)。ウンジョーナー ジャーフェーヤッサー(貴方にも困ったものだ)。
ジャーフェーティーフェー
手を焼くこと。
用例
イャーガ シーヤンジュグトゥ ジャーフェーティーフェー ソーサ(お前が やり損なうから 手を焼く羽目になったさ)。
ジャーブサガイ
邪魔になっていること。
用例
ヲゥマンカイ ハク ウッチーネー ジャーブサガイナティ トゥーインナランデー(そこに 箱を 置いたら 邪魔になって 通れないよ)。
ジャーマ
途方にくれること。
ジャーマテーマ
何も考えない。ほどを知らない。
用例
チカイルウッサナール トゥティ チューンディチンアル ジャーマテーマ トゥティチェーサ(使う分だけを 取って 来るんであって 程も知らないで 取って来てあるさ)。
ジャーマムヌイー
何も考えずに物を言う。
用例
ジャーマムヌイーシ タダ アビレーシムンヌーヤアランサ(何も考えずに物を言って ただ 物を言えばいいってことではないよ)。
ジャームッチャー
座を盛り上げる人。
用例
ヲゥジャサーヤ デージナ テーファーヌ ジャームッチャーヤタン(叔父さんは とても 冗談好きで 座を盛り上げてくれた)。
ジャカジャカ
水浸しになっている状態。
用例
ミジジャカジャカシ アッチーグリサン(水浸しになって 歩きにくい)。
ジャカジャカー
水分が多すぎるさま。畳語。
ジャガルンチャ
ジャガル土。
メモ
泥岩からなる土で髪洗い粉として洗髪に使った。
山で薪取りの帰り、下方のカーで髪や体を洗った。
ジャクヨー
皮膚病のひとつ。水虫のような皮膚病。
用例
ジャクヨー カカイネーヨ、エーヌ ナカンカイ ティー イリーネー、ウレー ノーイサ(ジャクヨーになったらね、藍の中に手を入れれば、それは治るよ)。
ジャチマー
座喜味の人。
ジャチミ
地名(読谷村座喜味)。
ジャッサ
いくら。どんなに。どのくらい。
用例
イッター ゥワーヤ ジャッサ カカイタガ?(あなたの 豚は どのくらいの 重さがあったの?)。
メモ
ここでのジャッサカカイタガは豚の重さを表す。
ジャッサキーン
たくさん。多く。
用例
ジャッサキーン ゥンム フティ ムタチェーサ(たくさんの 芋を 掘って 持たせてくれた)。
メモ
類:ジャッサン(たくさん・多く)・ダテーン(たくさん・多く)・ウホーク(たくさん・多く)。
対:ウフィ(少し)・イヒ(少し)・クーテン(少し)・イキラク(少し)。
ジャッサヌーヤラワン
いくらなんでも。
用例
ジャッサヌーヤラワン ワンニンカイ チカサンディチンアンナー(いくらなんでも 私に 聞かさないってこともあるか)。
ジャッサン
たくさん。多く。
用例
ジャッサン ムッチチン チカイルウッサル チカイル(たくさん 持って来ても 使う分だけを 使うんだよ)。
メモ
類:ジャッサン(たくさん・多く)・ダテーン(たくさん・多く)・ウホーク(たくさん・多く)。
対:ウフィ(少し)・イヒ(少し)・クーテン(少し)・イキラク(少し)。
ジャヌアタイ
どのくらい。
用例
ジャヌアタイヌ シンカガヲゥレー ナイギサーヤガ?(どのくらいの 人数がいれば できそうか?)。
ジャヒ
蛇の皮。
用例
サンシヌンカイヤ ジャヒ ハイタン(三線には 蛇の皮を 張っていた)。
ジャヒバリ
蛇皮張。
用例
サンシヌンカイ ジャヒ ハテーシヤ ジャヒバリディイタン(三線に 蛇の皮を 張ってあるのに 蛇皮張といっていた)。
ジャマ
さま。やり方。見た様子。
用例
ナマヌジャマー(今のやり方)。
ジャマ
さま。見苦しい。
用例
ジャマーネーン(見苦しい)。
ジャマ
邪魔。
用例
イャーガ カシーシーネー ジャマルナイル アマンカイ イケー(お前が 加勢したら 邪魔になるから あそこに 行きなさい)。
ジャマリーン
暴れる。人の邪魔になる。
用例
サキ ヌムヌ カージ チュヌ ヤーヲゥティ ジャマリーン(酒を 飲む たびに 人の 家で 暴れる)。
過:ジャマリタン(暴れた)否:ジャマリラン(暴れない)希:ジャマリーブサン(暴れたい)継:ジャマリトーン(暴れている)。
ジャマンヤードゥイ
ジャマン屋取。
メモ
渡具知にあった屋取集落の名称。ザマン屋取、後原屋取と同様。
ジャミシカ
たいした。
用例
ウムトーヌサコー ジャミシカー アランタン(思っていたほど たいしたことは なかった)。
ジャンガネー
暴れる。
用例
ンマヌ ジャンガネーシ(馬が暴れて)。
ジャングトゥ
どんなに。
用例
ワンガ ジャングトゥ アワリサンディチン イッターガー ワカランサ(私が どんなに 苦労したと言っても 貴方たちには 分からないよ)。
ジャングトール
どんな。
用例
ジャングトール アワリシ イッター スダティテーンディ ウムイガ?(どんな 苦労して 貴方たちを 育てたと 思うか?)。
ジャングトールー
どんなもの。
用例
イャーガ ムッチチェーシェー ジャングトールーヤガ?(お前が 持って来たのは どんなものねぇ?)。
ジャンメー
仕業。やりかた。
用例
ジャンメーヤ ディキトーシガ、ジャヌアタイ ナイガヤー?(恰好は 良いが、どのくらい できるのかな?)。
メモ
類:シジャマ(仕業・やりかた)。
シュー
父。
メモ
呼称にはあまり使わず、オトーと呼んでいた。
ジュー
しっぽ。尻尾。尾。
用例
マヤーヌジュー(猫の尻尾)。
メモ
綱引きが終わると綱のジューを切り焼いた。
ジューイチ
十一。
ジューエン
10円。
メモ
10円は500貫に相当。
ジューガチゾーリ
10月+ソーリ。
メモ
火の用心のためのカママーイのこと。
「ソーリ」は稲作儀礼名であるので、あるいは時期的に近いその名称を取ったものか。
ジュークーエー
子どもの遊びのひとつ。
メモ
前の人の腰や着物の帯をつかんで縦一列に並び、列の前にいるオニがインヌジュー(犬の尾)と呼ばれる列の一番後ろの者を掴まえる遊び。
他にイヌジュークェー(長浜・宇座・渡慶次)、マヤーヌジュークェー(渡具知)、チビフリハナフリ(楚辺)とも呼んでいる。
ジュークーエー
尻尾+喰い合い。
用例
イェンチュガ ジュークーエーシ ヒンギティ ハイタン(ねずみが 数珠つなぎになって 逃げて 行った)。
メモ
(ジャコウネズミが)尾を咥えて数珠つなぎになる様子。ジャコウネズミが座敷に上がると厄とされ、特にジュークーエーしていると縁起が悪いとされている。
ジューグヤ
十五夜。
メモ
旧暦8月15日のこと。かつてはアシビナーでアシビ(村芝居)を楽しむ字が多かった。また獅子舞を踊らせて祈願をしたり、アシビの神に御願を捧げる。家庭ではフチャギを食べる。
ジューグヤー
十五夜。
メモ
旧暦8月15日のこと。かつてはアシビナーでアシビ(村芝居)を楽しむ字が多かった。また獅子舞を踊らせて祈願をしたり、アシビの神に御願を捧げる。家庭ではフチャギを食べる。
ジューグヤアシビ
十五夜遊び。
用例
イージブンヤルムン ジューグヤアシビ ンジーガ イカ(良い時間だから 十五夜遊びを 見に行こう)。
メモ
八月十五夜に村のアシビナーで行なう舞踊や村芝居の総称。
ジューグヤウユミ
十五夜折目。
用例
ジューグヤウユミネー ヤシチヌウグヮン ウサギータン(十五夜折目には 屋敷の御願をした)。
メモ
8月15日の十五夜をジューグヤウユミともいい、各家庭では夕暮れ時に、酒・線香(12本)・花米で屋敷の御願をした。
ジューグヮチ
10月。
用例
ジューグヮチェー ヌーン シチビガ ネーングトゥ アチハティジューグヮチディ イタン(10月は 何も 節日が ないから アチハティ〔飽き果て〕10月と 言った)。
ジューサンカジャイ
十三飾り。
用例
ジューサンニンチネー ウチカビヤ ジューサンカジャイ カジャイン(十三年忌には 打ち紙は ジューサンカジャイ〔十三飾り〕 供える)。
メモ
人が亡くなって十三年忌の法事に、3枚ひと組になったウチカビ・打ち紙をジューサンカジャイ(13セット)飾る。
ジューサンギン
13歳祝いの着物。
メモ
13+着物。
13歳祝いをする女の子は母親が仕立てた着物を着て、トートーメーに13歳になりますと報告した。その着物をジューサンギンといった。
ジューサンサナジグヮー
男子が13歳から着ける下着。
メモ
13歳までは男女とも下着を着ないのが普通で、男子が13歳から着ける下着の呼称。13+褌+グヮー
ジューサンスーギ
十三祝儀。十三祝い。
メモ
類:ジューサンスージ・ジューサンユーエー。
出生した後に最初に迎えるトゥシビー(生まれ年)で、女子はかつては25歳で既婚が多く最初で最後の生家で催す生年祝いということで、盛大に祝った。男子は健康祈願だけで簡単に済ませた。波平や高志保では男子は13歳のお祝いはせず、一人前のニーセー(青年)になったということで15歳のお祝いを行った。
ジューサンスージ
十三祝儀。十三祝い。
メモ
類:ジューサンスーギ・ジューサンユーエー。
出生した後に最初に迎えるトゥシビー(生まれ年)で、女子はかつては25歳で既婚が多く最初で最後の生家で催す生年祝いということで、盛大に祝った。男子は健康祈願だけで簡単に済ませた。波平や高志保では男子は13歳のお祝いはせず、一人前のニーセー(青年)になったということで15歳のお祝いを行った。
ジューサンニンキ
十三年忌。
用例
ジューサンニンキ ウワレーカラー ツギェー ニジューグニンチルヤンドー(十三年忌が 終わったら 次は 二十五年忌だよ)。
メモ
類:ジューサンニンチ(十三年忌)。
ジューサンニンチ
十三年忌。
用例
ハッサ! ウビジ ジューサンニンチ ナトーサヤー(あれまあ! そんなに早く 十三年忌 なっているんだね)。
メモ
類:ジューサンニンキ(十三年忌)。
ジユーサンバ
自由産婆。
メモ
出産の手助けをする年配の手慣れた者。一般にはカッティといった。
ジューサンバカマグヮー
女子が13歳に仕立てた下着。
メモ
13歳以前は男女とも下着を着ないのが普通で、13歳になると母親がさらし木綿で作ってくれた女子の下着のこと。ジューサンハカマグヮーともいう。
ジューサンミーフガー
初潮。
メモ
隠語的に使用。
ジューサンヤ
十三夜。
ジューシー
【料理名】雑炊。おじや。
用例
メーヌ アマトーラー ジューシーシ カムンテー(米が 余っているなら 雑炊にして 食べるさ)。
ジューシーメー
【料理名】雑炊。おじや。
ジュージジャー
十時茶。午前10時頃の間食。
ジュージュークーエー
子どもの遊びのひとつ。
メモ
前の人の腰や着物の帯をつかんで縦一列に並び、列の前にいるオニがインヌジュー(犬の尾)と呼ばれる列の一番後ろの者を掴まえる遊び。
他にイヌジュークェー(長浜・宇座・渡慶次)、マヤーヌジュークェー(渡具知)、チビフリハナフリ(楚辺)とも呼んでいる。
シューシン
執心。
用例
シューシンサッティ トゥジ ナイン(見初められて嫁になる)。
ジューチラー
尻尾が切れた動物。
ジュートゥイ
【爬虫類】アオカナヘビ。
ジューニンシンカ
10人+臣下。
メモ
かつて伊良皆にあった役職名。夜警や風紀取り締まりを行なう10人組。青年頭が推薦し、任期は2年だった。
ジューバク
重箱。
用例
ジューバクヤ ハンクンシ シムンナー?(重箱は 半組で いいねぇ?)。
メモ
沖縄の重箱料理は、行事や法事には欠かせないものである。重箱のひとつには餅を詰め、もうひとつには天ぷら、揚げ豆腐、カマボコや肉やゴボウ、昆布等の煮物を詰める。餅2箱、おかず2箱でチュクン・1組、各1箱ずつでハンクン・半組と言う。御馳走を詰めて墓前や仏前に供えた。
ジューハチヤ
十八夜。
メモ
2月と5月の十八夜は門中のムートゥヤーに集まって拝む。座喜味では十八夜に観音堂に健康祈願する。
ジューハチヤウガミ
十八夜拝み。
メモ
座喜味では十八夜に観音堂に健康祈願する。
ジュービン
【植物】ツルムラサキ。
ジューブ
しっぽ。尻尾。尾。
メモ
凧作りの際、ジューブには甘蔗の青葉や紙を使った。
ジューフイター
尻尾振り。獅子舞の尾の部分。
メモ
獅子を誘導する獅子ワクヤーと、獅子の頭部分を操作するメーカクジー(前顎)、尾をあやつるジューフイターの3人で獅子舞をする。
ジューブニ
尾骨。
用例
チカグロー ウヮーヌシシン タカサヌ ジューブニル アタイル(近頃は 豚肉も 高くて 尾骨しか 買えない)。
メモ
豚の尻尾近くのことで、骨に肉片がついていて安価で手に入る。
ジューミー
【爬虫類】アオカナヘビ。
ジュームッカー
尻尾が途中で切れた動物。
ジューモー
尻尾が切れてなくなった動物。
ジューユッカー
14日。
ジュールクニチ
(1月)16日。
メモ
ミーサは墓参する。仏壇に赤黄の紙でトゥール(燈籠)を作って飾り、その後燃やす。
ジュールクニチ
(7月)16日。
メモ
祖霊をウークイしたあとの16日に、祖霊の接待で子孫が疲れて寝込んでいないかと祖霊が心配して廻って来ると言われ、「疲れていない、元気だよ」という印として、必ず、昼間の適当な時間にお茶と熱々の甘藷を供えた。
ジュールクニチー
(1月)十六日・後生の正月。
用例
ジュールクニチーヤ グソーヌ ソーグヮチヤンディ(十六日は 後生の 正月なんだって)。
メモ
類:ジュールクニチャー(十六日・後生の正月)。
ミーサは墓へトゥールグヮー(提灯)を作って持って行った。
ジュールクニチーグヮー
(1月)16日。
メモ
年中行事。グソーヌソーグヮチ(後生の正月)のこと。
ジュールクニチャー
(1月)十六日・後生の正月。
用例
ジュールクニチャーヤ ジューバク シコーティ ハカメースタン(十六日は 重箱を 準備して 墓参りをした)。
メモ
類:ジュールクニチー(十六日・後生の正月)。
ジュールク二チャーには餅とおかず(肉・豆腐・山芋等)の重箱をハンクン・半組準備して、墓参りに行った。墓前には重箱と一緒に線香(12本)、花米、お茶、水、酒、打ち紙を供えて拝んだ。
ミーサは墓へトゥールグヮー(提灯)を作って持って行った。
ジュリ
女郎〔じょろう〕。娼妓〔しょうぎ〕。遊女〔ゆうじょ〕。
用例
ジュリコーイガ イチュタンドー(女郎遊びをしに行ったよ)。
メモ
昔は口紅でも塗ろうものなら「サングヮナー、ぃやージュリぬ子ルヤルイ(娼婦、お前は女郎の子か)」と親たちに言われる時代であった。
ジュリアンマー
女郎〔じょろう〕の抱え親。
ジュリアンマーユイ
髪の結い方の一種。
ジュリウイ
辻に女郎〔じょろう〕として売ること。
メモ
娘を女郎〔じょろう〕として売ること。ジュリ+売り。
ジュリカンプー
髪の結い方の一種。
ジュリグヮーアーケージュー
ヤエヤマサナエ。トンボの一種。
用例
ジュリグヮーアーケージューディチ アヌ グナアーケージューテー(ヤエヤマサナエというのは あの 小さなトンボだよ)。
ジュリトゥジ
女郎上がりの妻。
ジュリヌクーグ
お菓子のひとつ。ゼリービーンズ。
用例
ジュリヌクーグディチ アカーオールーソーヌ アミグヮーガアタン(ジュリヌクーグという 赤や青の 飴があった)。
メモ
中にピーナッツが入っており、表面はつややかで白に黄色が混じっている。ゼリービーンズ。
ジュリバカ
女郎墓〔じょろうばか〕。
メモ
墓の中から歌が聞こえ、恐れられた場所。村内にもいくつかそのように呼ばれた場所があった。
ジュリハナ
女郎屋の美称。
メモ
ジュリハナとは辻・仲島・渡地のジュリが居る場所の美称。
ジュリユバー
ジュリ遊びを頻繁にする者。
ジュン
本当。
用例
ジュンニ マクトゥヤルバー(本当に誠な者でね)。ジュンネー ワカラン(本当のことは分からない)。
シュンカン
筍干。磁器碗。
ジュンサ
巡査。
シュンドー
しゅん童。瀬名波の打ち組踊り。
メモ
貿易船の船主をしていた儀保カナミが伝えたといわれ、瀬名波といえば「しゅん童」と返されるほど有名な打ち組踊り。
ジュンニ
本当に。
用例
ジュンニ ヤタン(本当であった)。
ショー
性。性根。根性。
用例
ムチミクィラユカ ショークィリ(財産を残すより知恵を与えろ)。
ジョー
通り。
用例
ジョーカラ トゥーティ イチュン(通りを通って行く)。
ジョー
門。
用例
ワンガ ゥンジチュールエーマ ジョーヲゥティ マッチョーレー(私が 行ってくる間 門で 待っていてね)。ヤーヌジョー(家の門)。
メモ
一番ジョーの正門と馬車の出入り口の二番ジョーがあった。正月には若松をジョー(門)に立てる。
墓庭の入り口のこともジョー(門)という。
ジョーイ
とても。とうてい。
用例
ジョーイナラン(とても出来ない)。
メモ
ジョーイ~(とても~出来ない)と否定的な表現が続くのが一般的だが、アリガ ジョーイ ウィーヤサ(彼がずっと上手だ)という使い方もする。
ジョーイ
より~。
用例
クマー ジョーイ ワッサン(こちらがより悪い)。
ジョーイシ
門石。墓の入り口の石。
ショーガー
生姜〔しょうが〕。
ジョーガー
座喜味の湧泉の名称。
メモ
名称の由来としては、集落を取り巻く川の一番上にあることから「上ガー」とされたとも、座喜味城跡の近くに位置し、城でも使われたから「城ガー」とされたともいわれる。お茶用の水として利用され、ジョーガーの水で入れたお茶は格別の味だったという。
隣には「ミージョーガー」がある。「ミー」は「新しい」の意で、昭和初期の旱ばつの際にジョーガーの北側に新たに造られた。ジョーガーと隣り合うが、水質は異なるといわれる。
ジョーカブイ
門+被り。墓の部所名。
メモ
シミイシの上部の呼称。
ジョーキ
蒸気。
用例
ジョーケー アランヨーイ、ヤンバラーブニカラ ナファンカイ モーチョータンリ(蒸気船ではなく、ヤンバル船で那覇にいらしたそうだ)。
メモ
ここでは蒸気船のこと。
ジョーギ
定規。
ジョーグ
上戸。
用例
アネッアネッ! サキジョーグー ウスメーガ アマカラ チューンドー(ほらほら! 酒上戸な お父さんが 向こうから やって来るよ)。
メモ
特定の食べ物を好むこと。
ジョーグチ
(屋号)門口。
メモ
伊良皆発祥といわれる旧家。
ジョーグチ
門。門口。門の入り口。
用例
アマヌ ジョーグチヲゥティ マッチョーシェー ワン ウヤヤサ(あそこの 門の入り口で 待っているのが 私の 親だ)。
ショーグヮチゲタ
正月下駄。
ジョージ
上手。
用例
ヰキガチョーデータイ ジコー シバイ ジョージヤン(兄弟二人 とても 芝居が 上手だ)。
シヨーシザマ
やりかた・行い。
用例
アリガ シヨーシザマシェー チューヲゥテー ウワランレー(彼の やり方では 今日中には 終わらないよ)。
ジョーシチ
家事。
用例
ジョー シチン ディキティ イッペー イー ユミヤン(家事も 上手で とても 良い 嫁だ)。
ジョーシチャー
下女。女中。
用例
ワッタヤ ジョーシチャー ミッチャイ チカトータン(私たちは 女中を 3人 使っていた)。
メモ
類:ジョーヒチャー(下女・女中)。
ジョージョー
水が流れる様子。
用例
ミジガ ジョージョー ナガリトーン(水が ジョージョー 流れ続けている)。
ジョーチ
上地。
用例
ジョーチ リネー 上等ヌ ハルテー(上地というのは上等な畑さ)。
ジョーチャ
お茶の種類。
用例
タチャワノー ヌディ アトゥカラ アジェー アンリヤー ムカシヌ ジョーチャー(二杯目以降からが風味があるそうだよ、昔の上茶は)。
メモ
大和のジョーチャを行商する人がいた。
ジョーノー
上納。税金。
用例
ジョーノーヌ タカサヌ ハライサン(税金が 高くて 払えない)。
ショーノーシチ
樟脳が植えられている敷地。
ジョーバシラ
門柱。墓の部所名。
メモ
シミイシ(シミ石・亀甲墓の部所名)ともいう。
ジョーバン
門番。
メモ
最も近年の成人の死者を入れた厨子甕はジョーバンとして、シルヒラシ(墓の入口の所)に安置される。
ジョーヒチャー
女中。下女。
用例
ワッタヤ ジョーヒチャー ミッチャイ チカトータン(私たちは 女中を 3人 使っていた)。
ワンネー ジョーヒチャー ナンジナティ サンドー(私は難儀だから女中はしないよ)。
メモ
ジョーシチャーと同義。
【雑色(ぞうしき)】走り使いに服した無位の職。炊事。台所仕事。
ショーブ
【植物】菖蒲〔ショウブ〕。
ショーブ
鉦。念仏鉦。
メモ
ニンブチャーが小さなショーブガニグヮーをぶら下げてケンケン鳴らしていた。
ジョーブ
ちゃんと。
用例
マギカジヌ チューンディグトゥ ジョーブニ チナシ クンジュン(大きな台風が 来るというから ちゃんと 綱で 括る)。
ショーブガニ
鉦。念仏鉦。
メモ
ニンブチャーが小さなショーブガニグヮーをぶら下げてケンケン鳴らしていた。
ジョーマカネー
門+賄い。
メモ
ニンブチャーは門で賄いを出した。
ジョーマハンラー
規格外れ。
用例
ジョーマハンラーヤグトゥ ヤシク コーイヤッサタン(規格はずれだったので 安く 買いやすかった)。
シヨームヨー
色々な手段でやっているさま。
用例
シヨームヨーソーシガ シクチェー アガチョーミ?(色々やっているようだが 仕事は はかどっているか?)。
ショーユガーミ
醤油を入れる甕。
メモ
味噌を仕込む時に味噌麹の汁と昆布を入れ3、4時間炊いて作った。
シラアカガイ
夜が白むこと。明け方の薄明かり。
シラークサー
四方八方。
用例
シラークサー ユー ンチ ミチ ワタリヨー(四方八方 よく 見て 道は 渡りなさい)。
シライ
【虫】シロアリ。
用例
ミーヤーンカイ シラインデーガ ゥンジーネー イチデージ(新しい家に シロアリでも 発生したら 大変だ)。
シライ
すだれ。
用例
シライ カキテーグトゥ アンシ シラサギサル(すだれを かけてあるから とても 涼しそうだね)。
シラガー
白髪。白髪の人。
用例
チューチャンナカイ アンシ シラガーナトール(あっという間に すっかり 白髪になって)。
メモ
類:シラギ―(白髪の人)。
シラガジョーミン
白髪素麺。
メモ
吸い物の具はシラガジョーミンで生姜を少し入れた。
シラガゾーミン
白髪素麺。
メモ
ウークイの昼間、実家へ、お茶とシラガゾーミンを持って行った。
シラカワニンブチ
白川念仏。念仏歌。
シラギ
白髪。白い毛。
用例
シラギヌ ウークナティ ヌジン アワサン(白髪が 多くなって 抜いても 追いつかない)。
シラギー
白髪の人。
用例
アマンカイ ヰッチョール シラギータンメーヤ ガンクードー(あそこに 座っている 白髪のお爺さんは 頑固だよ)。
メモ
類:シラガ―(白髪の人)。
シラギーン
精〔しら〕げる。精米する。
用例
イニ カティッチ シラギーン(稲を 刈りて来て 精米する)。
過:シラギタン(精米した)否:シラギラン(精米しない)希:シラギーブサン(精米したい)継:シラギトーン(精米している)。
メモ
【精(しら)げる】玄米を搗いて精米する。
シラギウーシ
玄米を精米する臼のこと。
メモ
精げ+臼。
シラギグミ
白米。精米。
シラギナミ
沖波。
用例
シラギナミ タッチョーシガ ハリトーグトゥ ユー ミーン(沖波が 立っているのが 晴れているから よく 見える)。
シラギナミ
津波。
シラギヤー
精〔しら〕げる人。玄米をついて精米する役目。
用例
ワンネー ユー シラギヤー ヤタンローサイ(私はよく精米する役でしたよ。〔子どもの仕事のひとつだった〕)。
シラサン
涼しい。
用例
チカグロー ユサンリナイネー シラサン(近頃は 夕方になると 涼しい)。
メモ
類:シラハン(涼しい)。
シラシ
志良次原(上地の小字)。
シラシ
知らせ。
用例
ワッタンカイヤ ヌーン イェージェー ネーンタシガ ニッタヤ ヌーガラ シラシヌル アイビーティー?(私達には 何の 連絡も なかったが 貴方には 何か 知らせが あったのですか?)。
シラシウタキ
上地の御嶽名、拝所名。
メモ
旧読谷中学校のグラウンドに下りる辺りにかつては松林があり、そこに位置していた。中学校建設にあたり、現在は村道沿いの座喜味地内に移動している。
座喜味のノロ殿内(ヌンドゥンチ)が管理し、座喜味の拝所ともなっており、トリヌファウタキとも呼ばれた。
シラシェー
【甲殻類】小さい川エビ。
シラシガー
上地の井泉の名。
メモ
上地にあるカーの名前。シラシウガンの南東、崖下に位置する。シラシガーが位置する一帯は窪地、湿地帯となっており、かつては田圃で稲やターンム(水芋)が植えられていた。終戦当時、村の製糖工場がシラシガーの水を汲み上げて使っていた。
シラシグトゥ
知らせ事。予兆。
メモ
タマガイ(人魂)があがると何かのシラシグトゥ(予兆)とされた。
シラシドゥクル
晒し所。
メモ
帽子の原料のアダン葉を晒す所。
シラシバル
砂良原(親志の小字)。
シラシバル
志良次原(上地の小字)。
シラスン
知らせる。
用例
クヮヌクトゥヤ ウヤンカイ シラスン(子どものことは 親に 知らせる)。
シラスン
孵化〔ふか〕させる。
用例
クーガ シラチョーン(卵を抱いている)。
シラセー
【甲殻類】小さい川エビ。
用例
カーランカイ シラセー トゥイガ イチュタシガ ウガ ニッカナー ケーティクーラン(川に 川エビを 取りに 行ったが そんなに 遅くまで 帰って来ない)。
シラチグ
コバンモチ。
メモ
ウンケーには仏壇に供えた。山のないマチガタ(町方)は那覇へ買いに行っていた。お盆に飾られた。シラチグ・阿檀の実・ミーガークーガー・蜜柑などの木の実を芭蕉の根元に差して飾った。
シラックヮ
3、4か月の赤ん坊。
用例
シラックヮヌ ウジラーサシヨー ユー フルイートーンヤー(赤ん坊の 可愛いこと よく 育っているね)。
シラハン
涼しい。
用例
アミフイアトゥヤ シラハヌ イーヤンベーヤー(雨が降った後は 涼しくて 気持ち良いね)。
メモ
類:シラサン(涼しい)。
シラビーン
調べる。
用例
ヌーガラ ムッチェーネーンガヤーディチ チュイナーチュイナー シラビーン(何か 持っていないかと 一人ずつ 調べる)。
過:シラビタン(調べた)否:シラビラン(調べない)希:シラビーブサン(調べたい)継:シラビトーン(調べている)。
シラビムン
調べ物。
用例
シラビムンガ アティル ウガ ニッカナトーンレー(調べものが あって こんなに 遅くなったんだよ)。
シラベー
白なまず。皮膚病の一種。
用例
チラカイ シラベーガ ゥンジトータシガ イチヌミーヤラ ノートーン(顔に 白なまずが できていたが いつの間にか 治っている)。
メモ
白色の斑点〔はんてん〕ができる皮膚病。
シラワレー
冷笑。
用例
ハジカサルアラー ゥンマカラ シラワレーシ トゥーティ ハイタン(恥ずかしいのか そこから 冷笑して 通って 行った)。シラワレーシ(しら笑いして)。
メモ
日本語の「しら笑い」の意味とは異なり、恥ずかしげに微笑むさま。
シラン
【虫】シラミ。虱。
用例
ガッコーヲゥティ シランガ ヘートーンディ(学校で 虱が 流行っているって)。
シラン
【虫】シロアリ。
用例
ヤーヤ シランヌ ウチクヮティ(家はシロアリがすっかり食べてしまって)。
シランカマー
知らないふり。
用例
ヌーディ イラッティン シランカマーソーケー(何を 言われても 知らないふりをしておけ)。
シランチュ
知らない人。
用例
ユー ンチャレー シランチュ ヤタン(よく 見たら 知らない人 だった)。
メモ
対:シッチョールー(知り合い)。
シランチュー
人見知り。
用例
ワラビヌ シランチューシ ターニン アジキララン(子どもが 人見知りで〔して〕 誰にも 預けられない)。
シランフーナー
見て見ぬふり。知らないふり。
用例
イチクルヤシガ シランフーナーシ トゥーティ ハイタン(従妹なんだが 知らんぷりして) 通って 行った)。シランフーナーシ(知らない振りして)。
ジリ
義理。
用例
チュニンジノー ジリトゥ ハジェー ワカリワルヤル(人間は 義理と 恥は 分からなくちゃいけない)。
シリーン
孵化する。羽化する。
用例
ヤガティ ウンラヌクーガガ シリーン(やがて ウズラの卵が 孵化する)。
アーミナクーガ ダテーン シリトンドー(オタマジャクシがたくさん卵からかえっているよ)。
カマンタヌシチャトーティ シリーヌ アカマター(カマンタの下で孵化するアカマタ)。
継:シリトーン(孵化している)。
シリウーシ
すり臼。籾〔もみ〕すり用の臼。
シリガー
高志保(波平)の井泉の名。
メモ
波平と高志保の境、現読谷小学校のプールの下辺りにあった。また現読谷小学校付近はシリヤマと呼ばれた。付近の人や高志保の人はナッコーガーと呼んでいる。読谷小学校敷地内にあったが、今は、跡形もない。
シリガーラ
波平を流れる川の名。
メモ
シリガーラやイーガーラ、またイーガーラの下流になるシムクガマ近くのカーラなどで洗濯した。かつてはシリガーラで水浴もした。
シリヤマから県営団地方面へ流れ出て、ワタンジャーバシの下を流れる川。
シリガフー
ありがとう。
用例
チャー ユーシトゥラチ シリガフードー(いつも よくしてくれて ありがとうね)。
シリグルー
蛇やセミの抜け殻。
用例
マーチョーンカイ イチーネー ジャッサヤティン アササーヌ シリグルーガ アサ(松林に 行くと 幾らでも セミの 抜け殻が ある)。
シリクヮースン
擦り込む。
シリケーイン
脱皮する。孵る。
用例
ナナケーン シリケーイン(七回脱皮する・脱皮を繰り返す)。
メモ
孵化+代わる。
ジリジューサン
義理堅い。
用例
ワッター ハーメーヤ ルク ジリジューサヌ ヌーティーチン ヌガーラン(私の お母さんは あまりにも 義理堅くて 何ひとつ 手を抜かない)。
メモ
類:ジリジューハン(義理堅い)。
ジリジューハン
義理堅い。
用例
アマヌ ミートゥンダヤ ジリジューハヌ チュヌティー カラレーサン(あそこの 夫婦は 義理堅くて 人の手を 借りようとしない)。
メモ
類:ジリジューサン(義理堅い)。
シリタックヮスン
擦りつける。
用例
ヰーゴーサヌ フシガラン クスイ シリタックヮスン(痒くて たまらず 薬を 擦りつける)。
過:シリタックヮチャン(擦りつけた)否:シリタックヮサン(擦りつけない)希:シリタックヮシーブサン(擦りつけたい)継:シリタックヮチョーン(擦りつけている)。
メモ
類:シリナシーン(擦りつける)。
シリトーン
大したことはない。
用例
アレー クチビカーンルヤル シリトーン(彼奴は 口ばかりで 大したことはない)。
シリナシーン
擦りつける。
用例
アギジャベッ!チュンカイ ハナダイ シリナシーンナー?(あーあっ!人に 鼻水を 擦りつけるのか)。
過:シリナシタン(擦りつけた)否:シリナシラン(擦りつけない)希:シリナシーブサン(擦りつけたい)継:シリナシトーン(擦りつけている)。
メモ
類:シリタックヮスン(擦りつける)。
シリハジュン
擦りむく。
用例
ルゲーティ ティー シリハジュン(転んで 手を 擦りむく)。
過:シリハジャン(擦りむいた)。
シリハンラカスン
滑り落とす。
用例
ティーンカイ ムッチョータルムン シリハンラカスン(手に 持っていたのに 滑り落とす)。
シリブル
蛇が脱皮した後の抜け殻。
用例
シリブルガ ウティトールムン チカサンカイ ハボー ヲゥラニ キーチキリヨー(蛇の抜け殻が 落ちているが 近くに 蛇が いないか 気をつけなさいよ)。
シリユイケーユイ
次第にくっついてくること・すり寄って来る。
用例
ワラビヌ ウヤヌハタカイ シリユイケーユイシ チャーギーン(子どもが 親のところに すり寄って 来る)。
シル
汁。
用例
アワティーマーティーシ シル タッケーラチネーン(大あわてして 汁を こぼしてしまった)。
シル
白い。
ジル
きり。限り。
用例
ヤーンカイ クィール ジノー ウリジルヤンドー(お前にやる金はこれっきりだよ)。 
メモ
~ジリ(きり・限り)とも言う。
ジル
どれ。
用例
ジルガ(どれか)。ジレーマシガ(どれが良いか)。ジローマシガ(どれが良いか)。
メモ
ジルー、ジローともいう。
シルアカー
白赤。紅白。
シルイーフェー
白位牌。
用例
シジュークニチマデー シルイーフェー チカイン(四十九日までは 白位牌を 使う)。
メモ
死後49日まで使う、木牌を白布で包んだものに白位牌という。49日を終えると普通の位牌と取り替える。四十九日に白位牌を焼き捨てる。
シルイーフェームッチャー
白位牌持ち。
用例
ダビヌ シルイーフェー ムッチャーヤ ヤーニンジュガルスルヨー(葬式の時の 白位牌 持ちは 家族が やるんだよ)。
メモ
葬式に、家から墓までシルイーフェーを持つ人のことをシルイーフェームッチャー(白位牌持ち)といった。
シルイショー
死装束。
用例
ヲゥトゥヌ ブヌン シルイショー シコーティ イチュタン(夫の 分も 死装束は 準備して 行った)。
メモ
類:グソージン(死装束)・シルダナシ(死装束)・グソーギン(死装束)。結婚して行く花嫁が是非準備しないといけないのが死装束であった。夫の分と2枚準備して持って行った。
シルイチャー
アオリイカ。
用例
ウッピナーヌ シルイチャー トゥティ チェール(とても大きな アオリイカを 取って きたね)。
シルイユ
メイチダイ。
用例
シルイユヤ マッシールグヮーシ マーサン(メイチダイは 白身で 美味しい)。
シルインドゥー
白豌豆。
シルー
白。白い。白く。
用例
シルーソーシカイ ジー カチュン(白い物に 字を 書く)。シルー ナイタサニ(白くなったでしょう)。
シルークルー
白黒。
シルーグヮー
白い物。
シルーサン
白い。
シルカビ
白紙。
用例
シルカビヤ スージガミ チカイン(白紙は 習字紙を 使う)。
メモ
白紙は三枚重ねた半紙を縦半分に折り、次に横に四等分に折り、きれいに折り目をつけて手でちぎって作る。打紙があの世でのお金に対して、白紙はあの世の税金とされている。
シルグチー
白茎大菜。
用例
シルグチーヤ フニガ シルーソーシル ヤサニヤー(白茎大菜は 茎が 白くしているもの でしょうね)。
シルゲーシ
死者の枕元に供える角切りの豆腐。
メモ
シルドーフと同義。
シルザーター
白糖。
用例
シルザーター イフィ イリーネー マーササ(白糖を 少し 入れると 美味しいよ)。
シルサン
白い。
用例
ナイチャーグトゥシ イルヌ シルサン(内地の人のように 色が 白い)。
シルシ
蒙古斑〔もうこはん〕。
用例
シルシ イッチョーミ(〔赤ちゃんに〕しるし〔蒙古斑〕はあるか)。
シルジー
渡具知にある畑の名。
シルジキー
汁かけご飯。
用例
オカズガ ネーングトゥ シルジキーシ カラン(おかずが ないから 汁かけご飯にして 食べた)。
シルジシ
豚の脂肉。
シルシバル
白石原(長浜の小字)。
シルタナシ
死装束。
シルダナシ
死装束。
用例
シルイショーンカイ シルダナシディン イタンヤー(死装束に シルダナシともいっていたね)。
メモ
類:グソージン(死装束)・シルイショー(死装束)・グソーギン(死装束)。
シルチーマーミ
下大豆・白い豆。
用例
シルチーディチ シルマーミヌ アタサ(下大豆といって 白い豆が あったさ)。
シルッチュー
全身の皮膚が白くなった人。白子。白人。
シルドーフ
死者の枕元に供える角切りの豆腐の呼称。
用例
シルドーフヤ ナナチ ウサギリヨー(豆腐は七つ供えてね)。
メモ
シルゲーシという地域もある。
葬式を終えてムンウーイをした後にイーヌカーで、汚れを祓うという意味でシルドーフを掌の上で切って食した。それで、掌の上で豆腐を切ってはならないとも言われている。
シルナー
白菜。
用例
シルナーヤ ヤファラサヌ カミーヤッサン(白菜は 柔らかくて 食べやすい)。
シルナイン
全てを失う・溶けて液体になる・なくなる。
用例
ルク アリシークリシー アチネービーカンシーネー スグ シルナインドー(余りにも あれこれ 商売ばかりしていると 今に 全てを失ってしまうよ)。
過:シルナタン(全てを失った)継:シルナトーン(全てを失っている)。
シルニー
死装束。
シルハン
白い。
シルビー
脂身の多い肉。
用例
チューヌ シシェー シルビービカーンナティ マーサーネーン(今日の 肉は 脂身が多くて 美味しくない)。
シルビードーフ
細長く切った生豆腐。
用例
シルビードーフヤ トーフ ナガーグヮーシ ナナチ ナラビータン(シルビードーフは 生豆腐を 細長く切って 七個 並べた)。
メモ
類:シルビー(細長く切った生豆腐)。旧8月15日の月見に、フチャギ・吹上げ餅やフシカブズーネー・切干大根の炒物などと一緒に、シルビードーフ・細長く切った生豆腐を7個扇状に並べて供えた。
シルビービー
ずぶ濡れ。
用例
シルビービーシ ウーアミ フトールムン マーガラヲゥティ アミンハラサンティナー?(ずぶ濡れになって 大雨が 降っているのに どこかで 雨宿りもしなかったの?)。
シルヒジー
白髭。
シルヒラシ
遺骸を白骨化させること。
用例
シルヒラシカラ ナーンカイ ンジャチ チュラクナスン(墓の中の棺を安置してある場所から、墓庭に遺骸を出して洗骨する)。
メモ
墓の中の遺骸を安置する場所をもシルヒラシと言っている。
シルヒラスン
洗骨する。
用例
ヤーノー スーガ ヲゥランナティカラ サンニンナイグトゥ シルヒラスン(来年は お父さんが 亡くなってから 3年になるから 洗骨する)。
シルボンボン
実が少なくて汁が多いこと。
用例
ミー ティーチン イッチョーネーン シルボンボンシ(実が ちっとも 入ってない 汁だけだ)。
シルミー
白身・卵白。
用例
シルミートゥ キーミートゥ ワキレー(卵白と 卵黄を 分けなさい)。
メモ
対:キーミー(卵黄)。
シルミー
白目。
用例
ブチクンナティ シルミー ヒッケーラチョータン(気を失って 白目を ひんむいていた)。
シルミジヌカー
高志保の井泉。
シルラナシ
死装束。
シレーアガイ
次第に上がっていく事。
用例
シレーアガイシ モーキティゥンジョーン(次第に上がって 儲けていっている)。
シレーシンキ
こっそりと立ち去ること。
用例
ユージュヌ アグトゥ ナカバカラ シレーシンキサーヒー(用事が あるから 途中から こっそり帰ろうね)。
シレーナシッシ
来なくなって。
シワ
しわ。皺。
用例
シワ ユトーン(皺がよっている)。
シワ
心配。
用例
ムルシ カンゲーイグトゥ シワーサンキヨー(皆で 考えるから 心配するな)。
シワ ソーン(心配シている)。シワシ(心配シて)。
シワーシ
12月・師走。
用例
シワーシナレーカラー ソーグヮチヤ ミーヌメードー(師走になったら 正月は 目の前だよ)。
シワーシウグヮン
師走の拝み。
メモ
座喜味では字の役員が12月24日に字の安寧と加護を感謝し行なう、その拝みの呼称。
シワーシカンカー
師走カンカー。
用例
シワーシカンカーネー シシカマリンディチ タヌシミヤタン(師走カンカーには 肉が食べられるから 楽しみだった)。
メモ
12月に入って最初の己の日に師走カンカーを行う。餅米や唐黍で餅を作り、サンニン(月桃)の葉で包んで大鍋で蒸した。その日は8月カンカーと同じく、字で牛を潰して字民に人頭割にして配給し、大根と一緒に汁にして食べた。牛の血はゲッキツやハマゴーの葉につけて屋敷周りに挿した。カンカーとは沖縄の防疫儀礼のひとつである。
シワーシムーチー
師走餅。
用例
シワーシムーチーヤ カリーナムン(師走餅は厄を払うには良い餅)。
シワグトゥ
心配事。
用例
シワグトゥヌ アラー ワンニンカイ ハナシェーワ チチ トゥラスサ(心配事が あるなら 私に 話しなさい 聞いて あげるよ)。
シワサー
心配性の人。
用例
アンシ シワサーナイネー ドゥーヌ ムタンドー(そんなに 心配症になったら 体が 持たないよ)。
シワヌアティンネーン
心配する様子(気持ち)もない。
用例
クヮー ヒティホーラーシ シワヌ アティンネーン(子どもを ほったらかしで 心配する 様子もない)。
シワヌチー
心配する気持ち。
用例
クヮガ ヌールソーラー ワカインサン シワヌチーンネーラン(子どもが 何をしているのかも 分かりもしない 心配する気もない)。
シン
できものの芯。
用例
ニーブター シンヤ マー ヤガ(できものの芯はどこだ)。
シン
心。心の底。
用例
シン クルスン(心の底を痛める)。
シン
芯〔しん〕。ものの中心。
用例
シンヌ ゥンジーン(芯が出る。〔漁網に屠殺した豚などの血を塗って芯を出し、硬くした〕)。
シン
灯心。ランプなどの芯。
ジン
銭。
ジン
膳。
シンカ
仲間。集団。
用例
イッター シンカ アチミティ ヌーガラ ティーチェー モーティトゥラサンナー(君たちの 仲間を 集めて 何か ひとつ 踊ってくれないか)。
ジンカニ
金銭。お金。
シンカヌチャー
仲間たち。
シンクジ
洗骨。
用例
シンクジェー ヰナグンチャー シクチヤタン(洗骨は 女性の 仕事だった)。
メモ
類:カルクナスン(洗骨)・ギレーイン(洗骨)・クチギレー(洗骨)・チュラクナスン(洗骨)。
シンクジ(洗骨)は、亡くなって数年経って死体が朽ちた頃に行った。棺箱を外に出すのは男性の役目で、洗骨は女性の役目であった。
シンクチ
洗骨。
ジンクバイ
芸能+配り。ムラアシビの配役。
メモ
ムラアシビの配役のことで、アシビガシラが中心になって決めた。
ジングファン
結納金。
用例
ニービチメーニ ジングファン ムッチ イチュン(結婚式前に 結納金を 持って 行く)。
メモ
類:インジョージン(結納金)。
ジングファンカミヤー
結納金を頭に載せて運ぶ人。
用例
ワンネー ジングファンカミヤー シチャンドー(私は結納金を頭に載せて運ぶ役目をしたよ)。
メモ
婚礼の際に婿側から花嫁を迎えに行く一行の中の結納金を運ぶ者。
ジングファンムッチャー
結納金持ち。
用例
インジョージンムッチャーンカイ ジングファンムッチャーディ イータン(結納金を持つ役目の人に ジングファンムッチャーと いっていた)。
シングヮチ
4月。
用例
シングヮチナイネー アガイスージン マンドーン(四月になると 入学祝いも 多い)。
シングヮチアブシバレー
4月畦払い。
メモ
4月畦払いは旧4月15・16日に行ない、15日の先畦払いは家族のみで簡単な御馳走を作って供え、16日の後畦払いは弁当重を作ってスビガニク(楚辺兼久)の競馬を見に行った。
シングヮチハチカー
4月に行なう若者の交流会。
メモ
シングヮチャーと同義。楚辺では4月20日に青年たちが娘達に御馳走した。若者の交際の場となっていた。
シングヮチフチャーギ
4月頃の突風。
メモ
急に風雨がきて、長くは続かないが突風である。
シングヮチャー
4月に行なう若者の交流会。
メモ
サングヮチャー、グングヮチャーも同義。青年たちが娘たちに御馳走したり、また月によっては娘たちが青年たちに御馳走したり、あるいは同性同士で会食した。御馳走といっても素麺やジューシー、豆などの簡単なものを調理して歓談し交流をはかった。年中行事や神行事とは関係なく、若者同士の親睦を目的にした交流のひとつ。
シンケー
神経。
用例
シトゥウヤンカイヤ シンケー チカイグトゥ ヲゥタイン(姑には 神経を 使うから 疲れる)。
シンジ
煎〔せん〕じたもの。スープ。
シンシー
先生。教師や医者。
用例
シンシーサワン ハルサーサワン チョー ユヌムンルヤル(先生をしようと 農業をしようと 人は 同じだ・平等だ)。
シンジーン
信じる。
用例
ワンネー アリガ イーシ シンジーン(私は 彼が 言うのを 信じる)。
過:シンジタン(信じた)否:シンジラン(信じない)希:シンジーブサン(信じたい)継:シンジトーン(信じている)。
シンジグスイ
煎〔せん〕じ薬。
シンジグヮー
煎じ物。
用例
シンジグヮー チュクテールムン ウサガミソーレー(煎じ物を 作ったから 召し上がってください)。
メモ
類:シンジムン(煎じた物・肉や野菜を入れた栄養のある食べ物)。
ジンジナートゥエー
蛍とり。
用例
ジンジナートゥエー シーガ イカ(蛍とりに行こう)。
メモ
飛び交っているホタルを取って遊んだ。伊良皆ではジーナトゥエーといった。
シンジムン
煎〔せん〕じた汁。スープ。
用例
アンマーガ アンマサソーグトゥ シンジムン チュクトーン(お母さんが 具合を悪くしているから 煎じ物を 作っている)。
メモ
類:シンジグヮー(煎じた物・肉や野菜を入れた栄養のある食べ物)。
ジンジャイブクル
頭陀袋(ずだぶくろ)
メモ
死者に土産を持たす袋。
シンジュ
墓。
用例
シンジュヌ スバナカイ ワッター ハルヌ アサ(墓の 側に 私たちの 畑が あるよ)。
メモ
類:チカジュ(墓)。
シンジュークニチ
四十九日の法要。
用例
シンジュークニチ ウワレーカラー フカンカイン ゥンジラリーサ(四十九日の法要が 終わったら 外にも 出られるよ)。
シンジントゥ
まじまじと・しゃあしゃあと。
用例
ウヌワラベー シンジントゥ ワンニンカイ クチカナイサ(その子は しゃあしゃあと 私に 口答えする)。
シンシンマー
三寸五分小さくなる、敷居一枚分小さくなる。
用例
ナマヌ シンシンマーヤ アンシ クーサンネースル(今の 新間取りは とても 小さいようだね)。
ジンス
隣組・隣保班。
用例
ジンストーティ ダビガアイネー ジンスシンカガ カシースタン(隣組で 葬式があると 隣組の人たちが 手伝っていた)。
ジンスガシラ
隣組(隣保班)の代表者。
用例
ジンスガシラヤ コータイナーシ チトゥミータン(ジンスガシラ・隣組頭は 交代制で 務めていた)。
ジンスシンカ
隣組(隣保班)の人達。
用例
センゼンヌ ジンスシンカヤ テーゲー ニジューチネー ビカーン ヤタン(戦前の 隣組・隣保班は 大概 20世帯 ほど だった)。
シンタ
物を置く時の敷物。
用例
ユグリトーグトゥ シンタ シチカラ ハコー ウケーワ(汚れているから 敷物を 敷いてから 箱を 置きなさい)。
シンダ
虐待。
用例
イカナシン シンダシェー ナラン(絶対に 虐待しては いけない)。
ジンダブクル
頭陀袋(ずだぶくろ)
メモ
死者に土産を持たす袋。
ジンダマ
銭玉。
メモ
ハジチ紋様のひとつ。
シンダン
【植物】センダン。
用例
シンダンヌ ハナヤ モモイロシ チュラサン(センダンの 花は 桃色で きれいだ)。
ヰキガングヮガ ウマリーネー チャーギ イーリ。ヰナグングヮヌ ウマリーネー シンダン イーリ(男の子が生まれたらイヌマキを植えなさい。女の子が生まれたらセンダンを植えなさい)。
ジンチカイ
金遣い。
シンチュン
退く。
用例
メーカイ アッカレーネーン アトゥンカイル シンチュンナー(前に 歩こうとはせずに 後に 退くのか)。
アトゥンカイ シンチ(後ろに下がって)。ウヌママ シンチャンリ(そのままいなくなったって)。
過:シンチャン(退いた)否:シンカン(退かない)希:シンチーブサン(退きたい)継:シンチョーン(退いている)。
ジンティー
人材。
用例
イー ジンティー カメーレーカラー チャングトール ワジャン シートゥジュミーン(良い 人材を 探したら どんな 仕事でも やり遂げることができる)。
シンディーン
皮膚がやけどなどでくずれる。ただれる。
シンディゴーサー
滑らせるようにするげんこつ。
メモ
ふつうのげんこつより痛い。
シンデー
~次第。~の順。
用例
フルイーシンデー チュラクナイン(成長するにつれて 綺麗になる)。カミシンデー ワタミッチュン(食べるほどに お腹いっぱいになる)。
ジントー
順当。
用例
ジントーヤレー ワッター バンヤシガ ヌーン アテーネーンレー(順当なら 私たちの 番だけど 何の 音沙汰もないよ)。
ジンナー
銭縄。
メモ
鳩目銭を通した縄のこと。寛永通宝の流通前に使用していた鳩目銭は、質が悪く薄っぺらいものであった。鳩目銭1枚が1厘で、500枚でやっと1銭になる。それで、百枚、千枚単位で縄に通して使用した。
シンヌヤンメー
心臓の病。
用例
ターリーヤ シンヌヤンメー カカトーン(父は心臓を患っている)。
ジンヌヤンメー
腎臓の病。
用例
ワンネー ジンヌヤンメー カカティネーラン(私は腎臓病になってしまった)。
ジンバーマバル
善浜原(楚辺の小字)。
シンビチ
餞別。
用例
ヤマトゥカイ モーキーガ イチュティカラ シンビチ ヰーラサナ(大和に 儲けに 行くんだったら 餞別を あげよう)。
シンビョーチ
心の病気。
シンプ
家の前にある塀。
メモ
門から家の中が見えないように、またヤナムン(悪霊など)が入ってこないようにするためのもの。木や石、竹などでつくった。金持ちは石でつくった。また竹などを植えた。
ジンブナー
知恵がある人。
用例
アレー ワラビソーイニカラ ジンブナーヤタサ(彼は 子どもの頃から 知恵があったよ)。
メモ
類:ジンブンムチ(知恵がある人)。
シンプン
目隠し。
用例
ヤーヌ メーヌ キーヤ イー シンプンナトーン(家の 前の 木は 良い 目隠しになっている)。
メモ
類:ヒンプン(目隠し)。
ジンブン
知恵。
用例
ジンブン チカティ ヌムカンゲーシンディ(知恵を 絞って 考えてごらん)。
ジンブンムチ(利口者)。ジンブンヂューサン(悪知恵がある)。
ジンブンガサ
梅毒。
用例
ジンブンガサ カカトーンレー ハジカサヌ ターニン イラランサ(梅毒に かかっているとは 恥ずかしくて 誰にも 言えないさ)。
ジンブンクサラー
悪知恵のある人・知恵がくさっている者。
用例
ヤナ ジンブンクサラーヤ、チャー イャームン カッティナー!(いやな 悪知恵者め、いつも お前の 勝手か!)。
ジンブンジューサン
知恵がある・知恵が強い。
用例
ルク ジンブンジューサヌ ムヌイーネー マキールスル(あまりにも 知恵があって 何か言えば 負けるだけだよ・知恵がありすぎて もの言えば 負けてしまう)。
メモ
類:ジンブンムチ(知恵がある人)・ジンブナー(知恵がある人)。
ジンブンスーブ
知恵勝負。知恵比べ。
用例
ジンブンスーブヤティカラ アリンカイ カナイシェー ヲゥラン(知恵比べなら 彼に かなうのは いない)。
メモ
類:ジンブナー(知恵がある人)・ジンブンジューサン(知恵がある・知恵が強い)。
ジンブンムチ
知恵のある人。知恵者。
用例
アンソーティン ジャッサ ジンブンムチヤグトゥ(ああ見えても とても 知恵のある人なんだよ)。
メモ
類:ジンブナー(知恵がある人)。
シンマユタ
優れたユタ。
用例
アレー タシカニ ユー アタイルムン シンマユタヤサ(彼女は 確かに 良く 当たるから 優れたユタ・民間霊媒師だよ)。
ジンミ
吟味。
用例
ンナシ ジンミシ キミテーティカラ ウリシ シミルスル(皆で 吟味して 決めてあるなら それで いいんだよ)。ジンモティ(協議して)。
ジンミグトゥ
協議すること。
ジンミサー
協議する人。
メモ
詳しく念入りに調べる役割の者。
ジンミシンカ
協議する人たち。
メモ
詳しく念入りに調べる役割の者たち。
シンムイ
高御膳に御馳走を盛り、その真ん中に縁起物のチャーギ(イヌマキ)の枝を立てたもの。
メモ
25年忌、33年忌のウフスーコーに、祝いの盛花のようにシンムイを作った。その枝木を眺めた後に、皆でそこに盛った御馳走を食した。
儀間の東組が綱引きの綱を作った所が、集落中央にあり、その形状と集落の中心という意味でシンムイとも呼んだ。
シンムシ
イネヨトウの幼虫。
用例
チチャサンカイ ウフムジ チュクトール ハルヌ アレー スグ ヲゥージンカイ シンムシヌ イータンヨー(近くに大麦を作っている畑があると、甘蔗にシンムシが入ったよ)。
メモ
シンムシはイネ科植物を好み、その若齢幼虫は大麦などの細い茎にいるが、成長するに従い摂食旺盛になり、より茎の太いサトウキビに入った。
ジンムチ
金持ち。
シンメーナービ
【民具】鍋の一種。
用例
スージマカネーヤ シンメーナービカイ ニリワルヤンドー(お祝いの賄いは 大鍋に 炊かないといけないよ)。
メモ
大きな鍋。4枚鍋。大きな鍋。4枚鍋。
主に芋炊きに使った円錐状で丸底の大鍋。主に芋炊き用に用いた円錐状で丸底の鍋。ニメー、サンメー、シンメーなどは鍋の大きさを表わす単位。
シンリーン
滑る。
用例
ンリトーグトゥ ヨンナー アッカンネー シンリーンドー(濡れているから ゆっくり 歩かないと 滑るよ)。
過:シンリタン(滑った)否:シンリラン(滑らない)希:シンリーブサン(滑りたい)継:シンリトーン(滑っている)。
シンリエー
すべりあい。
メモ
松やゆうな、ガジマルの木の枝などを尻に敷いてすべった。
シンリリゴーサー
滑らせるようにするげんこつ。
メモ
普通のげんこつより痛い。
シンローマンロー
心配事に悩む様子。
用例
アンスカ シンローマンローシ デージヤンムナー(そんなに 心配事で悩んで 大変だね)。
yomikomi
読込中...