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- しまくとぅば単語帳:ヲ
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ヲィージュン
泳ぐ。
- メモ
- 類:イーグン・イージュン・イーズン・ウィージュン。
ヲィーン
酔う。
ヲィキガ
男。
- メモ
- 類:ヰキガ。対:ヲィナグ・ヰナグ(女)。
ヲィキガウフッチュ
男は大人。
- 用例
- ヲィキガウフッチュリチ ヲィキガー クーサティン ウフッチュアチケー スタンドー(男は大人といって、男の子は小さくても大人の扱いをしていたよ)。
- メモ
- 対:ヲィナグワラビ(女子ども)。
ヲィキガシージャ
兄。
- 用例
- ワッター ヲィキガシージャー(うちの長男は)。
- メモ
- 長男という意味で使うこともある。
ヲィキガチョーデー
兄弟。
ヲィキガヌウヤ
父親。男親。
ヲィキガヌティデーイ
男性が食事などを準備して女性に御馳走すること。
- メモ
- ティデーユン参照。
ヲィナグ
女。
- メモ
- 類:ヰナグ。対:ヲィキガ・ヰキガ(男)。
ヲィナグウドゥイ
女踊り。踊りの一種。
ヲィナググヮンス
女元祖。未婚または離婚後亡くなった女性が実家で祀られていること。
ヲィナグスガイ
女装。
- メモ
- 字長浜の綱引きでは東は按司装束、西はヲィナグスガイをして綱首に立った。
ヲィナグヂナ
女性が引く綱引き。
- メモ
- ヰナグヂナ参照。
ヲィナグチョーデー
姉妹。
- メモ
- 対:ヲィキガチョーデー(兄弟)。
ヲィナグヌウヤ
女親。母親。
ヲィナグヌカタ
妻の実家。
ヲィナグヌチビナンジャー
女の尻に敷かれている者。
ヲィナグヌティデーイ
女の供応。
ヲィナグヌヤー
女の部屋。
- メモ
- 台所の一角を寝室として使った。使用人や女中をおいている家では女中部屋としても使用していた。
ヲィナグワラビ
女子ども。女と子ども。
- 用例
- ヲィナグワラビヌ ゥンジトーティ(女子どものくせに)。 ヲィナグワラビヤ アビランケー(女子どもはしゃべるな)。
- メモ
- 女と子どもを見下したような物言いをするときに用いられた。
ヲィナグングヮ
女の子。娘。
- メモ
- 類:ヰナグングヮ。
ヲゥイ(~ヲゥイ)
~折。~時。
- 用例
- アサバンヲゥーイ ナトーンドー(昼ご飯時 なったよ)。 アサバンヲゥイ ナタグトゥ ケーティチョーン(昼飯時になったから、帰ってきた)。
- メモ
- ヲゥーイともいう。
ヲゥー
芭蕉。糸芭蕉。
- 用例
- パーパーヤ クチャヲゥティ ヲゥー チナジ メンシェーン(おばあさんは裏座で芭蕉を紡いでいらっしゃる)。
- メモ
- 類:シマヲゥー・バサーヲゥー・バサヲゥー。
ヲゥーアータ
オキナワアオガエル。
ヲゥーアタイ
芭蕉畑。
- メモ
- 類:ヲゥーアッタイ。 屋敷内にある菜園をアタイといい、芭蕉畑は屋敷内もしくは近くにあることが多かったのでヲゥーアタイと呼んだ。
ヲゥーアタビー
オキナワアオガエル。
- メモ
- 木の上にいて、逃げる時に小便をひっかける習性がある。それが目に入ると危ないといわれていた。
ヲゥーアッタイ
芭蕉畑。
- メモ
- 類:ヲゥーアタイ。 各家の屋敷裏に芭蕉が植えられていた。
ヲゥーイタティーン
払い落とす。
- 用例
- ムスルヌ フクシン ヲゥーイタティーン(筵の 埃を 払い落とす)。 否:ヲゥーイタティラン(払い落とさない)希:ヲゥーイタティーブサン(払い落としたい)過:ヲゥーイタティタン(払い落とした)継:ヲゥーイタティトーン(払い落としている) 。
ヲゥーイン
折る。
- 用例
- ワンガ キー ヲゥーイン(私が 木を 折る)。 否:ヲゥーラン(折らない)希:ヲゥーイブサン(折りたい)過:ヲゥータン(折った)継:ヲゥートーン(折っている)。
ヲゥーイン
揺り動かす。
- 用例
- キンブグヮー トゥインディ キーヌ ユダ ヲゥーイン(ミカンを取ろうと木の枝を揺り動かす)。
ヲゥーウシ
雄牛。
- 用例
- ヲゥーウシ コーティクーワ(雄牛を買って来なさい)。
- メモ
- 類:クティー。
ヲゥーウヮー
雄豚。
- 用例
- ヲゥーウヮール コーティチューンドー(雌豚を 買って来るんだよ)。
ヲゥーウヮータ
カエルの一種。アオガエル。オキナワアオガエル。
- メモ
- 樹上にいて、逃げる時に小便のような液体を出した。それが目にかかると目が見えなくなるといわれた。
ヲゥーウヮータ
雄のトカゲ。
ヲゥーゥンマ
雄馬。
ヲゥーガーサ
糸芭蕉の葉。
- 用例
- ヲゥーガーサンカイ ニジリメー チチムン(糸芭蕉の葉にお握りを包む)。
- メモ
- 類:ヲゥーヌファー。
ヲゥーガーラ
雄瓦。
- 用例
- ワンネー ヲゥーガーラ カメートーン(私は 雄瓦を 探している)。
- メモ
- 対:ミーガーラ(雌瓦)。
ヲゥーガーラヌクルマ
雄瓦を成型する際の木型。
- メモ
- 類:ヲゥーガタ
ヲゥーガタ
雄瓦を成型する際の木型。
- メモ
- 類:ヲゥーガーラヌクルマ
ヲゥーキ
桶。
- 用例
- アシビーガ イチュルメーニ ヲゥーキヌ ミジェー ミチティカラ イケー(遊びに行く前に、水を桶いっぱいにしてから行きなさい)。 ヲゥーキンカイ ミジ クリクヮー(桶に 水を 汲んで来なさい)。
ヲゥーギ
サトウキビ。甘蔗。
- 用例
- クンドゥヌ ヲゥーギヤ クジュヌムンヤカ アマサン(今年のサトウキビは昨年のものより甘い)。
- メモ
- 類:ヲゥージ。
ヲゥーギカキ
キビ刈り。
- 用例
- ヲゥーギカキヤ ヰーマールーシ スタン(甘蔗刈りはお互いで助け合ってやった)。
- メモ
- 類:ヲゥージカチ。
ヲゥーキグヮー
小さい桶。
ヲゥーギクヮーサー
サトウキビを搾る機械。また操作をする者。
- 用例
- ヲゥーギクヮーサー アチカイネー ユー キー チキリヨー(キビを搾る機械を扱う時にはよく気をつけなさいよ)。
ヲゥーギニンジュ
製糖作業を一緒に行うサーター組の構成員のこと。
- 用例
- サーターシーネー ヲゥーギニンジュ マカナインディ デージ ヤタン(製糖作業の時には 手伝いの人達を 賄うのに 大変だった)。
- メモ
- 類:ヲゥージニンジュ・サーターニンジュ
ヲゥーギマカネー
キビの刈り入れの時の賄い。
- 用例
- チューヌ ヲゥーギマカネーヤ イクタイガ(今日の キビ刈り手伝い人の賄いは 何人ねぇ)。
ヲゥーギンガラー
サトウキビの搾かす。
- 用例
- ヲゥーギンガラーヤ チューヲゥティ カタジキリヨー(サトウキビの搾かすは今日で片づけなさいよ)。
- メモ
- 類:ヲゥージガラー。
ヲゥークス
糸芭蕉から繊維を取った後の不純物。
- メモ
- 肥料として芭蕉畑へ戻した。
ヲゥージ
サトウキビ。甘蔗。
- 用例
- ヲゥージ ヲゥーティッチ カマスン(サトウキビを 折って来て 食べさせる)。
- メモ
- 類:ヲゥーギ。
ヲゥージカチ
サトウキビの刈り取り。
- 用例
- イャーン ヲゥージカチネー ティガネー シーヨー(お前もキビ出しには手伝いなさいよ)。
- メモ
- 類:ヲゥーギカキ・ヲゥージカチ・ウージカチ。
ヲゥージカチャー
サトウキビを刈り取る人。
ヲゥージガラ
圧搾したサトウキビの搾り殻。
- メモ
- 砂糖を煮詰める窯の燃料に使った。 類:ニクジー・ヲゥーギンガラー・ヲゥージンガラー
ヲゥージガラー
サトウキビの搾りかす。
- 用例
- ヲゥージガラーヤ ハルカイ ムッチゥンジ マジドーチュン(サトウキビの搾りかすは畑に持って行って積んでおく)。
- メモ
- ヲゥージガラともいう。 類:ヲゥーギンガラー。
ヲゥージクヮーサー
キビを搾る機械。また操作する人。
ヲゥージニンジュ
製糖作業を一緒に行うサーター組の構成員。
- メモ
- 類:ヲゥーギニンジュ。 字伊良皆ではヲゥージニンジュが葬式組となり喪家への援助をした。
ヲゥージヌニー
甘蔗の根。
- 用例
- ヲゥージヌニー コースン(甘蔗の根を掘り起こす)。
- メモ
- 字渡具知では根を掘り起こしたあとには大豆を植えた。
ヲゥージバサ
サトウキビを積んでいる馬車。
- メモ
- 子どもたちはヲゥージバサの後ろからサトウキビを抜き取って食べた。
ヲゥージマンサン
製糖終了祝い。
- メモ
- ヲゥージヌマンサンともいう。 類:アザマンサン・マンサン・マンサングヮー。 各製糖組でマンサングヮーを済ませた後に集落全体のアザマンサンが行なわれた。字伊良皆ではアザマンサンに闘牛も行なった。
ヲゥージョー
メジロの雄。
- メモ
- 対:ミージョー(メジロの雌)。
ヲゥーヂル
雄弦。サンシン(三線)の低い音の弦〔げん〕。
ヲゥートゥ
夫。
- メモ
- 類:ヲゥトゥ。
ヲゥードゥイ
雄鳥。
- メモ
- ヲゥードゥヤーともいう。
ヲゥーヌカージューシー
芭蕉の内皮を入れた雑炊。
- メモ
- 字比謝では下痢の時に、芭蕉の皮の内側の柔らかい部分を刻んで入れた雑炊を食した。 字座喜味では細かく刻んで味噌と炒め、粥と一緒に食べた。
ヲゥーヌファー
芭蕉の葉。
ヲゥーヌンム
芭蕉の芯。
- メモ
- 葬儀の際の紙で作った造花はヲゥーヌンムに突きさす。
ヲゥーバーラ
芭蕉糸を紡いで入れるカゴ。
- 用例
- ゥンマンカイ ヲゥーバーラ ムッチクーワ(そこに 芭蕉糸を入れるカゴを 持って来なさい)。
ヲゥーバタキ
芭蕉畑。
ヲゥーヒキ
糸芭蕉を倒す作業。
- メモ
- 7、8人のお婆さんが共同で芭蕉を倒し芭蕉のヲゥーヒキをした。ウヮーヲゥー(外)、ナカグー(中)、シチャヲゥー(下)と分けて、クルギナーはウヮーヲゥーで作った。
ヲゥーブシ
苧を紡いで巻いたもの。
ヲゥーブラ
雄の法螺〔ほら〕。
ヲゥーマヤー
雄猫。
ヲゥーミーティーミ
苧績みのやり方。
- 用例
- ヲゥーミーティーミ ナラースン(苧績みのやり方を細かく教える)。
ヲゥームナー
雄。
- 用例
- コーイラー ヲゥームナール コーティチューンドー(買うなら雄豚を買って来るんだよ)。
- メモ
- 対:ミーウヮー(雌豚)。 特に雄豚にいった。
ヲゥームン
雄。
- メモ
- 対:ミームン(雌)
ヲゥームンガチャ
芭蕉製の蚊帳。
- メモ
- 一般家庭では木綿や麻でできた蚊帳を使っていたが、裕福な家は芭蕉製だった。 字座喜味には字で所有しているヲゥームンガチャがあり、葬儀の際、喪家の家で東を開け三方を吊り、その中に死者と子や孫が入った。
ヲゥーヤーマ
芭蕉糸の糸車。
- メモ
- 芭蕉糸をより合わせる器具。
ヲゥーリーン
折れる。
- 用例
- ウヌ キーヤ ヤガティ ヲゥーリーンドー(その木はやがて折れるよ)。
ヲゥールヤー
雄鶏。
- 用例
- ワッターヤ ヲゥードゥヤービカーンル カラトール(私たちは雄鶏だけを飼っている)。
- メモ
- 対:ミードゥヤー・ミードゥイ(雌鶏)。
ヲゥーワヲゥーワ
セミの鳴き声。
ヲゥーヰナグ
男勝り。
- 用例
- ルク ヲゥーヰナグ ナティ イフェー ヲィナグラーシク サンアレー(余りにも男勝りで少しは女らしくしないと)。
ヲゥーン
斧。
- 用例
- ヲゥーンッシ マギキー チーン(斧で大きな木を切る)。
ヲゥーンナ
雄綱。
- 用例
- アガリグミヤ ヲゥーンナ ヒチャン(東組は雄綱を引いた)。
- メモ
- 対:ミーンナ(雌綱)。
ヲゥーンマー
芭蕉紡ぎ。
ヲゥガリーン
飢える。
- 用例
- カムシガ ネーンアレー ニサンニチェー ヲゥガリーンテー(食べ物がないなら2、3日は飢えるさ〈腹をすかせるさ〉)。 アジヤ ワカランサ、ヲゥガリティル ヲゥグトゥ(味はわからないよ、飢えているんだから)。 ワンネー ウスマサ ヲゥガリトーン(私はとても飢えている)。
ヲゥガリムン
飢えた者。
- 用例
- ヲゥガリムンヌ ゥンジトーティ ヤーサラー カマンデーネーン(飢え者のくせにひもじいなら食べればいいのに)。
ヲゥジャサー
伯父。
- 用例
- マルケーティナーヤ ヲゥジャサーターンカイ アシビーガ イチュン(たまには伯父さんの所に遊びに行く)。 ナー ヤガティ シチグヮチン ナイルムン ヲゥジャサーメーヤ ヌバガリワル ナインデー(もうやがてお盆だから伯父さんの所へ顔を見せないといけないよ)。
ヲゥジャサーグヮー
叔父
- メモ
- 複数人いるときは、年下のおじをいった。呼称としては使わない。
ヲゥタイノーシー
疲れ直し。慰労会。
- 用例
- アチャヤ ヲゥタイノーシー サーヤー(明日は疲れ直ししようね)。
ヲゥタイン
疲れる。
- 用例
- ウヌ ハナシヤ チチュヌ ウッサシ ヲゥタイン(その 話は 聞くだけで 疲れる)。 否:ヲゥタラン(疲れない)過:ヲゥタタン(疲れた)継:ヲゥタトーン(疲れている)。
ヲゥッティー
一昨日。
- 用例
- ウヤヌヤーンカイ ヲゥッティー ゥンジチャン(実家に一昨日行って来た)。
ヲゥトゥ
夫。
- 用例
- 17、18ナタレー シグ ヲゥトゥ ムタサリヤーイ(17、8になったら、即結婚させられて)。 ンカシェー ヲゥトゥン イラバラン トゥジン イラバランタンドー(昔は自由に夫を選べないし、妻も選べなかったよ)。 チュイヰナグングヮヌ ヤガティ ヲゥトゥ ムッチュン(一人娘がやがて結婚する)。
- メモ
- 類:ヲゥートゥ。 親しい相手には「ワッター ッチュ(うちの人)」と言っていた。また、女性が結婚させられることを「ヲゥトゥ ムタサリーン(夫を持たされる」と表現した。
ヲゥトゥティ
落として。
ヲゥトゥヌサーイ
夫の障り。夫のつわり。
- メモ
- 妊婦のつわり時期に症状が夫にあらわれることをいった。
ヲゥトゥビレー
夫に仕えること。
- 用例
- ンカシヌ ヲゥトゥビレーリシェー デージ ヤタンドー(昔は夫に仕えるってことは大変なことだったよ)。
ヲゥトゥフイドゥシル
結婚の約束を嫁側の事情で破棄した際、男性側へ支払われた謝罪の物品や金。
ヲゥトゥムタンヌー
独身女性。
ヲゥトゥムチヂン
嫁入りに持参する着物。
- メモ
- 下着やシルニー(白衣装)などをチンヂチン(着物包み)に入れた。
ヲゥナイ
兄弟からみる姉妹をさす。名称。
- 用例
- ワン ヲゥナイヤ チュイル ヲゥンドー(私の妹はひとりだよ)。
ヲゥナイガミ
オナリ神。
- 用例
- ウミヲゥティ フナクブリ サイニ ヲゥナイガミガ タシキタンディ(海で船が沈没しそうになった時オナリ神が助けたって)。
- メモ
- 姉妹の霊が兄弟を守護するという沖縄の民間信仰。
ヲゥナイゲールー
お互いの姉妹を妻にすること。
- 用例
- ドゥシンチャールーサー ヲゥナイゲールー ソーン(友達同士で お互いの姉妹を妻にしている)。
ヲゥナイヲィキー
姉と弟。兄と妹。
- メモ
- 類:ヲゥナヰキー。
ヲゥナジャラ
王妃。
- メモ
- 王妃のことが転じて按司の妻、奥様もさす。組踊や史劇などで耳にするが生活用語としては聞かない。
ヲゥナヰキー
兄と妹または姉と弟。
- 用例
- アバーヤ ヲゥナヰキー ナチェータン(姉さんは娘と息子がいた)。
- メモ
- 類:ヲゥナイヲィキー。
ヲゥニ
稲。
- メモ
- 類:ウニ・ゥンニ。
ヲゥバマー
おば。伯母。
- 用例
- ワカラングトゥ ヲゥバマーンカイ トゥーティンジュサ(分からないから 叔母に 聞いてみるさ)。
- メモ
- 父方母方のおば。呼称としても使う。 類:バーチー・オホンマー・ウフーアンマー・ウフアンマー。対:ヲゥジャサー・ウンチュー(叔父)。
ヲゥバマーグヮー
叔母。
- メモ
- 父方母方の叔母。呼称では使わない。
ヲゥモーラン ナイン
お亡くなりになる。
- 用例
- ムヌン ミソーラン ナトーグトゥ ヤガテー ヲゥモーラン ナインドー(食事も召し上がれなくなっているから、やがてお亡くなりになるよ)。
- メモ
- 高齢者に使う。類:モーランナイン。
ヲゥラン ナイン
いなくなる。亡くなる。
- 用例
- ナマル ゥンマンカイ ヲゥタルムン ウビジ ヲゥラン ナインディチン アンナー(今そこに居たのに急に居なくなるってこともあるか)。 トゥナイヌ アバーヤ ヲゥラン ナタンディ(隣の姉さんは亡くなったそうだよ)。
- メモ
- ヲゥーランナインともいう。
ヲゥルイ
踊り。
- 用例
- ワンネー クジュカラ ヲゥルイ ナラトーン(私は 昨年から 踊りを 習っている)。
- メモ
- ヲゥドイともいう。
ヲゥルイイショー
踊り衣装。
- 用例
- ムラシバイヌ ヲゥルイイショー シコーイン(村芝居の 踊りに使う衣装を 準備する)。
- メモ
- ヲゥドイイショーともいう。
ヲゥルイハニ
踊りで盛り上げる。踊り跳ね。
- 用例
- イッぺー ヲゥルイハニ シ ハネーチョーン(踊りがなどでとても華やいでいる)。
- メモ
- ヲゥドイハニともいう。
ヲゥルイハネーカスン
踊りで盛り上げること。
- 用例
- チューヌ スージヤ ヲゥルイハネーカスン(今日の お祝いは 踊りで盛り上げる)。
- メモ
- ヲゥドイハネーカスンともいう。
ヲゥルッサ
皆。全員。
- 用例
- ヲゥルッサシ ティカカイネー タデーマナカイ ウワイサ(全員で 手掛けたら 直ぐに 終わるよ)。 ヲゥルッサ シニアラシー ヤタン(皆、次々に死んでいった)。ヲゥルッサンカイ クィタン(皆にあげた)。
- メモ
- 類:ウルッサ。
ヲゥン
居る。
- 用例
- ナマヤデー ヤーンカイ ヲゥンドー(今だったら家にいるよ)。 イッぺーサッペー カメータシガ マーニン ヲゥランタン(どこもかも探したがどこにも居なかった)。 ワー スバナカイ ヲゥタルムンヌ ウビジニ ヲゥラン ナトーン(私の側に居たのに急に居なくなっている)。 ヤーネー ターン ヲゥランレー(家には誰も居ないよ)。 否:ヲゥラン(居ない)希:ヲゥイブサン(居たい)過:ヲゥタン(居た)。
ヲゥンチュー
叔父。小父。
- 用例
- ヲゥンチューヤ チカグロー ミーランシガ チャー ソーガヤー?(叔父さんは 近頃は 見かけないが どうしているのかな?)。
- メモ
- ウンチューともいう。
ヲゥンチュミー
使用人。下男。
ヲェーキ
金持ち。
ヲェーキンチュ
金持ち。
ヲェンチュ
ネズミ。鼠。
ヲーナイヲーナイ
激しく吐く様。
読込中...