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- 読谷村しまくとぅば「わらべうた」
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あまから見る船 あまからみーるふに
あまから見る船ぇ 何処船が
大和ぬイリガサ いちゃーやーたーが
黄金ぬ花ぬ如しち ただ三粒
ハー ボンボンボン(鳴り物音)
説明文
あそこに見える船は どこの船か
大和のイリガサのようであるよ
お前のところはどうしようか
黄金の花のように 三粒ほどの
(発疹で軽く済ませてください)
ハー ボンボンボン
イリガサ(麻疹)は、誰でも一度は罹る重い病気で、船に乗ってやってきたイリガサの神様がもたらすとの伝承が村内にもあります。集落でイリガサが流行すると、子どものいる家では、上記の内容の歌を歌い、軽く済ませてくださいと願いました。
【歌い手】仲村渠マカト(1909・M42生、字長浜)