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国防婦人会(大日本婦人会に統合)の働き
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| 木の皮剥ぎに動員される子どもたち(宮平良秀画) |
戦争に勝つためにという目的の中で、国防婦人会(昭和十七年に大日本婦人会に統合)の人々は、白エプロン姿に「大日本愛国婦人会」のタスキをかけて、あらゆる戦時下の行事に参加した。ほとんどの男性が出征し、学校を卒業した若者は男女共に軍需工場に徴用、動員されたりして働き手が少なくなっていた。そのために残った婦人は、銃後の守り、非常時ということであらゆる労働に従事した。例えば食糧増産、防空訓練、戦死者の遺骨の出迎え並びに村葬への参列、奉仕作業、各部隊への慰問、陣地構築作業への協力等々と今までにない負担に堪えねばならなかった。
陣地構築作業への奉仕活動は国民学校の上級生にも課せられ、授業を休んで連日動員された。戦車壕掘り、松の木の皮はぎ作業等はその一例である。
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