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- しまくとぅば単語帳:ユ
は、用例やメモ、音声などがあることを示しています
ユアカブシ
明けの明星。日の出の前の東の空に輝く明るい星。金星。
- メモ
- 音2:ユーアカブシ・ヨーカーブシ。
ユイ
結。
- メモ
- 音2:ユイマール・ヰーマール。
ユイ
ふるい。籾や米の細かく砕けたものをより分ける道具。
ユイ
ゆえ。せい。
- 用例
- ターユイニ アン ナタガディチ ユー カンゲーリヨー(誰のせいでそうなったのかと、よく考えなさいよ)。
ユイ
①竹の節と節の間。②手足の長さ。
- 用例
- ユイ ナガサン(手足が長い)。
- メモ
- 音1:ユーイ。
ユイアガイン
流れ着く。
- 用例
- クラファンカイ ユイアギティ(久良波に流れ着いて)。
ユイガラー
ふるい落とした細かい殻。
ユイキ
寄木。宿り木。流木。
- 用例
- アンヒチャクトゥ ユイキヌ ムヌ イタンディ(そうしたら寄木が物を言ったんだって)。
- メモ
- 「産神問答」『楚辺の民話』より。
ユイマール
結。集落、隣人間でなされる相互扶助のこと。
- メモ
- 音2:ユイ。
ユイムン
寄り物。漂着物。
- メモ
- 類:チチムン。
ユイムン チチムン
寄り物。漂着物。
- メモ
- 類:ユイムン。
3月3日、サングヮチャーの日に、長浜では村の当役が宇加地の岬で、ニライカナイにユイムン・チチムンの祈願をする。
ユイヤシー
棒術での合図。舞台に出る寸前のかけ声。
ユイユイ
ニワトリにえさをやる時の掛け声。
- 用例
- トゥイヌ ムン クイニ、「ユイユイ」ディル イーサイ(鶏の餌をやる時に、「ユイユイ」というでしょう)。
- メモ
- 類:ユーユーユー。
ユイン
寄る。近づく。
- 用例
- シワ ユトーン(しわがよっている)。スク ユトーンド(アイゴの稚魚が押し寄せているぞ)。
イバサグトゥ スバンカイ ユイン(狭いから側に寄る)。
否:ユラン(寄らない)継:ユトーン(寄っている)。
ユー
ほら。
- 用例
- ウリ、ユー(それ、ほら)。ユー、カメー(ほら、食べて)。
- メモ
- 類:ウリ。
子どもや友人などにお菓子などをあげるときにいう。
ユー
よく。良好に。しばしば。
- 用例
- ワランチャーンカイ、ユー イチ チカスン(子どもたちに、よく言って聞かせる)。ユー シェーサ(よくやった)。
ユー
世。時代。
- 用例
- イチヌ ユー ナティン、ドゥシンチャーヤ カワランサ(何時の世になっても、友達は変わらないさ)。
イクサユー(戦争時)。タンメーユー(おじいさんの時代)。
ユー
結。喪家に対する相互扶助。喪家に物品や金品を集めて援助する。
- 用例
- チュガ マーシーネー ユー ヌチュタン(人が亡くなるとユーを集めた)。
- メモ
- 音2:イチゴーユー・イックヮンユー。類:スーゲー。
ユー
湯。
- 用例
- チャー イリーヌ ユー ワカスン(お茶を入れる湯を沸かす)。
ユー
夜。
- 用例
- ユー ユックティカラヤ、マーニン イカンドー(夜が暮れてからは、どこにも行かないよ)。
- メモ
- 音2:ユール・ユル。
ユー
4。4つ。
- メモ
- 音2:ユーチ。
ユー サンネー
もしかしたら。
- 用例
- ユー サンネー アン(もしかしたら有る)。
- メモ
- 音1:ユーサンレー。音2:ユー シーネー。
ユー サンレー
もしかしたら。
- 用例
- ユー サンレー アチャル イチュラー ワカラン(もしかしたら明日行くかもしれない)。
- メモ
- 音1:ユー サンネー。→ユー サンネー。
ユー シーネー
もしかしたら。
- 用例
- ユー シーネー アンル ヤテーサニ(もしかしたらそうだったんじゃないか)。
- メモ
- →ユー サンネー。
ユー シリーン
亡くなる。
- 用例
- ユーヤ シリティ(亡くなって)。
アフィーヤ ユー シリタン(兄さんは亡くなった)。
- メモ
- →ケーマースン。
ユー ユックィーン
日が暮れる。夜が暮れる。
- 用例
- ナマリーナー ケーテー クーラン ナー ユー ユックィーサ(こんなに遅くなっても帰って来ない、もう夜が暮れるよ)。
否:ユックィラン(暮れない)継:ユックィトーン(暮れている)。
ユー ユックヮースン
夜を越すこと。
- 用例
- ダラダラ シーネー ユー ユックヮースンドー(ダラダラしていると夜を越すよ)。
否:ユー ユックヮーサン(夜を越さない)希:ユー ユックヮーシブサン(夜を越したい)過:ユー ユックヮーチャン(夜を越した)継:ユー ユックヮーチョーン(夜を越している)。
ユーアカブシ
明けの明星。日の出の前の東の空に輝く明るい星。金星。
- メモ
- 音1:ユアカブシ・ヨーカーブシ。
午前3時半から5時ごろ見られるが、夏と冬では違う。
ユーアキ ワラビ
日々変わる赤子の顔。夜が明けると赤子の顔も変わっている。
ユーアキガタ
夜明け方。
- 用例
- アッピーヤ ユーアキガタル ケーティ チョーンドー(兄さんは夜明け方に帰ってきたんだよ)。
ユーアキドゥーシ
夜通し。一晩中。
- 用例
- ユーアキドゥーシ サキ ヌリ、シクチ ユックインディチン アンナー(夜通し酒を飲んで、仕事を休むってこともあるか)。
- メモ
- →チュナガタ。
ユーイ
手足の長さ。
- 用例
- ユーイ ナガサグトゥ、フルイーンドー(手足が長いから、大きくなるよ)。
- メモ
- 音1:ユイ。
ユーイリガタ
夕方。
- メモ
- 類:ユーサンデ・ユーサンディ・ユーサンリ・ユサンディ。
ユーイン
結う。縛る。
- 用例
- ヰナグワランチャー カラジ ユーイン(女の子の髪を結う)。
ユーラットーン(縛られている)。
否:ユーラン(結わない)希:ユーイブサン(結いたい)過:ユータン(結った)継:ユートーン(結っている)。
- メモ
- 類:クンジュン。
ユーイン
篩〔ふる〕う。
- 用例
- シーノーシ ユーティ グメー ウトゥシヨー(フルイで篩ってゴミは落としなさいよ)。
ユーイゥンマ
肩馬。肩車。
- 用例
- ユーイゥンマ シ アシブンディ ウティティカラヤー(肩車をして遊んで落ちてはいけないよ)。
- メモ
- →ウマドードー。
ユーカーギ
夕陰。夕陽が落ちて陰になること、またはその時間帯。
- 用例
- ユーカーギ ナイネー スガリティ イーヤンベー ヤン(夕陽が落ちて陰になると、涼しくて良い気持ちだ)。
- メモ
- 対:アサカーギ(朝陰。朝の陽ざしが弱い時間帯)。
ユーカキー
鰹節、味噌にお湯をかけた汁物。
- 用例
- クチニーサイネー ユーカキール クスイ ナイサ(食欲がない時にはユーカキーが体に良いのだよ)。
- メモ
- 音2:カチューユー。
ユーガラサー
夜烏。夕烏。夕方鳴く烏。
- メモ
- 音1:ユーガラシ。
ユーガラシ
夜烏。夕烏。夕方鳴く烏。
- 用例
- ユーガラシヌ ナチーネー チュヌ マースンディ イータン(夕烏が鳴くと人が亡くなるといっていた)。
ユーガラシー、ヒーヤ ユーシーヨー(夕方にカラスが鳴いたら、火には気をつけなさいよ)。
- メモ
- 音1:ユーガラサー。
夕方に鳴くカラスは縁起が悪く不吉なものとされ、忌み嫌われる。カラスが屋根の上近辺で鳴くと、その家に不幸があるとされる。また、カラスが東からニシ(北)の方に飛んでいくと、人が亡くなったり火災が起きることがあるので用心しなさいといわれた。海辺の所では雁の一種、鴨の一種のこともそう呼ぶ。
ユーキ
夜更かし。徹夜。
- 用例
- シナムンヌ マニアーランネー ユーキ シヤティン シアギラントー ナラン(品物が間に合わないなら、徹夜してでも仕上げないといけない)。
ユーキテーキ
夜更かしが続くこと。
- 用例
- モーアシビ スンディ ユーキテーキ シ、シクチン メーネー アガカン(モーアシビをするって夜更かしが続き、仕事もはかどらない)。
ユーキヌシー
寄木の精。
- 用例
- ウヌ ユーキヌシーヌ ムヌ イタンディ(その寄り木の精が物を言ったんだって)。
- メモ
- 「産神問答」『楚辺の民話』より。
ユーギリ
踵のひび割れ。あかぎれ。
- 用例
- ヒーク ナイネー ユーギリガ ヤムタンヤー(寒くなるとあかぎれが痛かったね)。
- メモ
- →ヒサヌワリ。
ユークー
欲張り。欲張り者。
- 用例
- ユークーヤ、チュヌムンマディ トゥティ イカディ スサ(欲張りめ、人の物まで取って行こうとするさ)。
- メモ
- 類:ユクヂューサン・ユクナムン。
ユーグミー
夕方辺りが暗くなること。
- 用例
- ユーグミー ナイネー ヌーガラ チムサビサンネー スン(夕方辺りが暗くなると、何か人寂しいような気がする)。
- メモ
- 類:アコークロー。対:アケーイン(明るくなる)。
ユーグミーン
余熱を利用して食材を蒸らす。
- 用例
- ナービヌ フタ クーティ デークニ ユーグミーン(鍋の蓋を閉めて大根を蒸らす)。
- メモ
- 料理後の食材や調理器具に残った熱をうまく利用すること。
ユークル
そろそろ。おおよそ。ほとんど。
- 用例
- スーヤ ユークル ハルカラ ケーティチューシガ、アサバノー シコーテーミ?(お父さんはそろそろ畑から帰って来るけど、昼ご飯の準備はできているね?)。
- メモ
- 音1:イークル。
ユーゲースン
火傷する。
- 用例
- アチユー タッケーラチ ヒサ ユーゲーラチネーン(熱いお湯をこぼして、足を火傷してしまった)。
- メモ
- 音1:ユゲースン。
ユーサンディ
夕方。
- メモ
- →ユーイリガタ。ユーサンリ・ユサンディ。
ユーサンリ
夕方。
- 用例
- ユーサンリ ナイネー、アンマーン スーン ハルカラ ケーティ チューン(夕方になると、お母さんもお父さんも畑から帰って来る)。
- メモ
- →ユーイリガタ。ユーサンディ・ユサンディ。
ユーサンリアケー
夕焼け。
- 用例
- チューヌ ユーサンリアケーヌ チュラサシヨ(今日の夕焼けのきれいなこと)。
ユーシジーン
度が過ぎる。どうしようもない。
- 用例
- ウヤンカイ クチゲーイ シーニカラー、ナー ユーシジトーサ(親に口答えするんだったら、もうどうしようもないよ)。
継:ユーシジトーン(度が過ぎている)。
ユーシタイ
いい気味だ。ざまあみろ。それ見たことか。
- 用例
- イーシン チカントゥ アン ナイサ、ユーシタイ、ヤサ(言うのも聞かないからそうなるんだ、いい気味だ)。
- メモ
- 音1:ユーシッタイ・ユーヒッタイ。
ユーシッタイ
いい気味だ。ざまあみろ。それ見たことか。
- メモ
- 音1:ユーシタイ・ユーヒッタイ。
ユーシバイ
寝小便。
- 用例
- ミジ ビカーン ヌミネー ユーシバイ スンドー(水をたくさん飲むと寝小便をするよ)。
ユーシバヤー
夜尿症の人。
- 用例
- チャー ウールヌ フーサットーシガ ユーシバヤーガル ヲゥンテー(いつも布団が干されているが、夜尿症の人がいるんでしょうね)。
ユージュ
用事。
- 用例
- ユージュヌ アグトゥ、チューヌ スリーヤ イトゥマ シッチャン(用事があるから、今日の集まりは休みにしてきた)。
ユージュ ゥンジクーイー(用事に行ってくるね・便所に行ってくるね)。
- メモ
- 音2:ユージュカチ。
人前で便所に行くことを「ユージュ ゥンジクー イー」と使った。
ユージュカチ
用事。
- 用例
- ユージュカチン ヘーク ウワラチ ユルットゥ ナイブサン(用事なども 早く 終えて ゆっくり したい)。
- メモ
- →ユージュ。
ユージュタバカイ
用事が重なること。
- 用例
- ユージュタバカイ シ マーニン イカラン(用事が重なってどこにも行けない)。
- メモ
- 音2:ユージュヒージュ。
ユージュヒージュ
用事が重なること。
- 用例
- ユージュヒージュガ チヂチ イチュナサヌ フシガランサ(用事が続いて、忙しくてたまらないよ)。
- メモ
- 音2:ユージュタバカイ。
ユージョー
養生。
- 用例
- クヮ ナチ アトゥヤ ユージョー シッカラル ヤーヌ シクチン スンドーヤー(出産後は、養生してから家の仕事もするんだよ)。
- メモ
- 音1:ヨージョー。
ユーシンチャー
有志の人達。
ユースー
夭折した子。
- 用例
- ユースー ヤティン リッパ ホームイガタ スン(幼くして亡くなった子でもちゃんと葬る)。
- メモ
- 大方が6~7歳までに幼くして亡くなった子どものことで、位牌に載せないこともあった。
ユースン(~ユースン)
~出来る。
- 用例
- チーユースルンサー(来ることができるのなら)。チーユースンナー(来ることができるか)。ソーグヮチン シーユーサン(正月もできない)。
- メモ
- 音1:~ウースン。
ユーダ
枝。
ユーダイダラダラ
よだれを垂らしている様。
- 用例
- ユーダイダラダラ シ、ユダヤーワランチャーヤ(よだれをたらたら流して、よだれ小僧は)。
ユータキメー
出し合った米で炊いたご飯。
- 用例
- ユータキメーヤ ジムスヲゥティ ニチ ムチ チュータン(ユータキメーは公民館で炊いて持って来た)。
- メモ
- 人が亡くなった時等、親戚や隣近所から出し合ったもので食事を賄った。そのことをユータキメーという。
ユーチ
4。4つ。4歳。
- 用例
- ワンニンカイ ユーチェー トゥラシェー(私に4つは取らせてね)。
- メモ
- 音2:ユー。
ユーチ
石工〔いしく〕道具名。石斧。
- 用例
- ハーマヌ イシェー ユーチサーイ チッチャン(浜の石を石斧で切った)。
- メモ
- 音1:ユーキ。→イシユーチ。
ユーチラー ネーン
無益だ。何の益もない。
- 用例
- ヌーン ユーチラー ネーン(何の意味も無い)。
- メモ
- 音1:ユーチラン ネーン。
ユーチラン ネーン
無益だ。何の益もない。
- メモ
- 音1:ユーチラー ネーン。
ユーディキヤー
優等生。良く出来た者。
- メモ
- 音2:リキヤー。
ユーデー
世代。
ユーデー マンデー
世代万代。世の中の続く限り。
- 用例
- ユーデー マンデー テーミヌユーガ チジチュシ ニガイン(世の続く限り、平和な世の中が続くように願う)。
- メモ
- 音1:ユーレーマチレー。
ユートゥイ
あか取り。船底にたまった水を汲み出す道具。
- メモ
- →アカトゥイ。琉球松をくりぬいて作った。
ユートゥギ
夜伽。
- 用例
- トゥナイヌ ユートゥギカイ、チューマデー ゥンジ チューサ(隣の夜伽に、今日までは行って来るさ)。
- メモ
- 音1:ユートゥジ。
生まれたばかりの赤子を魔物などから守るために、親戚の人たちが産家に泊まりに来る夜伽の風習があった。夜伽は約1週間続き、その間産婦は地炉の火で温まった。
ユートゥジ
夜伽。
- 用例
- クヮガ ゥンマリーネー パーパーターヤ ユートゥジカイ ハイタン(子どもが生まれると、お婆さんたちは夜伽ぎに行った)。
- メモ
- 音1:ユートゥギ。
ユートゥトゥーミ
生きている限り。
ユードゥリ
夕凪。
ユーナ
植物名。ハマボウ。オオハマボウ。ユウナ。
- 用例
- ユーナヌ キーガ ウッサ ミートールヤー(ユウナの木がたくさん生えているね)。
ユーナーガーサ
オオハマボウの葉。ユウナの葉。
- 用例
- カビヌ ネーンネー ユーナーガーサシ チビ フチュタン(紙がない時には、オオハマボウの葉で尻を拭いていた)。
- メモ
- キンキリヌウケオチとも言った。
ユーナーギー
ハマボウ。オオハマボウ。ユウナの木。
- 用例
- ユーナーギーヌ マギク ナイヂューサヌ、イフェー タッチラナ(オオハマボウの木が大きくなりすぎているから、少し切ろうか)。
ユーナービ
夜なべ。
- 用例
- ワカサヌムンヌチャー アチマティ ユーナービ シ ボーシ クムタン(若者たちが集まって、夜なべをして帽子を組んでいた)。
ユーナービヤー
夜なべ屋。夜なべする離れ。
- 用例
- ユル ナイネー ヰナグン ヰキガン ユーナービヤーンカイ アチマイタン(夜になると女も男もユーナービヤーに集まりよった)。
- メモ
- 類:ヤガマー・ヤガマグヮー・ヤガマヤー。
娯楽が少ない以前は、昼間の農作業を終えて夜になると、屋敷内の離れで若者が集まって夜なべをしながら楽しんでいた。
ユーナキベーベー
魚介名。スイジ貝。水字貝。
- メモ
- 音2:ベーベーンナ。
ユーナギマヤーグヮー
沖縄ゾウムシ。
- 用例
- ユーナギマヤーグヮー トゥッティ アシブタン(沖縄ゾウムシを取って遊んだ)。
- メモ
- よくオオハマボウの木についていた。
ユーニゲー
世願い。
ユーヌク
はったい粉。大麦や裸麦を炒った上で挽いた粉。麦焦がし。煎り麦。香煎。
- 用例
- ユーヌクカイ サーター イッティ、ユーシ カチャーチ カムタン(はったい粉に砂糖を入れて、湯でかき混ぜて食べた)。
- メモ
- 大豆から作られる「きな粉」と混同されやすいが、色は灰褐色である。
ユーヌスー
夜の潮。夜釣り。
- 用例
- ユーヌスーカイ イカーニヨ(夜釣りに行ってね)。
ユーバン
夕飯。
- 用例
- チューヌ ユーバンヤ ヌー シコーレー マシガヤー?(今日の夕飯は、何を準備したらいいのかねぇ?)。
ユーバンマンジャー
宵の明星。日没後の西の空に輝く明るい星。金星。
- メモ
- 類:イリブサー。
直訳は「夕飯を欲しそうにしている」。夕食の時に見られるので、その名が付けられた。
ユーハンメー
喪家に対する援助の粟と米を混ぜて炊いたもの。
ユーバンヲゥイ
夕飯時。
- 用例
- ユーバンヲゥイ ナイネー ヘーク ヤーカイ ケーティ クーヨー(夕飯時になったら、早く家に帰って来なさいよ)。
ユービ
夕べ。
- 用例
- ユービヤ ヌーガラ フカヲゥティ サワジョーヌ フージ ヤタシガ ヌーガラ アイル スタガヤー(夕べは何か外で騒いでいる様子だったが、何かあったのかな)。
ユーヒグイ
夕冷え。夕方冷えること。夕方涼しくなること。
- 用例
- ユサンリ ナイネー ユーヒグイ イーンヤー(夕方になると夕冷えするね)。
- メモ
- 音1:ユーヒジュイ。音2:ユーヒジー。
ユーヒジー
夕冷え。夕方冷えること。夕方涼しくなること。
- メモ
- 音1:ユーヒグイ・ユーヒジュイ。
ユーヒジュイ
夕冷え。夕方冷えること。夕方涼しくなること。
- 用例
- フカカイ タッチョーチーネー ユーヒジュイ イーンドー ヘーク ヤーヌウチカイ イレーワ(外に立っていると夕冷えするから、早く家の中に入りなさい)。
ユーヒジュイグヮー タッチニ(夕方になり涼しくなってきた時)。
- メモ
- 音1:ユーヒグイ。音2:ユーヒジー。
ユーヒッタイ
ざま見ろ。それ見たことか。
- メモ
- 音1:ユーシッタイ・ユーシタイ。
ユービヌクヮー
鮫〔サメ〕の一種。
- メモ
- 音1:ユービヌックヮー。類:ンナトゥーグヮー。
刺身や煮付けなどにして食べた。臭みが強く、食後の尿も臭かった。ンナトゥーグヮーともいう。
ユービヌックヮー
鮫〔サメ〕の一種。
- メモ
- 音1:ユービヌクヮー。音2:ンナトゥーグヮー。
ユービン
植物名。ツルムラサキ。
ユービンチク
郵便局。
- 用例
- ユービンチクヲゥティ ティガミ ゥンジャスン(郵便局で手紙を出す)。
ユービンムッチャー
郵便配達員。
- 用例
- ユービンムッチャーガ チューグトゥ、アリンカイ ティガミ ムタシェー(郵便配達員が来るから、彼に手紙を持たせなさい)。
ユーフー
頭にできる皮膚病の一種。
- 用例
- ユーフーヤ サーランキヨー(ユーフーは触るなよ)。
- メモ
- 頭のあちこちが禿〔は〕げ、伝染するという。
ユーフキヤー
美しい声で鳴く鳥。良く歌う人。
ユーフル
湯風呂。風呂。
- 用例
- ユグリトーラー ユーフルカラ イランレー サン ヌー ソーガ(汚れているなら風呂から入ろうとはせずに、何しているか)。
ユーフルサージ
風呂で使う手ぬぐい。
ユーフルヤー
風呂屋。銭湯。
- 用例
- チカグロー ユーフルヤーン イキラク ナティヤー(近頃は風呂屋も少なくなったね)。
ユーベー
愛人。二号。妾。
- 用例
- イェーキンチュヌ ユーベー ナトーンディサ(金持ちの妾になっているらしいよ)。
ユーベーハタベー
愛人。妾。
- 用例
- アヌ チョー ユーベーハタベー、イクタイル ヲゥラー ワカラン(あの人は2号3号、妾が何人いるか分からない)。
- メモ
- ユーベーが2号、ハタベーが3号。ユーベー・妾の畳語で、おもしろおかしく表現する時などに使うことが多い。
ユーマーイ
夜警。夜回り。
- 用例
- チューヤ ユーマーイカイ ゥンジラントー ナラン(今日は夜警に出なくちゃいけない)。
ユームーグチ
口を尖らせる仕草。
- メモ
- →ビッスー。
ユーヤ ユックティ
夕は暮れて。夜は暮れて。日が暮れて。
ユーユー
龕の先にある飾り物。
ユーユートゥ
悠々と。のんびり。ゆっくり。
- 用例
- ヌー ユーユートゥソーガ ジカノー ネーランシガ(何をのんびりしているか、時間はないよ)。
ユーユーユー
ニワトリにえさをやる時の掛け声。
- メモ
- 類:ユイユイ。
ユーラ
枝。
- メモ
- 音1:ユーダ。音2:ユダ・ユラ・スーラ。
ユーラーマー
トンボの一種。ヤンマ。
- メモ
- 音1:ミーヤーマー・ミーラーマー。→ミンタマー。
ユーラーユーラー
ゆらゆら揺れる様。
ユーリー
幽霊。
- 用例
- ユーリーヤカ イチッチュヌル ウトゥルサル(幽霊より生きている人が怖い)。
ユール
夜。
- 用例
- ヒロー シクチ スグトゥ ユール ナイネー アシバーン マンドータン(昼は仕事をするから、夜になると遊ぶ人も多かった)。
- メモ
- 音1:ユル。ユー
ユールーミー
①夜盲症。②トンボの一種。
- メモ
- ①音1:ユールミー。
②大きな目がついていて、夕方になると全くいなくなった。
ユールキヤー
夜着。
- 用例
- ユーフルン イッチ、ユールキヤーンカイ ケータレー サージャートゥ ソーン(風呂も入って、夜着に着替えたらさっぱりした)。
- メモ
- 音1:ユールチヤー。
ユールジンジナー
キリギリス。
- 用例
- ユールジンジナーヌ ナチハジミーネー ナー ヒーク ナインドー(キリギリスが鳴き始めると、もう寒くなるよ)。
ユールチヤー
夜着。
- 用例
- ワームン ユールチヤーヤ ススヌ ヤリトーテーグトゥ ノートーキヨー(私の夜着は裾が破れていたから、縫っていてね)。
- メモ
- 音1:ユールキヤー。
ユールヌヒマ
夜の暇。
- 用例
- ユールヌヒマル ヤルムンヌ ナーヒン ユックティカラ イケー(夜の暇なのに、もっと休んでから行きなさい)。
- メモ
- 昼間の仕事を終えて、夕食の片付けも済んだ後の時間帯。
ユールヌミチ
夜道。
- 用例
- ユールヌミチヤ クラサヌ キー チキリヨー(夜道は暗いから気をつけなさいよ)。
ユールヌムイ
夜の睦言。男女の語り合い。
- 用例
- ユールヌムイ ヤイビーンテー(夜の睦言でしょうね)。
ユールミー
夜盲症。
- 用例
- ンカシェー カミムンヌル イキラサタラー、ユールミーン ウーサタン(昔は食べ物が少なかったのか、夜盲症が多かった)。
- メモ
- 音1:ユールーミー。
ユールミーギンジュー
トンボの一種。夕方群れて飛ぶ、目の大きいトンボ。
ユーレー
模合。集まり。寄り合い。
- 用例
- チューヌ ユーレーヤ マーヲゥティ ヤタガ(今日の集まりは何処でだったねぇ?)。
ユーレー
由来。
ユーレーガマ
集まりどころ。
- 用例
- シクチン ウワティ ユーバン カリ アトゥヤ、ユーレーガマンカイ アチマイシガ イッペー タノシミ ヤタン(仕事も終えて夕飯を食べた後は、ユーレーガマに集まるのがとても楽しみだった)。
- メモ
- 特に決まった場所ではなく、その時々に仲間同士で決めた集まりどころ。
ユーレーマートゥー
ひとつの器や皿から分け合って食べること。
- 用例
- ティーチヌ サラカラ ユーレーマートゥー シ カムン(ひとつの皿から分け合って食べる)。
- メモ
- 音2:ユラーティー・ユーラーティー。
ユーレーマチレー
世代末代。いつまでも。
- メモ
- 音1:ユーデーマンデー。
ユーワー
硫黄。
ユカ
床。
- 用例
- ユカヌ フギティ、ウリル ノーチョーンデー(床に穴が開いて、それを直しているんだよ)。
ユカ(~ユカ)
~より。
- 用例
- ナマユカ トゥスイ ナタグトゥ(今より年寄りになったので)。
ユカーッチュ
ありがとう。ご苦労さま。気をつけて。
- 用例
- ユカーッチュドーヤー(ありがとう)。
ユカーッチュ シッキヨー(気をつけて行きなさいよ)。
- メモ
- 帰る人へ労をねぎらう感謝の言葉で用いた。
ユカイ
よっぽど。かなり。相当。けっこう。
- 用例
- アンシ ウフヤッシー クサミカチ、アレー ユカイ クサミチョーンレー(あんなにおとなしい人を怒らせて、彼はかなり怒っているよ)。
ユカイ ナゲー(けっこう長く)。ユカイ トゥシー ナティ(もっと年寄りになって)。ユカイヒラ ヤンヨ(急な坂だよ)。
- メモ
- 類:テーゲー。
ユカイウッサ
かなりの量。相当な量。思ったより多い量。
- 用例
- ユカイウッサ ムッチ チェーサ(かなりの量を持って来てあるさ)。
- メモ
- 音1:ユッカウッサ。
ユカイン
よく実る。実っている。上出来。野菜などの作物がよく育つ様。
- 用例
- クンドゥヌ キンブグヮーヤ ユー ユカインドー(今年のミカンはよく実るよ)。
クンドゥヌ ヲゥージヌ ユカトーシヨー(今年のサトウキビがよくできていることよ)。
アマヌ ムヂュクイヤ ユカトーンヤー(あそこの作物はよくできているね)。
クェーヌル イキラサラー ティーチン ユカランサ(堆肥が少ないのかちっとも実らないさ)。
否:ユカラン(実らない)継:ユカトーン(実っている)。
ユカガマー
台所にある約3~4坪の板の間。
ユカサ
床下。
- 用例
- ソージマーイネー ユカサン ソージ スタン(掃除廻りには床下も掃除した)。
- メモ
- 音2:ユカサヌミー・ユカサンミー。
以前の床は床板と床板の間に少しの隙間があり、その隙間から床下に落ちた少額のお金を探し当てるのも子どもにとっては楽しみだった。
ユカサヌミー
床下。
- 用例
- ユカサヌミー ソージ シーネー カンナジ ジングヮーン ウティトータサ(床下を掃除すると、必ずお金が落ちていたよ)。
- メモ
- 音1:ユカサンミー。音2:ユカサ。
ユカサンミー
床下。
- 用例
- ユカサンミーンカイ(床下に)。
- メモ
- 音1:ユカサンミー。音2:ユカサ。
ユカッチュ
士族。
- 用例
- ンカシェー ユカッチュガル メーン アタイタル(昔は士族だけが米も食べられた)。
ユガフー
世果報。豊年や幸せを意味することば。
- 用例
- イチヌ ユー ナティン ユガフー ニガティ イカナ(何時の世になっても世果報を願って行こう)。
ユカムチ
床持ち。床板を支える横木。
- 用例
- ユカムチヤ ガンジューラシヨー(床板を支える横木は頑丈にしなさいよ)。
- メモ
- 金持ちの家は、丸太を真っ直ぐ削ったユカムチ(根太)の上にイヌマン(ヤンバルダキ)を置き、その上にニクブクを敷いて。そのニクブクの上からアダンバー茣蓙を敷いた。
ユガムン
歪む。
- 用例
- アンシ チーネー ユガムンドー(そういうふうに切ったら歪むよ)。
イャーガ ムッチ チェーシェー ムル ユガローン(お前が持って来たのは全部歪んでいる)。
否:ユガマン(歪まない)継:ユガローン(歪んでいる)。
ユカル
四つの角。四方の隅。
- メモ
- 類:ユシンヌカドゥ・ユシミヌカドゥ。
屋敷の四隅の角のことで、屋敷の御願をする時にも拝む。また、四隅の角をいつもきれいにしておくと、悪風も入ってこないといわれている。
ユカルヒ
良い日。
ユガワイ
世変わり。世の移り変わり。
- 用例
- ユガワイヌ ヘーサヌ、ウーテー イチーサン(世の移り変わりが早くて、ついていけない)。
ユク
よけい。なお。さらに。
- 用例
- アン イーネー ユク チカン ナイサ(そう言うとなおさら聞かなくなるよ)。
- メモ
- →タッタイ。
ユク
横。
- 用例
- ウヌ ハクヤ ユク ナチョーケー(その箱は横にしておきなさい)。
ユク
欲。
- 用例
- チュヌ ユクヤ ハテー ネーラン(人の欲は果てしない)。
ユクイ
行方。
- 用例
- ナーマ ユクイヤ ワカランル アンナー?(まだ行方は分からないの?)。
ユクイドゥクル
休み所。休憩所。
- 用例
- アマクマカイ ユクイドゥクル チュクラットーン(あちこちに休憩所が造られている)。
ユクイユクイ
休み休み。休みながら。
- 用例
- シクチェー ユクイユクイ シーヨー(仕事は休みながらしなさいよ)。
ユクイン
休む。休憩する。
- 用例
- ヲゥタトーグトゥ、アヌ キーヌ シチャヲゥティ ユクイン(疲れたから、あの木の下で休む)。
ユクミソーラセー(休んでもらいなさい)。
否:ユクラン(休まない) 希:ユクイブサン(休みたい)過:ユクタン(休んだ) 継:ユクトーン(休んでいる)。
- メモ
- 音1:ユックイン。
ユクガカイン
欲張る。
- 用例
- アンチュカマディ ユクガカランケー(そこまで欲張るな)。
ユクガン
誤解。邪推。勘違い。
- 用例
- リッパ ハナシー サンネー ユクガン サラリンドー(ちゃんと話しないと誤解されるよ)。
ユクガン トゥミソーチ(勘違いなさって)。
ユクシ
嘘。
- 用例
- イャーヤ、ウレー ユクシルヤサニ?(お前、それは嘘でしょう?)。
ユクシムナー
嘘つき。
- 用例
- ユクシムナーガ イーシェー シンヨー サンサ(嘘つきが言うのは信用しないさ)。
- メモ
- 音2:ユクシムニーサー。
ユクシムニー
嘘。嘘の話。
- 用例
- イャーヤ トゥーチ ユクシムニー ビカーン ッシ(お前はいつも嘘ばかりついて)。
ユクシムニール セーサミ(嘘をついたんでしょう)。
ユクシムニーサー
嘘つき。
ユクスン
欲張る。
- 用例
- ドゥーヌムノー アティン ナーヒン ユクスンナー?(自分の物はあっても、まだ欲張るのか?)。
ユグスン
汚す。汚くする。
- 用例
- カラヒサー ナイネー ヤー ユグスンドー(裸足になると家を汚すよ)。
否:ユグサン(汚さない)希:ユグシーブサン(汚したい)過:ユグチャン(汚した)継:ユグチョーン(汚している)。
ユクタヤーバル
{横田屋原}。座喜味の小字。
ユクヂューサン
欲張り。欲が強い。
- 用例
- アッター タイヤ イッペー ユクヂューサン(彼奴ら2人はとても欲張りだ)。
ユクドゥイ
横取りする。
- 用例
- アリガル ワームン ユクドゥイ ソールヨー(彼が私の物を横取りしているんだよ)。
ユクナムン
欲張り者。
- 用例
- ユクナムン ナティ、ムタラン ウッサ トゥッテーサ(欲張り者で、持てないほど取ってあるさ)。
- メモ
- 類:ユークー・ユクヂューサン。
ユクヌーディー
横喉。飲食物を急いで食べた時にむせるところ。喉頭。気道。気管。
- メモ
- 音1:ユクヌーリー。
ユクヌーリー
横喉。飲食物を急いで食べた時にむせるところ。喉頭。気道。気管。
- 用例
- アワティティ カムンディ ユクヌーリーカイ イッチネーラン(慌てて食べようとして、気管に入ってしまった)。
ユクヌーリーンカイ イリーン(食物が気管に入ってむせる)。
- メモ
- 音1:ユクヌーディー。
ユクネー
宵の口。
- 用例
- ナマー ユクネール ヤルムンヌ ナー イフェー アシリカラ ケーラナ(今は宵の口だから、もう少しは遊んでから帰ろう)。
ユクネーニーブヤー
宵の口から眠たがる人。
- 用例
- ユクネーニーブヤー ナティ、ムン カメーカラー スグ ニンジル スル(宵の口から眠たがる人で、食事が済んだら直ぐに寝るんだよ)。
ユクバイ
横道にそれること。道草を食うこと。
- 用例
- ヤーカイ マッスグ ケーランレーサン チューン ユクバイ シ ハイタン(家に真っすぐに帰ろうとはせずに、今日も横道にそれて行った)。
ユクムニー
横物言い。本論から外れた言い方。話をはぐらかすこと。
- 用例
- チュガ ムヌ イーネー ユクムニー ビカーン シ、チュヌ ハナシーヤ チカンナー(人が話したら本論から外れた言い方ばかりして、人の話を聞かないのか)。
ユクユク
よくよく。ますます。よほど。
- 用例
- ユクユク マシ ナタンディ(ますます良くなったそうだ)。
ユクユク カンゲーティ イーヘンジ チカシェー(よくよく考えて良い返事を聞かせてくれ)。
ユクユクヌ クトゥヌル アテーサニ(よほどのことがあったんでしょうね)。
ユグラー
汚れた人。不潔な人。
- 用例
- ティーヒサン アララン、ユグラーヤ(手足も洗わない、不潔な人だ)。
ユグリ
汚れ。
- 用例
- ユグリヤ ウトゥチカラル ナカカイ イーンドー(汚れは落としてから中に入るんだよ)。
ユグリーン
汚れる。
- 用例
- イャームン チノー ユグリートンデー(君の着物は汚れているよ)。
否:ユグリラン(汚れない)希:ユグシーブサン(汚したい)過:ユグリタン(汚れた)継:ユグリトーン(汚れている)。
ユグリカーハイ
汚れている様。垢まみれな様。
- 用例
- イチ ンチン、ユグリカーハイ ソール(いつ見ても、垢まみれだね)。
ユグリハイカラー
表面だけ着飾っている人。
- 用例
- ユーフルン イラン、ユグリハイカラー ナテー ナランドー(風呂も入らないで表面だけ着飾ってはいけないよ)。
ユクヮースン
休ませる。
- 用例
- ウシゥンマ ヤティン マルケーテー ユクヮースンドー(牛や馬でもたまには休ませるよ)。
否:ユクヮーサン(休ませない)希:ユクヮーシーブサン(休ませたい)過:ユクヮーチャン(休ませた)継:ユクヮーチョーン(休ませている)。
ユクン
よけいに。なお。さらに。もっと。
- 用例
- イャームン チラ ンジーネー ユクン ナチル スル(君の顔を見たらよけい泣くんだよ)。
ユゲースン
火傷する。
- 用例
- チビ ユゲーラスシン ヲゥイ(尻を火傷する者もいる)。
- メモ
- 音1:ユーゲースン。
ユゲーラスン
湯がく。
- 用例
- チュー トゥティ チェーヌ ンスヌバー ユゲーラスン(今日とって来たフダンソウを湯がく)。
否:ユゲーラサン(湯がかない)希:ユゲーラシブサン(湯がきたい)過:ユゲーラチャン(湯がいた)継:ユゲーラチョーン(湯がいている)。
ユサブユン
嫌がる。好まない。煙たがる。
- 用例
- イャー チャヌ アタイヌ ムン ヤクトゥ アマンレー ニサブイガ(お前は何様のつもりで、先方を嫌がるのか)。
ユサンディ
夕方。
- メモ
- →ユーイリガタ。
ユサンリナチブサー
黄昏泣き。夕暮れ泣き。夕方になると泣く子ども。
- 用例
- ワラビヌ ユサンリナチブサー ナティ、ユーバヌン シコーララン(子どもが夕暮れ時に泣くので、夕飯の準備もできない)。
ユシ
由。理由。
- 用例
- ユシヌ アクトゥ(理由があって)。ユシヌ アル(訳がある)。
ユシアシ
良し悪し。善悪。
- 用例
- ワラビ ヤティン ムングトゥヌ ユシアシヤ ワカイル スル(子どもでも物事の良し悪しは分かるよ)。
ユシーン
寄せる。
- 用例
- チン ヒッパティ メーンカイ ユシーン(着物を引っ張って前に寄せる)。
否:ユシラン(寄せない)希:ユシーブサン(寄せたい)過:ユシタン(寄せた)継:ユシトーン(寄せている)。
ユシカーバル
{吉川原}。楚辺の小字。
ユシギー
植物名。イスノキ。
- メモ
- 音1:ユシジ。
ユシグトゥ
教訓。教え。
- 用例
- ウヤヌ ユシグトゥヤ、イクチ ナティン ワシテー ナラン(親の教えは、幾つになっても忘れてはいけない)。
ユシジ
植物名。イスノキ。
- メモ
- 音1:ユシギー。
ユシドーフ
ゆし豆腐。おぼろ豆腐。
- 用例
- ユシドーフヤ ソーユービカーン カキティン マーサン(ゆし豆腐は醤油だけかけても美味しい)。
- メモ
- にがりを入れて固まりはじめる前の柔らかい豆腐のことで、そのまま温めて醤油をかけて食べることが多い。または、味噌汁仕立てにしたり、最近では沖縄そばのトッピングにも使われる。
ユジナムン
余計な物。贅沢品。
- 用例
- ユジナムンビカーン コーティ、アンマーンカイ ヌラーリンドー(余計な物ばかり買って、お母さんに怒られるよ)。
- メモ
- 音1:ユルジナムン・ユナジムン。類:ウヮーバムン。
ユシミヌカドゥ
四隅の角。
- メモ
- →ユカル。音1:ユシンヌカドゥ。
ユジュイン
譲る。
- 用例
- チカーンヌーヤ ウットゥンチャーンカイ ユジュイン(使わないのは弟たちに譲る)。
否:ユジュラン(譲らない)希:ユジュイブサン(譲りたい)過:ユジュタン(譲った)継:ユジュトーン(譲っている)。
ユシリ
幼児の仮墓。幼児墓。
- メモ
- →イシヌミーバカ。7歳未満の子が亡くなった時には畑の畦や墓の右側に仮に安置した。
墓が開く機会に洗骨して納め、その仮安置場所を壊す。
ユシンヌカドゥ
四隅の角。
- 用例
- ヤシチヌウグヮン ウサギーネー ユシンヌカドゥ ウガムン(屋敷の拝みをする時には四隅の角を拝む)。
- メモ
- 音1:ユシミヌカドゥ。
ユス
他所。
- 用例
- ゥンマンカイ ネーンラー ユスヲゥティ コーティ チューサ(そこに無いなら他所で買ってくるさ)。
ユスグトゥ
よそ事。
- 用例
- ユスグトゥンカイヤ クチヤ ゥンジャサンシェー マシドー(他所の事には、口は出さない方が良いよ)。
ユスジュン
ゆすぐ。
- 用例
- ヤーカイ ケーティ クチ ユスジュン(家に帰って口をゆすぐ)。
否:ユスガン(ゆすがない)希:ユスジーブサン(ゆすぎたい)過:ユスジャン(ゆすいだ)継:ユスジョーン(ゆすいでいる)。
ユスミ
他所目。よそ見。
- 用例
- チュヌ ハナシ チチーネー ユスメー サンケー(人の話を聞くときにはよそ見はするな)。
ユスンチュ
他所の人。他人。
- 用例
- ユスンチュ ヤティン イーホーランキヨー(他所の人でも追い払うなよ)。
ユタ
巫女。
- 用例
- ヌー ビョーチディチ ワカランラー、「イサハンブン ユタハンブン」 ディチアンドー(何の病気か分からないなら、「医者半分、ユタ半分」という言葉があるよ)。
ユタヌ ユクシムニートゥ インヌ クス クヮイシェー ノーラン(ユタの虚言と犬が糞を喰うのは治らない)。
- メモ
- ユタは、占いを職として生霊死霊の口寄せもする。
ユダ
枝。
- メモ
- →ユーダ。
ユダイ
唾液〔だえき〕。よだれ。垂れるようにでてくる液。
- メモ
- 音1:ユライ。
ユダイムシ
なめくじ。
- メモ
- 類:ミジボーミ。
ユタガカイ
ユタがかり。巫女(ユタ)になる際の神がかりの状態。
ユタコーヤー
ユタをよく買う人。ユタ好き。
- 用例
- ワッター ハーメーヤ ユタコーヤー ナティ、トゥーチ ウグヮン ウサギトーン(私たちのお婆さんはユタ好きで、いつも御願ばかりしている)。
- メモ
- 音2:ユタジョーグー。
ユタサワッサ
善し悪し。
- 用例
- ユタサワッサナラースン(善し悪しを教える)。
ユタサン
よろしい。
- 用例
- クンドゥヌ クトー クリッシ ユタサン(今度の事はこれでよろしい)。ナー ユタサン(もうよろしい)。
- メモ
- 音1:ユタハン。
ユタジョーグー
ユタをよく買う人。ユタ好き。
- 用例
- アンマーヤ ルク ユタジョーグー ナティ フシガラン(お母さんはあまりにもユタ好きで、たまったものじゃない)。
- メモ
- 音2:ユタコーヤー。
ユタハン
よろしい。
- 用例
- ウッサ アチミテールムン、ナー ウッサシ ユタハン(そんなにたくさん集めてあるから、もうそれでいいよ)。
- メモ
- 音1:ユタサン。
ユタミチュン
ゆらゆら動いている状態。
- 用例
- リッパ クンランネー ニムチヤ ユタミチュンデー(ちゃんと括らないと、荷物はゆらゆら動くよ)。
ユタムニー
巫女・占い師のような口のききかた。
- 用例
- フリムントー ユヌムン、ユタムニービカーン シ!(触れ者みたいに、占い師のような口のききかたばかりして!)。
- メモ
- ユタとは巫女・占いを職として生霊死霊の口寄せをする人で、ユタムニーはあたかもそれらしく物を言うこと。
ユダヤー
よだれを垂らしている人。
- メモ
- 音1:ユラヤー。
ユチ
雪。
- 用例
- ウチナーニン ユチヌ フイタガヤー(沖縄にも雪が降ったのかな?)。
ユチー
余計。余分。
- メモ
- 類:ウヮーバ・ウヮーバイ。
ユチーン
倹約する。
- 用例
- ユチラン(倹約しない)。ユチラスン(倹約して余裕を出す)。
- メモ
- 類:クメーキン。
ユチキ
4か月。
ユチク
裕福。豊か。
- 用例
- ワカサイネー アンシ ヒンスー ヤタルムン ナマネー ユチク ナトーン(若い時にはとても貧乏だったのに、今では裕福になっている)。
ユチク シーヨー(豊かに暮らしなさいよ)。ユチクニ カローガヤー(満足に食べているか)。
- メモ
- 類:デーフク・ユフク。
ユチチ
4か月。
ユチファ
ゆとり。(金の)余裕。
- 用例
- チョー ユチファヌ ネーンネー イーカンゲーヤ ウカバンドー(人間は余裕がないと良い考えはうかばないよ)。
ユチラー ネーン
やりがいがない。無益だ。役にもたたない。
- 用例
- チャッサ ナラーチン チカンティカラ ユチラー ネーンサ(いくら教えても聞かないなら、やりがいがないよ)。
ジンカニヤ アティン ユチラー ネーン(金があっても何の役にもたたない)。
- メモ
- 音2:ユーチラー ネーン・ユーチランネーン。
ユチン
四角。〔よすみ〕四つの角。
ユチンバン
四角番。四角〔よすみ〕の方向。
- メモ
- 集落を中心にニーヌファ、ウマヌファ、トゥイヌファ、トゥラヌファがユチンバン。
ユッカ
4日。
ユッカイ ユッカイ
結構、結構。
ユッカウッサ
かなりな量。相当な量。思ったより多い量。
- メモ
- 音1:ユカイウッサ。
ユッカジール
4日地炉。産婦は、産後は地炉で暖を取っていて、その4日目のこと。
- メモ
- ユッカジールにはかならず魔物が赤子の命を取りにくるといわれていた。
ユッカナティ
一昨日。
- 用例
- ユッカナティヌ クトゥヤ ワシティネーンサ(一昨日のことは忘れてしまったさ)。
- メモ
- 類:ヲゥッティー。
ユッキーン
(日が)暮れる。(夜が)暮れる。
- 用例
- ユー ユッキタクトゥ(日が暮れたので)。
- メモ
- 音1:ユックィーン。
ユックィーン
(日が)暮れる。(夜が)暮れる。
- 用例
- ユックィタクトゥ(日が暮れたので)。ユール ユックイネー(日が暮れると)。ナー ヤガティ ユックィーンドー(もうやがて、日が暮れるよ)。
- メモ
- 音1:ユッキーン。
ユックイガタ
夕暮れ時。
- 用例
- チヌーヤ ユックイガタマディ シクチ ソータン(昨日は夕暮れ時まで仕事をしていた)。
- メモ
- → アコークロー。
ユックイン
休む。休憩する。
- 用例
- ユックティ(休んで)。ユックミソーラセー(休んでもらいなさい)。
- メモ
- 音1:ユクイン。
ユックヮースン
休ませる。
- メモ
- 音1:ユクヮースン。
ユッターユッター
ゆらゆら。揺れ動く様。
- メモ
- 音2:ユッタイクヮッタイ。
穏やかな波のようにやわらかく揺れ動くさま。
ユッタイクヮッタイ
水等が揺れ動く様。ゆらゆら。
- 用例
- ユッタイクヮッタイ アマカラ ミジ カタミティ チューン(ユッタイクヮッタイあそこから水を担いでくる)。
- メモ
- 音2:ユックーユッター。
ユッチャラハイハイ
あちこちふらつきながら歩いている様。
- 用例
- ユッチャラハイハイ マーカイガヤー(ふらつきながら歩いてどこにかね?)。
ユトゥ
4年。
- 用例
- ボージャー ゥンマリティカラ ユトゥ ナインナー(赤子が生まれてから4年になるの)。
ユトゥトゥーチ
夜通し。一晩中。
- 用例
- シクチ ウワラスンディ ユトゥトゥーチ カカトータン(仕事を仕上げるのに、夜通しかかっていた)。
- メモ
- →チュナガタ。
ユトゥユトゥー
ゆらゆら。
- メモ
- 類:ユッターユッター・ユッタイクヮッタイ。
ユナカ
夜中。
- 用例
- チヌーヤ ユナカル ケーティチョータル(昨日は夜中帰ってきているんだよ)。
- メモ
- 類:ヤハン。
ユナガタ
夜通し。一晩中。
- 用例
- ムヌウミー シ ユナガタ ニンラランタン(物思いをして夜通し寝れなかった)。
- メモ
- →チュナガタ。音1:チュナガタ・ユナガトゥ。
ユナガトゥ
夜通し。一晩中。
- 用例
- トゥナイヌ インヌ ナチ ユナガトゥ ニンラランタン(隣の犬が鳴いて夜通し寝れなかった)。
- メモ
- →チュナガタ。音1:チュナガタ・ユナガタ。
ユナガトゥトゥーミ
夜通し。一晩中。
- 用例
- サライ ユナガトゥトゥーミ ウキトーサ(本当にもう、夜通し起きているさ)。
ユナカヌサンゴー
夜中の三更。夜中遅い時間になること。作業や外出が夜中になること。夜更かしすること。
- 用例
- アリガムノー ユージュカイ イケーカラー、チャー ユナカヌサンゴー ヤサ(彼は用事に行ったら、いつも夜中になるよ)。
チューヌ シクチヤ ユナカヌサンゴー サンレー ウワイ サンサ(今日の仕事は夜通ししないと終われないよ)。
- メモ
- 更〔こう〕は、夜警が更代〔こうたい〕するという意味から、日暮れから夜明けまでを五等分したもので、初更、二更、三更、四更、五更といった。そこからきた言葉か。
ユナカヌムン
夜中の物。夜伽の夜食。
- 用例
- クヮナシヤーヌ ユナカヌムノー、ソーミンイリチャーガ ウーサタン(出産のあった家での夜食は、ソーメン炒めが多かった)。
ユナカユーフー
夜2時から3時、東の空に輝く明るい星。
- メモ
- 音2:ニンジャニユーフー。
ユナギーパッパー
昆虫名。ゾウムシ。
- メモ
- 類:ゥンマグヮー・ユーナギマヤーグヮー
ユナクブバル
{与那久保原}。古堅の小字。
ユナサモー
伊良皆の地名、拝所名。
- メモ
- ユナサウタキ(ヒラタウタキ)が位置する。大きな松がいっぱいあり、アシビナーからここまでずっと石畳が敷かれていた。左側には獅子屋があった。ナナマールーの行事が終わった後ここで会食する。ナナマールーはここから出発し字四隅の角を廻ってここに戻る。ナナキブイに見立てた薪を7つ積んで、それで暖まりながら豆腐をウサンデーして食した。
ユナバーキ
目が細かいザル。
- 用例
- マースヤ ユナバーキンカイ イリーシェー マシ ヤサ(塩は目の細かいザルに入れたほうがいいよ)。
ユナブバル
{与那部原}。渡具知の小字。
ユナンカ
四七日(よなぬか)。死後28日目の法事。
- 用例
- ユナンカネー アンスカ ウチャクヤ メンソーランサ(ユナンカにはそれほどお客さんはいらっしゃらないよ)。
ユニ
米。
- 用例
- イッスマシッシ ユニ ハカイン(一升枡で米を計る)。
- メモ
- 類:クミ・メー。
ユニー
一年忌。
- 用例
- ユニーネー ハカンカイン イチュンドー(一年忌には墓にも行くよ)。
- メモ
- 音2:ユニースーコー。類:ユヌイ・ヰヌイ・イヌイビー。
ユニースーコー
一年忌焼香。一年忌。
- 用例
- ユニースーコーネー クヮゥンマガンチャー ティー アーシーガ クーヨー(一年忌には子や孫も手を合わせに来なさいよ)。
- メモ
- →ユニー。
ユニシガーミ
米粟の入った甕。
- メモ
- 関:アワガーミ。
ユニマシ
米枡。
ユニモーヤー
小地名。離れ岩の名。
- メモ
- キラマグチの下方にあり、そこは波が高い。
ユヌ~
同じ~。
- 用例
- ユヌムヌン ヰヌムヌン ヰヌムン ヤサ(ユヌムンもヰヌムンも同じようなものだ)。
- メモ
- 類:ヰヌー。
ユヌイ
一年忌。
- 用例
- ユヌイ ウチナシェーカラー イヒナーヤ フカンカイ ゥンジラリーサ(一年忌が終わったら少しは外にも出られるよ)。
- メモ
- 音1:ヰヌイ。→ユニー。
ユヌウッサ
同じ量。
- メモ
- 類:ヰヌッサ・ヰンサ。
ユヌクトゥ
同じ事。
- 用例
- ユヌクトゥビカーン イーゲーサー シ ヌー ヤルバーガー(同じことばかり言い返して何のつもりか)。
ユヌグトゥ
同じように。同様に。
- 用例
- チョーデーヤ タイル ヲゥルムンヌ チャー ユヌグトゥル スル(兄弟は2人だけなんだからいつも同じようにするんだよ)。
ユヌグトゥ サビーンドー(同じようにしますよ)。
- メモ
- 音1:ヰヌグトゥ。
ユヌコーベー
物事が均一な状態。
- 用例
- ユヌコーベー シワル、イシガチヤ リッパ チマリンドー(均一にしてこそ、石垣はちゃんと積めるんだよ)。
ユヌジナムン
いろいろな食べ物。ちょっと変わった食べ物。余計な物。
- 用例
- ユヌジナムノー カムナヨー(ちょっと変わった食べ物は食べるなよ)。
- メモ
- 類:ユジナムン・ユルジナムン。
ユヌタキ
同じ丈。
- 用例
- ヤマトゥン ウチナーン ユヌタキー(大和〈日本本土〉も沖縄も平等)。
ユヌタッペー
同じ。互角。
- 用例
- イャートゥ ワンネー ユヌタッペー ヤサ(お前と私は互角だよ)。
- メモ
- 類:ユヌハッチン。
ユヌチルマー
同い年。同年生。
- メモ
- 音1:ユヌチルミー。→チュトゥシ。
ユヌチルミー
同い年。同年生。
- メモ
- →音1:ユヌチルマー・ヰンチルミー。チュトゥシ。
ユヌナカ
世の中。
- 用例
- ユヌナカネー、イッターガ ワカランクトゥガル ウーサルヨー(世の中には、君たちが知らないことが多いんだよ)。
- メモ
- 類:ウチユ。
ユヌハッチン
互角。同じ。
- 用例
- イッター タイヌ スーブヤ ユヌハッチン ヤサ(お前たち2人の勝負は互角だよ)。
- メモ
- 類:ユヌタッペー。
ユヌミチ
同じ道。どうせ。
- 用例
- ユヌミチ イチュラー、ヘーク ゥンジ チューシェー マシル ヤル(どうせ行くなら、早く行ってきた方がいい)。
ユヌムン
同じもの。同じ。
- 用例
- ユヌムンビカーン コーランケー(同じ物ばかり買うな)。
ウリトゥ ユヌムン(これと同じ)。
- メモ
- 音1:ヰヌムン。
ユビダ
泥田。泥深い田。
- 用例
- ユビダンカイ ヒサ チックディ デージ ヤタン(田んぼの深みに足を突っ込んで大変だった)。
ユビダー
泥田。泥深い田。
- メモ
- →ユビダ。
ユビバル
{与比原}。高志保の小字。
ユビムドゥスン
呼び戻す。
- 用例
- ナー チュケーン ユビムドゥシェー(もう一回呼び戻せ)。
否:ユビムドゥサン(呼び戻さない)希:ユビムドゥシーブサン(呼び戻したい)過:ユビムドゥチャン(呼び戻した)継:ユビムドゥチョーン(呼び戻している)。
ユビユシーン
呼び寄せる。
- 用例
- ワッター ヤーンカイ ンナ ユビユシーン(私の家に皆を呼びよせる)。
否:ユビユシラン(呼び寄せない)希:ユビユシーブサン(呼び寄せたい)過:ユビユシタン(呼び寄せた)継:ユビユシトーン(呼び寄せている)。
ユビラー
泥田。泥深い田。
- メモ
- →ユビダ。
ユビゥンジャスン
呼び出す。
- 用例
- ウフッチュヌ アルッサ ユビゥンジャスン(大人を全員呼び出す)。
否:ユビゥンジャサン(呼び出さない)希:ユビゥンジャシーブサン(呼び出したい)過:ユビゥンジャチャン(呼び出した)継:ユビゥンジャチョーン(呼び出している)。
ユフルウトゥルー
風呂嫌い。風呂に入るのが怖い者。
ユブン
呼ぶ。
- 用例
- クヮヌチャー ユーディ ティガネー シミーン(子どもたちを呼んで手伝いをさせる)。
否:ユバン(呼ばない)希:ユビーブサン(呼びたい)過:ユラン(呼んだ)継:ユローン(呼んでいる)。
- メモ
- 類:アビーン。
ユマングィ
夕間暮れ。夕方の薄暗いこと、ゆうぐれ。夕暮れ時。
- メモ
- → アコークロー。
ユミ
嫁。
- 用例
- ワッター ユミンチャーヤ ユー ハタラチュン(私たちの嫁はよく働く)。
ユミクーイ
嫁乞い。
- 用例
- ナーマ、ユミクーイガ イカンナー?(まだ、嫁乞いに行かないの?)。
- メモ
- →トゥジクーイ。
ユミジ
湯水。
- 用例
- ユミジヌグトゥ ジン チカイン(湯水のように金を使う)。
- メモ
- 水が流れていくように浪費、無駄遣いをすること。
ユミゾーイ
結婚式に嫁を連れに行く人たち。嫁を迎えに行く人たち。
- 用例
- ヤガティ ユミゾーイシンカガ メンシェーンドー(やがてユミゾーイがいらっしゃるよ)。
ユミソーヤー
嫁の介添え人。嫁の付き添いをする夫婦。
ユミチョーデー
嫁姉妹。
- 用例
- ユミチョーデー、イッペー ナカ ユタサン(嫁姉妹、とても仲が良い)。
ユミチョーデー
嫁姉妹。兄弟の嫁同士。
- 用例
- ユミチョーデー、イッペー ナカ ユタサン(嫁姉妹、とても仲が良い)。
ユミヌウトゥー
天井にいるネズミの呼び名。嫁のウトゥー。
- 用例
- ユミヌウトゥー トゥシ トゥリヨー、ガイ ナスナヨー(嫁のウトゥーも年越ししてね、害を与えないでね)。
- メモ
- 天井のネズミにご飯を与える時に、ネズミにユミヌトゥーと言い、天井やあちこちに食べ物を置いて祈願した。
ユム~
いやな~。見苦しい。嫌悪感を表す言葉。
- 用例
- ユムシラギ カミティ(見苦しい白髪で)。
ユムジラー
嫌な奴。汚い奴。
- 用例
- ユムジラーヤ、アマンカイ イケー(嫌な奴め、あそこに行け)。
ユムドゥイグチ
三つ口。欠唇。いぐち。口唇裂。兎唇。
- 用例
- ナマヤ ユムドゥイグチ ヤティン、イサヌヤーヲゥティ チャンリッパ ノーチ トゥラスン(今は三つ口でも、病院でちゃんと治してくれる)。
ユムルヤー
雀。クラーの古語。
- 用例
- ユムルヤーヤ イッペー ウヤコーコ ヤンディサ(雀はとても親孝行だそうだ)。
- メモ
- →クラー。
ユムン
読む。
- 用例
- ユーバンアトゥ スムチ ユムン(夕食後に本を読む)。
否:ユマン(読まない)希:ユミーブサン(読みたい)過:ユラン(読んだ)継:ユローン(読んでいる)。
ユラ
枝。
- 用例
- ユラ ヲゥーティ ウスメーンカイ ヌラーッタン(枝を折っておじいさんに叱られた)。
- メモ
- →スーラ。
ユラーティー
ひとつの器や皿から分け合って食べること。
- 用例
- マギサラカイ ウホーク イッティ ンナシ ユラーティーシ カムン(大皿にたくさん入れて皆で分け合って食べる)。
ティーチヌ サラカラ ユーラーティーシ カムン(ひとつの皿から分け合って食べる)。
- メモ
- 音2:ユーレーマートゥー。
ユライ
よだれ。
- 用例
- アヌ ワラビヨ チュガ クヮーシ カローシ ユライ タラチ ンチョーン(あの子よ、人がお菓子を食べているのをよだれを垂らして見ている)。
- メモ
- 音1:ユダイ。類:クチジル。
ユライムヌイー
だらだら話すこと。
- 用例
- イャーヤ ユライムヌイースグトゥ、ヌール イチョーラー ワカラン(お前はだらだら話すから、何を言っているのか分からない)。
ユラザケー
枝栄え。
- メモ
- 米寿祝い朝御願祝詞から。
ユラチキ
四つ竹。
- 用例
- ユラチキヤ イー ウトゥ ゥンジャスン(四つ竹は良い音を出す)。
- メモ
- 四個の竹片を片手に2片ずつ持ち、それを手の中で打ち合せて音を出す。民謡では口説風の歌や、万作踊などの伴奏に用いるほか,沖縄では芸術的な舞踊の伴奏にも盛んに用いられている。
ユラムチ
枝ぶり。
- 用例
- マーチヌ ユラムチヌ チュラサヨ(松の枝ぶりの美しいこと)。
ユラヤー
よくよだれを垂らしている人。
- 用例
- ミーチ ナルカ ユラヤー ヤタン(3歳になるまでよだれを垂らしていた)。
- メモ
- 音1:ユダヤー。
ユラヤームシ
昆虫名。シバンムシ。
- 用例
- ユラヤームシヤ グナサヌ カメーイグリハン(シバンムシは小さくて見つけにくい)。
ユラリアキネー
商売をしながら茶飲み話等をして時間をつぶすこと。
- 用例
- ユラリアキネー シ モーケー アイル スラーヤ?(行商をしながら休んでばかりで、儲けはあるのかね?)。
- メモ
- 音1:ユラリアチネー。
ユラリアチネー
商売をしながら茶飲み話等をして時間をつぶすこと。
- 用例
- ユラリアチネー シーネー ユー ユックインドー(商売をしながら休んでばかりだと日が暮れるよ)。
- メモ
- 音1:ユラリアキネー。
ユラリーン
ゆっくりする。寄り道する。休むこと。
- 用例
- アレー チャー ナゲー ユラリーサ(彼は、いつも長い事休んでいくさ)。
チャー ヌリ ユラリティ イチュン(お茶を飲んでゆっくりしていく)。
ユラン
油断。
- 用例
- ユラン シーネー チュンカイ ヌガリンドー(油断すると人に追い越されるよ)。
ユランクヮラン
だらだらしている様。怠けている様。
- 用例
- ユランクヮラン スグトゥ、ンナ ケーティ イチュタシェー(だらだらするから、皆帰って行ったさ)。
- メモ
- 音2:ユランターリ。
ユランターリ
だらだらすること。怠けること。
- 用例
- ウリガ ワジャ スシヨ、ユランターリッシ(彼がやることよ、のんびりゆっくりで)。
- メモ
- 音2:ユランクヮラン。
ユリー
①休暇。休み。②許可。
- 用例
- ①アチャカラ ナイチカイ イチュグトゥ ニサンニチヤ ユリー トゥイン(明日から内地に行くから2、3日は暇を取る)。
②ユリー ヰーティカラル、ワジャヤ シカキンドー(許しを得てから、仕事は手がけるんだよ)。
ユリーン
茹でる。
- 用例
- ンスナバー バーキヌ ミー ユリーン(フダンソウをザルいっぱいに茹でる)。
否:ユリラン(茹でない)希:ユリーブサン(茹でたい)過:ユリタン(茹でた)継:ユリトーン(茹でている)。
ユル
間を置くこと。時間が経つこと。
- 用例
- ユカイ ナゲー ユル シ(けっこう長いこと経って)。イフィグヮー ユル シチャグトゥ(シばらく間をおいたら)。タチチビカージ ユル サクトゥ(2か月ほど経ったら)。
ユル
①夜。②~夜。~晩。数詞としても使われる。
- 用例
- ①ユル ナイネー ヘーク ニンジル スタル(夜になると早く寝たんだよ)。
- メモ
- チュユル(1夜)、タユル(2夜)、ミユル(3夜)と数える。
ユルクビ
喜び。
- 用例
- イャー ユルクビヤ、ヤーニンジュ ムルガ ユルクビ ヤサ(君の喜びは、家族全員の喜びだよ)。
ユルクブン
喜ぶ。
- 用例
- ハチゥンマガ ゥンマリティ ヤーニンジュ ユルクブン(初孫が生まれて家族で喜んでいる)。
否:ユルクバン(喜ばない)希:ユルクビーブサン(喜びたい)過:ユルクラン(喜んだ)継:ユルクローン(喜んでいる)。
ユルゲーイ
夜だというのに。
- 用例
- ユルゲーイ アシビーガ イチュンナー(夜だというのに遊びに行くの?)。
ユルサン
緩い。
- 用例
- チナヌ クンジヨーヌ ユルサン(綱の括り方が緩い)。
ユルシガレー
放し飼い。ほったらかすこと。
- 用例
- ワランチャー ユルシガレーシーネー マーカイガ ヒンギティ イチュラー ワカランドー(子どもたちを、ほったらかしにすると、どこに逃げて行くか分からないよ)。
アネッ!ユルシガネーシーネー チューチューグヮーン ヒンギティ ハインドー(ほら、ほったらかしにすると〈オムツをしないと〉チンチンも逃げていくよ)。
- メモ
- 幼児がオムツを嫌がって、よちよち逃げて行く時にも使う。→ハナシガレー。
ユルジナムン
よろずのもの。いろいろなもの。余計な物。いろいろな食べ物。ちょっと変わった食べ物。
- 用例
- ユルジナムンビカーン コーティ アンマーンカイ ヌラーリンドー(余計な物ばかり買って、お母さんに怒られるよ)。
- メモ
- 音1:ユジナムン。類:ユナジナムン・ユジナムン・ウヮーバムン。
ユルジバナシ
仕事などの合間の話。おしゃべり。
ユルスン
許す。
- 用例
- イリシワキ シ ワビ イレーカラー ター ヤティン ユルスサ(訳を話して詫びを入れたら誰でも許すよ)。
否:ユルサン(許さない)希:ユルシーブサン(許したい)過:ユルチャン(許した)継:ユルチョーン(許している)。
- メモ
- 類:ヌガーラスン。
ユルスン
放す。
- 用例
- ヲゥタトーグトゥ ティー ユルスンドー(疲れたから手を放すよ)。ユルチェール フージ(放したようだ)。
否:ユルサン(放さない)希:ユルシーブサン(放したい)過:ユルチャン(放した)継:ユルチョーン(放している)。
- メモ
- →ハナスン。
ユルットゥ
のんびりと。ほっと。
- 用例
- マギスージン ウワティ ユルットゥ ナトーン(大きな祝いも終わって、ほっとしている)。
ユルナーリー
夜から。
- 用例
- ユルナーリー マーカイ アシビーガ イチュガ?(夜からどこに遊びに行くの?)。
- メモ
- 対:アサナーリー・アサンナーラ・アサナゲーイ(朝っぱらから)。
ユルヒル
夜も昼も。
- 用例
- ユルヒル ハタラチン ティーチン ジノー タマラン(夜も昼も働いてもちっとも金は貯まらない)。
ユルマチ
夜市。
ユルミーン
緩める。
- 用例
- チューク クンチェーシ イフィ ユルミーン(強く括ってあるのを少し緩める)。
否:ユルミラン(緩めない)希:ユルミーブサン(緩めたい)過:ユルミタン(緩めた)継:ユルミトーン(緩めている)。
ユルユナカ
夜よなか・真夜中。
- 用例
- イャーヤ ユルユナカカラ マーカイ ゥジティ イチュガ(お前は真夜中からどこに出て行くのか)。
- メモ
- 類:マユナカ。
ユレーグヮー
寄り合い。模合。
- メモ
- 音1:ユーレーグヮー。類:ムエー。
ユレーシンカ
寄り合い仲間。模合仲間。
ユレーヌウブン
ひとつの器から共食する夫婦固めの儀式。
- メモ
- →ナナウブン。ナナチレーヌウブン。
ユレーバカ
寄合墓。隣近所や知り合い同士で墓を同じにしていること。
ユレーユーバン
寄合夕飯。マブイ込めをした後に、皆で奪い合うようにして夕飯を食べた。
ユンガシマサン
ひどくうるさい。
- 用例
- ヰナグヌ ミッチャイ アチマイネー ユンガシマサンドー(女が3人集まったらひどくうるさいよ)。
- メモ
- 類:カシマサン。
ユングェー
木槌。
- 用例
- ユングェー チカタラー マーマカシヨー(木槌を使ったんなら、ちゃんと片づけなさいよ)。
ユングササン
ひどく臭い。悪臭がする。
- 用例
- フールヌ ソージカチン サングトゥ ユングササン(便所の掃除もしないから、とても臭い)。
- メモ
- 類:クササン・クサハン。
ユングサミチュン
ひどく怒る。激怒する。
- 用例
- アリガ イーシ チカンネー ユングサミチュンドー(彼の言うことを聞かないと激怒するよ)。
- メモ
- 類:クサミクン・クサミチュン。
ユンジリ
あかぎれに似た裂け目。
- 用例
- ユンジリ ゥンジトーン(皮膚に裂け目ができている)。
- メモ
- 音1:ユーギリ。
足の裏や指の股、関節のしわなどにそってできる。
ユンターヒンター
長々と無駄話をする人。
- 用例
- イッター アンマーヤ ユンターヒンター ナティ、イチル ケーティ ハイラーヤー(君のお母さんは無駄話が長くて、いつ帰って行くんでしょうね)。
- メモ
- 類:ユンタクヒンタク。
ユンタキ
同じ高さ。
- 用例
- トゥーヌ イービヌ ユンタキヤ アランシトー ユヌムン、ニンジヌン ムル チガイル スルヨー(10本の指が同じ高さでないのと同じく、人間も皆違うんだよ)。
- メモ
- 音1:ヰンタキ。
ユンタク
おしゃべり。
- 用例
- ゥンマヲゥティ ユンタクビカーン シーネー シクチェー メーネー アガカンサ(そこでおしゃべりばかりしていたら、仕事は前に進まないよ)。
ユンタクー
おしゃべりな人。饒舌〔じょうぜつ〕な人。
- 用例
- アイナー! ユンタクーガ アチマティ、チャーシ ワジャー スガヤー?(あれまあ!おしゃべりな人が集まって、どうやって仕事をするのかな?)。
- メモ
- 類:パークー・ベーラー・ムンユマー。
ユンタクジョージー
おしゃべりが上手な人。
- 用例
- ユンタクジョージーヤ サンサナートゥ ユヌムン(おしゃべり上手はクマゼミと同じようなもの)。
- メモ
- 類:ユンタクー。
ユンタクヒンタク
おしゃべり。無駄話。
- 用例
- イッチン クーランルヤーディ ウムレー、ゥンマヲゥティ ユンタクヒンタク ソーテーサヤー(いつまで経っても来ないと思ったら、そこで長々と無駄話をしていたんだね)。
- メモ
- 類:ユンターヒンター。
ユンタンザハナウイ
読谷山花織。
- メモ
- 沖縄は古く南方貿易の拠点として栄え、南方の貿易を積極的に受け入れた15世紀初め頃に読谷山で花織が織られるようになったという。その後、明治中期頃から衰退の一途をたどり途絶えてしまったが、昭和39年頃に復興作業にとりかかり「読谷山花織〈ユンタンザハナウイ〉」として復活し、ワタジン・ドゥーブク・ウッチャキ・ティサージ等が織られるようになった。
ユンタンザヲゥージ
甘蔗の品種。読谷山種。
- メモ
- 音2:ユンタンジャーグヮー。
甘蔗(サトウキビ)の品種で、楚辺の屋号クラカル(蔵角)の比嘉牛(次郎)によって品種改良され、戦前沖縄糖業を長く支えた。
ユンタンジャ
読谷山。
ユンタンジャーグヮー
甘蔗の品種。読谷山種。
- メモ
- →ユンタンザヲゥージ。
ユンタンジャダキ
地名(読谷村親志の小地名)。読谷山岳。
- メモ
- クールーダキ、ヤグラダケともいう。現在の読谷山岳。
ユンタンジャビラ
読谷山坂。沖縄市高原の地名、坂道の名称。
ユンヂチ
閏月。うるう月。閏年には暦と季節の食い違いを調整するために同じ月が2回あること。
- メモ
- 潤月は仏事を行うのに最適とされている。
ユンチリーン
呆れ果てる。ひどく嫌になること。
- 用例
- シクチン サン クチビカーンカナイグトゥ ユンチリール スル(仕事もせずに口答えばかりするから呆れ返るばかりだ)。
ワンネー キサ ユンチリトーンデー(私は既に呆れ返っているよ)。
過:ユンチリタン(呆れ返った)継:ユンチリトーン(呆れ返っている)。
- メモ
- →アチハティーン。
ユンヌ
与論島。
ユンヌミ
夜の目。灯し。
- 用例
- ユンヌミディシェー トゥブシ ヨーサイ(夜の目というのは灯しですよ)。
- メモ
- →トゥブシ。「松川童」『高志保の民話』より。
ユンハゴーサン
ひどく汚い。ひどく汚れている。
- 用例
- ソージン サングトゥ グミブッターシ ユンハゴーサン(掃除もしないからゴミだらけで、ひどく汚れている)。
- メモ
- 類:ハゴーサン・ハゴーハン。
読込中...