しまくとぅば単語帳
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キ(207件)
キー
羽毛。
キー
声。
用例
キーヌ マギサヌ マーマリン チカリーサ(声が 大きくて どこまでも 聞こえるよ)。
キー
髪。
キー
毛。
用例
グナサイネー キービスーヤタルムン フルイーシンレー キーン ミーティチョーシェー(小さい頃は 毛が薄かったのに 大きくなるにつれて 毛が 生えてきているさ)。
キーヌ、ムルヌギティ(毛が全部抜けて)。キーン ヌジェーンドー(毛も抜いてあるよ)。
キー
木。
用例
ウヌ キーヤ ワンガ イータン(その 木は 私が 植えた)。
キーウイ
【植物】きゅうり。
キーウム
【植物】キャッサバ。
キーゥンム
【植物】キャッサバ。
用例
キーゥンムン テーゲーヌ チネーヲゥティ イーラットータン(キャッサバも ほとんどの 家で 栽培されていた)。
キーカサー
かすれ声。声がかすれること。
用例
イャーヤ キーカサーナティ ハナシン チチグリサン(お前は 声がかすれていて 話も 聴き取りづらい)。
キーカサーアビー
かすれ声で話すこと。
キーカシ
おがくず。
用例
キーカシヤ トゥブグトゥ ホーチョーキヨー(おがくずは 飛ぶから 掃いておきなさいよ)。
キーカシマーイ
かんなくずで作った毬。
キーカマンタ
木+カマンタ。木製の鍋蓋。
キーキー
~きたり。
用例
アミテーキーキー ヒチャグトゥ(浴びてきたりしたので)。
メモ
~シーシー(したりして)参照。
キーギーファー
木製のカンザシ。
用例
ワッター ヒージーヤ キーギーファー サチョータル(私たちは 平生は 木のカンザシをさしていたんだよ)。
メモ
類:キージーファー(木製のカンザシ)。
ギーク ンジャトゥ
地名(沖縄市の越来と美里)。
メモ
隣接する2つの地域を並べていう呼び方。
キークェームシ
【虫】カミキリムシ。
用例
キークェームシヤ ミーンマガサレー チヌン ナガサン(カミキリムシは 目も 大きく 触角も 長い)。
キーサ
さっき。さきほど。
キーサ
すでに。既に。
キージーファー
木製のカンザシ。
用例
ワッタヤ ヒージーヤ キージーファール サチョータル(私たちは 普段は 木のカンザシを さしていたんだよ)。
メモ
類:キーギーファー(木製のカンザシ)。喪家の婦人は49日まで竹或いは木の簪に差し替える。
キージェーク
大工。家をつくる職人。
キージェークー
大工。家をつくる職人。
キージラ
木切れ。
キージラー
木切れ。
用例
ゥムニーダムヌン ネーランナトーグトゥ ソーソー キージラー アチミティ クーワ(芋を焚く薪も なくなったから さっさと 木切れを 集めて きなさい)。
キースーディネー
キースー+饗応。
メモ
長浜ではトーカチ祝いの手伝いをしてくれた人を3日後に呼んで御馳走でねぎらうことにキースディーネーと言った。キースーの意味は不明。
キーターレー
木盥〔たらい〕。
メモ
清明には重箱などの御馳走を木盥に入れて頭上に載せて運んだ。
その盥は日常に使うことはなかった。
キーチリザキ
墓での納棺の際に棺へ入れる酒。
メモ
声+切り+酒。
キーナビゲー
木製のしゃもじ。
メモ
キーナビゲーン、チカタンドー(木製の杓子も使ったよ)。
キーヌシー
木の精。
用例
キジムナーヤキーヌシーンリ(キジムナーは木の精だって)。
キーヌナイ
木の実。果実。くだもの。
用例
マッカーラソール キーヌナイ トゥッティ カムン(真っ赤に熟した 木の実を 取って 食べる)。
ガジュマルヌ キーヌナイヤ、ワッター カマビテール ムンヌ(ガジュマルの実は、私たちは食べましたもの)。
キーヌニー
木の根。
用例
ウヌ キーヤ カリーギサーヤグトゥ キーヌ ニーニン ミジ カキトーケー(その 木は 枯れそうだから 木の 根にも 水を かけておきなさい)。
キーヌハナ
木の枝の先。
用例
ナマ トゥバチェーヌ タークーガ キーヌハナンカイ カカトーン(今 飛ばした 凧が 木の枝のてっぺんに かかっている)。
キーヌファー
木の葉。
用例
ソージシーガーチー ゥンムヤチュグトゥ キーヌファー アチミレー(掃除しながら 焼き芋をするから 木の葉を 集めなさい)。
キーヌフヮー
木の葉。
キーヌマタ
木の股。
用例
キーヌ マタカイ ヰールーガ ヒッカカティ トゥラランナトーン(木の 股に 紐が ひっかかって 取れなくなっている)。
キーネー
来たら。
用例
アチャー トーフウヤーガ キーネー ターチェー コートーキヨーヤー(明日 豆腐売りが 来たら 2丁 買っておきなさいよ)。
メモ
類:チーネー(来たら)。
キーハガー
禿〔は〕げた人。
用例
イッター マヤーヤ ゥンマカラ アッチュヌ キーハガー マヤーヤサ(おまえの 猫は そこから 歩く 毛がハゲた 猫だよ)。
キービシ
頭の毛が薄い人。毛が薄い人。
キービシー
頭の毛が薄い人。毛が薄い人。
用例
グナサイネー キービシーヤティン ナンクル ミーティチューサ(小さいときは 毛が薄くても 自然に 生えて来るよ)。
メモ
類:キービスー(頭の毛が薄い人)。
キービスー
頭の毛が薄い人。毛が薄い人。
用例
ワッターシンカー ムル キービスーヤン(私の家族は 皆 毛が薄い)。
メモ
類:キービシー(頭の毛が薄い人)。
キービスサン
毛が薄い。
ギーファー
カンザシ。
用例
ギーファー イクチン ムッチョーサヤー(カンザシを 幾つも 持っているね)。
メモ
類:ジーファー(カンザシ)。
キーフクガー
細かい毛がついているもの。
キーフクガー
鳥肌。
用例
キーフクガールマーイタン(鳥肌が立った)。
キーフクガー
毛が膨れ上がっていること。
用例
トゥイヌ ムンカマンナティ キーフクガーソーン(鳥が エサを食べなくなって 毛が膨れ上がっている)。
キーブラチャー
毛が立つこと。
用例
ユル クラシンミー トゥーイネー キーブラチャーッシ(夜 暗い中を 通ったら 毛が立つ)。
メモ
身の毛がよだつ。寒さや恐怖を感じるときに使う。
キーブリラーチャー
毛が立つこと。
用例
ヒーサガタガタッシ キーブリラーチャーソーン(寒さで震えて 毛が立っている)。
メモ
身の毛がよだつ。寒さや恐怖を感じるときに使う。類:キーブラダチャー。キーブリダチュン(毛諸立つ)。
ギーマ
【植物】ギイマ。ツツジ科の常緑低木。
メモ
甘酸っぱい実がなる。
ギーマ
【植物】ヒサカキ。ヒサカキの実。
ギーマ
【植物】木の実の一種。
用例
ギーマ ムイガ ヤマカイ イチュン(ギーマを 取りに 山に 行く)。
キーマー
毛深いこと。毛深い人。
用例
イャーヤ アンスカ キーマーヤテール(君は とても 毛深かったんだね)。
キーマックヮ
木枕。
用例
ウスメーヤ チャー キーマックヮシ ユクティメーン(おじいさんは いつも 木の枕で やすんでいらっしゃっる)。
キーミー
黄身。
用例
クーガ カマチャレー シルミービカーン カリ キーミーヤ ヌクチェーサ(卵を 食べさせたら 白身だけ 食べて 黄身は 残してあるさ)。
メモ
類:アカミー(卵黄)。対:シルミー(卵白)。
キーミーグチ
生え際。
キームサー
【虫】毛虫。
用例
キームサー サーイネー ヰーゴークナインドー(毛虫を 触ったら 痒くなるよ)。
キームシ
【虫】毛虫。
キームム
【植物】桃〔モモ〕。ヤマモモ。
用例
ヤマカイ キームム ムイガ イチュン(山に 毛桃を 取りに行く)。
メモ
戦前は小さいキームムグヮーがあった。
皮に細毛のある桃。水蜜桃に似て小さい。桃の原種、キームム(毛深い桃)毛桃と呼ばれる山桃。 。
キーモー
毛が薄い人。
キーヤー
材木屋。
キールー
黄色。
用例
ミカン カミジューサイネー ティーマディン キールーナインドー(ミカンを 食べすぎると 手までも 黄色くなるよ)。
メモ
類:チールー(黄色)。
キイン
蹴る。
キーン
蹴る。
用例
ジャマヤグトゥ アマカイ ヒサシ キーン(邪魔だから あそこへ 足で 蹴る)。
過:キッチャン(蹴った)否:キラン(蹴らない)希:キーブサン(蹴りたい)継:キッチョーン(蹴っている)。
キーン
切る。
キーン
着る。
キーンム
【植物】キャッサバ。
キウイ
【植物】きゅうり。
キガ
怪我。
用例
クンドゥヌ カジフキ(チ)ヤ ウホークヌ キガニン ゥンジティ デージナクトゥヤサ(今度の 台風は 多くの 怪我人が 出て 大変なことだ)。
キカイー
喜界島。喜界島産の馬で中型。
メモ
沖縄本島で飼われた馬は生産地名で呼ばれた在来馬であった。他にナークー(宮古島産)・クミー(久米島産)・イージマー(伊江島産)があった。
キカシ
近年。
用例
キカシヌクトゥルヤルムン ウビランディチン アンナー(近年のことなのに 記憶にないってこともあるか)。
ギカシ
虱の卵。
用例
ウッサヌ ギカシガ シガトーテール(たくさんの 虱の卵が ついていたんだね)。
ギカジ
聞き分け。
用例
ウヌワラべー ドゥク マクナティ ティーチン ギカジンチカンサ(その子どもは あまりにも 腕白で ちっとも 聞き分けがない)。
メモ
類:チチワキ(聞き分け)。
キカンフーナー
聞かんふり。
用例
ハッサ!アリヤティカラ チカンフーナー ジョージテー(あれまあ!彼は 聞かんふりが 上手だよ)。
メモ
類:チカンフーナー(聞かんふり)。
キギーン
遮る。
用例
アマカイ イカラングトゥ マギキーサーニ キギーン(あそこに 行けないように 大きな木で 遮る)。
メモ
類:チジーン(遮る)。
ギキチャー
【植物】ゲッキツ。月橘。
メモ
カンカーの行事にはギキチャーに牛の血をつけて家の壁にさした。生け垣として植えられることが多い。
キクナー
春菊。
用例
キクナーヤ イェーティン マーササ(春菊は おひたしにしても 美味しいよ)。
キクン
聞く。
用例
シンシー ハナシ キクン(先生の 話を 聞く)。
メモ
類:チチュン(聞く)。
キサ
すでに。既に。
用例
キササチナティ(既に先になって)。
ギサ
~そう。
用例
シワギサガ(心配なのか)。マーサギサク(美味しそうに)。
ギサン
~そうだ。
用例
アビトールギサン(歌っているそうだ)。ウッチャンギーギサン(置き去りにするらしい)。
キジ
傷。
用例
ハーヤカイ キジ チキテーン(柱に 傷を つけてある)。キジ チキーン(傷をつける)。
キジアトゥ
傷跡。
用例
ウンナゲーナルカ ナマン キジアトゥヌ ヌクトーン(そんなに長いことなるのに 今も 傷跡が 残っている)。キジアトゥ ヌクトーン(傷跡が残っている)。
キジーン
漁る。
用例
カーラキジティカミヨー(川原を漁って食べよ)。
ギシチュー
【軟体動物】貝の名前。
メモ
味噌汁・酢味噌和え・油味噌にして食した。
キジムナー
お灸の痕のようなできものがあちこちからでてくること。
メモ
てんてんと光が飛んでいるようにみえるものをキジムナーと呼んだことから。
キジムナー
妖怪の一種。木の精ともいわれる。
用例
キジムナー ンチャンディヌチュン マンドータン(キジムナーを 見たという人も 多かった)。キジムナーニ ウサーッティ(妖怪キジムナーに襲われて)。
メモ
沖縄で伝承されている妖怪で、多くは古いガジュマルに宿っているといわれている木の精霊。猿に似て赤毛の長い髪。夜、口笛を吹くとキジムナーが来ると言われた。
キジムナーヌトゥンペー
キジムナーの唾。
メモ
ススキなどの草の葉についている白い泡のようなものを呼んでいた。
キジムナービー
キジムナー火。
メモ
キジムナーは小人で赤い顔をしているとされる。キジムナーが歩くとその火が見えると言われ、それをキジムナービーと称した。製糖時期によく見えるといわれ、海上に出ることが多かったという。
キジムナーヤーチュー
お灸の痕のようなできものがあちこちからでてくること。
用例
ウレー キジムナーヤーチュー ヤサ(それはキジムナーヤーチューだ)。
メモ
てんてんと光が飛んでいるようにみえるものをキジムナー(キジムナービー)といったことから。
キジャースン
かき回す。かき乱す。
用例
ヰーティ チュヌヤー キジャースン(酔って 他所の家を かき乱す)。
川キジャーチカミ(川を漁って食べよ)。
過:キジャーチャン(メチャメチャにした)否:キジャーサン(メチャメチャにしない)希:キジャーシーブサン(メチャメチャにしたい)継:キジャーチョーン(メチャメチャにしている)。
メモ
めちゃくちゃにとっちらかす。物事をめちゃくちゃにする。
キジャミ
刻みたばこ。
キジャミタバク
刻みたばこ。
キジャムン
刻む。
用例
チリビラー キジャムン(ニラを 刻む)。
キジャンバンジャン
蹴ったり手を上げたりしてしている様を表現した擬態語。
用例
キジャンバンジャンシ オーエーヌ ハテーネーン(手を上げたり蹴散らかして大喧嘩ばかりしている)。
キシリ
キセル・煙管。
用例
アネッ!タンメーガ キシリ パンパンサギンドー(ほら!おじいさんが キセルを パンパン音を立てて灰を落としているよ)。
メモ
類:チシリ(キセル)。刻み煙草を煙管に詰めて吸い終わったら、煙草盆の灰吹きのふちを軽く叩くなどして灰を落とす。
キタ
桁〔けた〕。屋根や床にさしわたす材木。
用例
キタヌ ヲゥーリトーン(桁が 折れている)。
ガヤヤー ツクイネー、ヤンバルカイ キタ コーイガリチ(茅葺きの家を造るときは、ヤンバルに桁を買いにといって。桁に使うまっすぐな材木はこの辺りにはなかった)。
メモ
建物の柱の上に棟の方向に渡して支えとする材木。
キタアミ
桁網。漁具のひとつ。
メモ
桁網(けたあみ)とは桁の両側に石を取り付け、海底を掘り返すようにした漁具。
キタナシー
汚い。
用例
キタナシーヤー(汚い家)。キタナシースガイ(汚い身なり)。
キダムン
薪。薪木。
用例
キダムン アチミティ アガリスバーンカイ マジドーケー(薪を 集めて 東側に 積み上げておきなさい)。
キダムン
木切れ。
用例
キダムン ヒッティッチッ ゥンム ヤチ カムン(木切れを 拾ってきて 芋を 焼いて 食べる)。
キダムングヮー
薪。薪木。
キタン
けった。
キチ
小丸太。
メモ
穴屋は束石の上に丸太材を載せ、その上にイヌマンユカやキチを敷いた床が大部分だった。
キチ
垂木〔たるき〕。
メモ
屋根を支えるために棟から軒にかける長い木材。
キチ
着て。
ギチギチー
【虫】セミの一種。アブラゼミ。
ギチギチー
ギチギチー
【虫】セミの一種。イワサキゼミ。
ギチキンギー
【植物】ゲッキツ。月橘。
用例
ヤーヌ カクイヤ ギチキンギール マシヤサニ(家の 囲いは ゲッケツが いいんでしょう)。
メモ
類:ギチチャー(ゲッキツ)。
ギチチャー
【植物】ゲッキツ。月橘。
ギチチャー
【虫】セミの一種。アブラゼミ。
ギチチャー
キチャン
着た。
キチョーン
着ている。
キッサ
さっき。既に。
用例
ウンジュガ イーンディソーシェー キッサ ワカトーイビン(貴方が 言おうとしていることは 既に 分かっています)。キッサ ウリーン(既に下りる)。
キッサ
既に。
用例
キササチナティ(既に先になって)。
キッチ
けって。
キッチ
切って。
キッチャキ
つまずき。
用例
ゥンマンカイ ムヌウチーネー キッチャキスンドー(そこに 物を置いたら つまずくよ)。
キッチャキ シチャン(つまづいた)。キッチャキサーニ(つまづいて)。
キッチャキクルビ
つまずいて転んでいる様子。
用例
ウヌ ワラビヌ キッチャキクルビスシヨー(その 子が 転んでばかりいることよ)。
キッチャキヒッチャキ
躓くこと。
用例
キッチャキヒッチャキヌアクトゥ(躓くこともあるので)。
キッチャキマチブイ
あちこちに絡まっている様子。
用例
キッチャキマチブイッシ ヌー ンチ アッチョーガ(キッチャキマチブイして 何を 見て 歩いているか)。
キッチャキムッチャキ
あちこちにぶつかっている様子。
用例
キッチャキムッチャキ ウヌ ワラべー マーン ヤマサンタガヤー(キッチャキムッチャキ その 子は どこも 傷つけなかっただろうか)。
キッチャン
けった。
キッチャン
切った。
ギッチョー
子どもの遊びの名称。
メモ
2本の短棒のうち長い方で短い棒を打ち上げて遠くへ飛ばし合う子どもの遊び。
キッティ
けって。
キットゥバスン
蹴り飛ばす。
用例
チュヌムン キットゥバスン(人の物を 蹴り飛ばす)。
過:キットゥバチャン(蹴り飛ばした)否:キットゥバサン(蹴り飛ばさない)希:キットゥバシーブサン(蹴り飛ばしたい)継:キットゥバチョーン(蹴り飛ばしている)。
キティ
けって。
キデークニ
島人参。
メモ
黄+大根。
キデークニを市場へ売りに行った。他の字ではチデークニという。
キヌー
昨日。
用例
ワンネー ウヌクトー キヌール チチャンドーヤー(私は そのことは 昨日 聞いたんだよ)。
メモ
類:チヌー(昨日)。
キネー
家庭。
用例
ンカシヌ ソージミグイヤ キネーヌカージ マーイタン(昔の 掃除廻りは 各家庭 廻った)。
メモ
類:チネー(家庭)。
キネームッチャー
家庭を上手に切り盛りしていること。
用例
ワッター ユメー イーキネームッチャーレー(私の 嫁は 良く家庭を切り盛りしているよ)。
メモ
類:チネームッチャー(家庭を上手に切り盛りしていること)。
キバイン
気張る・頑張る。
用例
イャーガル イッチガシージャー ナトーグトゥ ウミチットゥ キバインテー(お前が 一番年上 なんだから 精一杯 頑張ってよ)。
メモ
類:チバイン(気張る・頑張る)。
キフアシビ
寄付遊び。
メモ
9月にワカリアシビが行なわれるまで、寄付アシビなどいろんな名目をつけて、年に6、7回行なわれた。各戸から徴収されるアシビの経費とは別に寄付してくれた方々を招待して行なったアシビ。
キブイ
煙。
キブイ
戸数を数える時に使う。
用例
クンドー ナナキブイ アチマトーン(今年は 七軒 集まっている)。
キブイン
煙が出る。
メモ
あの家はタマガイがキブインドー。
キブトーンドー(煙っているよ)。
キフウンチケー
寄付+ご案内。
メモ
寄付をしてくれた高齢者をアシビに招待し、豚を潰して御馳走した。
キブオ
煙。
キブサン
煙たい。
用例
カマヌ メーヤ タムン メーチョーグトゥ キブサンドー(竈の 前は 薪を 燃やしているから 煙たいよ)。
メモ
類:キブハン(煙たい)。
キブシ
煙。
用例
オーダムン メースグトゥ キブシ マチャーチ(生木を 燃やすから 煙が 充満している)。
キブハン
煙たい。
用例
ワンネー チャーンネーンシガ ウンジョー アンスカ キブハンナー?(私は どうってことはないが 貴方は そんなに 煙たいね?)。
メモ
類:キブサン(煙たい)。
キブヤートゥールー
煙がくすぶっている様子。
用例
イャーガ ヒーメースグトゥ キブヤートゥールーシミティ(お前が 火を燃やすから 煙がくすぶっているよ)。
ギママ
わがまま。
用例
ドゥク ギママシミーネー デージドー(余り わがままにさせると 大変だよ)。
メモ
類:ジママ(わがまま)。
キム
豚の肝臓・レバー。
用例
チム コーティ チェーグトゥ ウヮーヌシシトゥ マジョーン シルワカシェー(レバーを 買って きたから 豚肉と 一緒に 汁にしなさい)。
メモ
類:チム(肝臓)。
キムアシガチ
気が焦る・心から苛立つ。
用例
ジカヌンネーン キムアシガチッシ(時間もなく 気が焦る)。
メモ
類:チムアシガチ(気が焦る・心から苛立つ)。
キムエー
意味合い・意味。
用例
ウヌ ワラビガ イーシェー ヌール イチョーラー ムル キムエーン ワカラン(その 子どもが 言うのは 何を 言っているのか 全く 意味も 分からない)。
メモ
類:チムエー(意味合い・意味)。
キムガカイ
気がかり。
用例
フカニ ヌーヌ シワンネーンシガ タダ イャー チュイガル キムガカイッシ フシガラン(他に 何の 心配もないが ただ お前 ひとりが 気がかりで しょうがない)。
メモ
類:チムガカイ(気がかり)。
キムカチクジーン
心をかき乱す。
用例
イャーガ ナイチカイ ハチ ヲゥランディ ウムイネー キムカチクジラリーンネーッシ(お前が 内地に 行って 居ないと 思うと 心がかき乱されるようだ)。
メモ
類:チムカチクジーン(心をかき乱す)。
キムガナハン
心から可愛い・愛しい。
用例
チョーデーヤー トゥーサ ハナリティン キムガナハン(姉妹は 遠く 離れても 心から愛しい)。
メモ
類:チムガナサン(心から可愛い・愛しい)   。
キムグーハン
心が小さい・心が狭い。
用例
キモー チャー マギク ムタンレー キムグーハイネー ヌーン ナランドー(心は いつも 大きく 持たないと 心が小さいと 何も できないよ)。
メモ
類:チムグナサン(心が小さい・心が狭い)。
キムグチ
胸元・みぞおち。
用例
チヌーカラ キムグチヌ ヤムシガ マーガラ ワッサルアガヤー(昨日から みぞおちが痛いが どこか 悪いんだろうか)。
メモ
類:チムグチ(胸元・みぞおち)。
キムグチカミラリーン
胸やけがする。
用例
アンスカ アバラガミヤ サンシガ ワンネー ユーキムグチカミラリーン(そんなに 大食いは してないが 私は よく胸焼けがする)。
メモ
類:チムグチカミラリーン(胸やけがする)。
キムグラハン
可哀想。
用例
タイガウヤ ウシナティ キムグラハヌナラン(両親を 失って 可哀想でたまらない)。
メモ
類:チムグラサン(可愛そう)。
キムグリームン
可哀想な人。
用例
ウヤン ヲゥラン キムグリームンヤサ(親が いなくて 可哀想な者だよ)。
メモ
類:チムグリームン(可愛そうな人)。
キムグヮーシンジ
豚レバーの煎じ汁。
キムグヮーシンジ
用例
カジヒキーネー アンマーガ キムグヮーシンジ チュクティトゥラスタン(風邪をひくと お母さんが 豚レバーの煎じ汁を 作ってくれた)。
メモ
類:チムグヮーシンジ(豚レバーの煎じ汁)。豚レバーに赤肉や人参等の野菜を入れて味噌仕立てにして食べる。栄養価が高く、現在でも滋養食として親しまれている。
キムサビッサン
心淋しい。
用例
ユーサンリナイネー アンシ キムサビッサンヤー(夕方になると 何て 心淋しいんだろうね)。
メモ
類:チムサビサン(心寂しい)。
キムドンドン
胸がドキドキする・わくわくする。
用例
ウリカンゲーイネー シワッシ キムドンドンスン(それを考えると 心配で 胸がドキドキする)。
メモ
類:チムドンドン(胸がドキドキする・わくわくする)。
キムヌマーントゥララン
心が何処にあるか落ち着かない様子。
用例
ワンネー キムヌマーントゥラランレー(私は 気持ちが落ち着かないよ・正常に保てない)。
メモ
類:チムヌマーンネーラン(心が何処にあるか落ち着かない様子)・キムンテーンナラン(心が何処にあるか落ち着かない様子)。
キムハリーン
心が晴れる。
用例
ウミーヤドーシェー チュクトゥバヤティン ハナシーシーネー ウッサシ キムハリーン(思い悩んでいることは 一言でも 話すと それで 心が晴れる)。
メモ
類:チムハリーン(心が晴れる)。
キムフジョーン
満足する。
用例
ウミーントゥーティ ナマネー キムフジョーンテー(思い通りにいって 今度は 満足したでしょう)。
メモ
類:チムハリーン(心が晴れる)。
キムマユイ
気の迷い・心落ち着かなく迷うこと。
用例
カンゲーティンカンゲーティン キムマユイッシ(考えても考えても 心が落ち着かなく迷ってしまう)。
メモ
類:チムマユイ(気の迷い・心落ち着かなく迷うこと)。
キムヤローン
心を痛めている・後悔している。
用例
アレー アビージューサヌ アンイチカラ キムヤローンドー(彼奴は 喋りすぎて そう言った後に 心を痛めているよ)。
メモ
類:チムヤローン(心を痛めている・後悔している)。
キムヤンジュン
心を痛める・心を損なう。
用例
タダ ウッピグヮーッシ ワラビヌ キムヤンジュンナー(たった それだけで 子どもの 心を傷つけるか)。
メモ
類:チムヤンジュン(心を痛める・心を損なう)。
キムンテーンナラン
心が何処にあるか落ち着かない様子。
用例
チャーシ カンゲーティシムラー キムンテーンナラン(どのように 考えていいのか 落ち着かない)。
メモ
類:チムヌマーンネーラン(心が何処にあるか落ち着かない様子)・キムヌマーントゥララン(心が何処にあるか落ち着かない様子)。
キューイ
【植物】キュウリ。
用例
サキヌ オカズガ ヌーンネーンラー キューイ イェーリワ(酒の 肴が 何もないなら キュウリを 和えなさい)。
キラマーミーシガ マチゲーミーラン
慶良間は見えるが睫毛は見えない。
メモ
遠くの物は見えるが近くの物は見えない。灯台もと暗し。
キラムン
薪。薪木。
用例
キラムン アチミティ アガリスバーンカイ マジドーケー(薪を 集めて 東側に 積み上げておきなさい)。
キラムン
木切れ。
用例
キラムン ヒッティッチッ ゥンム ヤチ カムン(木切れを 拾ってきて 芋を 焼いて 食べる)。
キララン
けらない。
キラン
けらない。
キラン
切らない。
キラン
着ない。
キリキリミングヮー
きりきり舞い。
用例
ワタヌ キリキリミングヮースカ ヤムタン(お腹が きりきり舞いする・転げまわるほど 痛かった)。
キリケーラスン
蹴り返す。
用例
キリケーラサワン(ころがろうものなら)。
キリケーラスン
足に引っかけてひっくり返す。蹴〔け〕ってひっくり返す。
キリケーラスン
突き飛ばす。
用例
トゥーイミチカイ ジャマナトーグトゥ アマンカイ キリケーラスン(通り道に 邪魔になっているから あそこに 突き飛ばす)。
過:キリケーラチャン(突き飛ばした)否:キリケーラサン(突き飛ばさない)希:キリケーラシーブサン(突き飛ばしたい)継:キリケーラチョーン(突き飛ばしている)。
キリシター
キリシタン。
メモ
琉球王府時代、キリスト教は信仰も布教も禁止されていた。明治期に入っても弾圧は続いたが、1889(明治22)年信教の自由が認められるようになった。波平出身の比嘉保彦は、1907(明治40)年には長崎の神学校を卒業後、波平の自宅を集会所として読谷山教会を設立し、精力的な伝道活動が開始された。その後1912(大正元)年上地出身の照屋梅岸が無償で敷地を提供し、現在地に木造瓦葺の教会堂が建築された。これは沖縄県内で初の農村キリスト教会と言われる。キリスト教は一神教であり、偶像崇拝を禁止していたので、沖縄の民俗信仰とは相容れず、その設立当初、キリスト教信徒は、嫌がらせ、縁組みの拒絶、井戸やサーターヤーの使用禁止などの厳しい迫害を受けた。
 1941(昭和16)年日本基督教団が設立され、日本メソジスト読谷山教会もその組織に加盟、日本基督教団読谷山教会となった。同年教会は日本陸軍の物資集積所になり、1945年、米軍の艦砲射撃、爆撃により消失した。戦後、信徒の尽力により、1952年元の場所に会堂を再建し、伝道活動を再開した。1987(昭和62)年、保彦による設立からちょうど80年となる節目に、現在の会堂が建設された。同教会は、保彦が自宅で伝道を開始して以来100年以上にわたり、キリスト教伝道の拠点的役割を担ってきた。
キリヌジ
蹴り折る。
用例
首キリヌジ(首を蹴り折られ)。
メモ
キーン+ヌジュン。
キリハニ
小魚の群れの先頭。
メモ
また、統率力のある女性にもいった。
キリバンバン
蹴り+バンバン。
用例
キリバンバンシ ヤラサーイ(追い立てるように出して)。
メモ
バンバンは蹴ったり、叩くなどの状態を表す。
キリビラ
【植物】ニラ。
キリビラ
用例
キリビラ イッティ ソーミンチャンプルー イリケーワ(ニラを 入れて ソーミンチャンプルー・そうめんの油炒めを 炒めなさい)。
メモ
類:チリビラ(ニラ)。他字ではチリビラという。
キリマシ
枡を切ること。
用例
クミ ウイネー リッパ キリマシッシ ウリヨー(米を 売る時には ちゃんと 切り枡で 売りなさいよ)。
メモ
類:チリマシ(枡を切ること)。
ギレイン
洗骨する。
用例
フーニ ギレイン(洗骨する)。ギレイミセータン(洗骨なさった)。
ギレーイン
洗骨する。
用例
ナー ヲゥランナティカラ サンニンナティ ハーマヲゥティ ギレーイン(もう 亡くなってから 三年経つので 浜で 洗骨をする)。
メモ
類:カルクナスン(洗骨)・シンクジ(洗骨)・クチギレー(洗骨)・チュラクナスン(洗骨)。
洗骨は数年経って死体が朽ちた頃に行った。棺箱を外に出すのは男性の役目で、洗骨は女性の役目であった。
キレークニ
【植物】人参。
用例
チムトゥ チレークニヌ シンジチュクイン(レバーと 人参の 煎じ物を作る)。
メモ
類:チレークニー(人参)。
ギレーユン
洗骨する。
キン
着物。
用例
ユーフル イリレーカラー ヘーク キン キシレー(風呂を 入れたなら 早く 服を 着せなさい)。
メモ
類:チン(着物)。
キンカン
【植物】金柑。
キンキハラ
着物の数々。
用例
イャームン ニービチネー ワンガ キンキハラ ダテーン シコーティ ムタスサ(お前の 結婚式には 私が 着物の数々を たくさん 準備して 持たせるさ)。
メモ
類:チンチルカー(着物の数々)。
キンケーリン
ひっくり返る。
用例
キンケーリテーウイシ(ひっくり返ったりして)。
キンサギゾー
着物を下げる竿。
用例
キン サギーグトゥ キンサギゾー ムッチ クーワ(着物を 下げるから 竿を 持って 来なさい)。
キンジー
食べ物の贈り物。
用例
ヤーフチカイ キンジー ムッチイチュン(家普請に キンジー・援助の品を 持って行く)。
サンジ マニアーチ、キンジー ムッチ イケー(三時に間に合うように、差し入れを持っていきなさい)。
メモ
家の普請〔ふしん〕などの際、大工などに差し入れる飲み物や食べ物。家普請の時などに援助として持って行く。現在でもその風習は残っている。
戦前のキンジーは豆腐2、3丁が主だったが、楚辺ではウグマバンヤクー(胡麻菓子)もキンジーとして贈られた。
キンジーヒンジー
食べ物の贈り物。
用例
ヤーフチヌ キンジーヒンジーン マンリ クヮッチーヤサ(家普請の 食べ物の贈り物が 多くて ご馳走だよ)。
メモ
家普請の時などに援助として持って行く。
ギンジャー
物乞い。乞食。
用例
ギンジャーフージナムン(乞食のような者)。
ギンジャーヤー
物乞い。乞食。
用例
ギンジャーヤーガヤタラ(乞食なのか)。
ギンジャナー
物乞い。乞食。
キンジャヤー
物乞い。乞食。
用例
キンジャヤーヌスガイ(乞食の身なり)。
ギンジャヤー
ハンセン病。ハンセン病患者。
ギンジャヤー
物乞い。乞食。浮浪者。
ギンジャヤースガイ
乞食のような恰好。
ギンジュー
【虫】トンボの一種。
キンヂチン
着物+包み。着物包み。
メモ
家を出る覚悟でキンヂチン(着物包み)を持たせてくださいと言った。チンヂチンともいう。
キンヂチンカミヤー
嫁入りの行列で花嫁の着物包みを頭にのせて運ぶ役目の者。
メモ
チンヂチンカミヤーともいう。
キンヂチングヮー
着物を包んだ風呂敷。
用例
ワッター アバーヤ キンヂチングヮー ムッチ ユミナティイチュサヤー(私の 姉さんは 着物の風呂敷包みを 持って 嫁に行くんだね)。
メモ
類:チンヂチン(着物を包んだ風呂敷)。
キンヌハシ
着物の切れ端。
用例
ヌーン ネーンラー キンヌハシッシ ノーイルスル(何も なければ 着物の切れ端で 縫うんだよ)。
メモ
類:チンヌハシ(着物の切れ端)。
キンブ
【植物】ミカン。
キンブ
ミカンの一種。九年母。
用例
キンブグヮーガ マーサギ ユカトーシヨ (みかんが 美味しそうに 実っていることよ)。
メモ
男が余所の木のキンブを落とすのを女が下で受けとめた。一般にはクニブと呼ばれている。
キンブグヮー
ミカンの一種。九年母。
用例
キンブグヮーガ マーサギ ユカトーシヨ (みかんが 美味しそうに 実っていることよ)。
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